入試課ブログ

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2009-01-22

センター利用入試大胆予想 その3[デザイン工学部編]

今年もこの季節がやってまいりました。

こんにちは、入試課ブログです。

恒例のセンター利用入試大胆予想。
各予備校さんが自己採点結果などをもとに、ボーダーラインを発表しています。

それに基づいてこれから出願、という方もいるでしょうし。

例年同様、予備校によってバッラバラです。

ちなみに、昨年の大胆予想で紹介した予備校1~3さんのいわゆるボーダーラインは、
1つの学科も当たりませんでした。

「当たりませんでした」っていうのは誤解があるか、あくまでも目安だから。
でも昨年はその「目安」にすらなってなかった感が。

A判定にすら、カスってなかったとこ多数。
B判定の数字より実際の合否ラインが何十点も違う学科すらあったし。
ね、だからB判定とかなんちゃらかんちゃらっていうのを、
鵜呑みにしちゃいけませんよってことですよ。

今回は2/5まで出願期間となっている
センター利用入試(2科目利用)についての各データと解説を。

1科目利用については、
もうひとつの実技や小論文などの点数によって左右されるのでここでは紹介できません。

というわけで、本学センター利用入試(2科目利用)の2教科2科目・200点満点での各予備校さんによる合格判定基準と、なかのひとの偏った目線によるコメントをお送りしてまいります。

あくまでも予想でしかないし、実際にどういった成績の方が出願されるかによって、
合否ラインは大きく変わってしまいますのでそこはご理解ください。

そこを理解していただかないと、
「入試課ブログでこう書いてたじゃないか!!!!!」
って合格発表日に抗議の電話をかけてくる保護者の方がいたりするので(昨年実話)。

今日はデザイン工学部編で。
(グラフィックデザイン学科は、センター2科目利用で受験できません)

企画構想学科
予備校1 A:150 B:142 C:134
予備校2 A:158 B:150 C:142
予備校3 A:158 B:150 C:142

▼コメント
今年新設される企画構想学科。
昨年9月から上映されモントリオール国際映画祭グランプリや、
2008年度キネマ旬報ベストテンで第1位となった映画「おくりびと」の脚本を担当した
小山薫堂先生が学科長となるこの学科。

誰かの“きっかけ”をつくることが仕事の醍醐味―小山薫堂氏 インタビュー[日経トレンディネット]
2009年度には東北芸術工科大学の学科長に就任されますね。[日経トレンディネット]

「○○構想学科」とかっていうのはこのあたりだと、
宮城大学さんに「事業構想学部」、
東北学院大学さんに「教養学部 地域構想学科」というのがあります。

で、肝心のセンター2科目に関するコメント。
う~ん、センターで得点率80%以上をとっている「上位者層」が、
他学科に比べてもかなり少ないですねぇ。
そのかわりに得点率7割のあたりにごそっといる感じ。
新設学科なので、どういう方が出願されるのか見えないところですが、
いずれの予備校さんの数字をみてそのあたりかなぁと思ってはいます。

プロダクトデザイン学科
予備校1 A:158 B:142 C:134
予備校2 A:162 B:154 C:146
予備校3 A:176 B:168 C:160

▼コメント
予備校3さんが、高く出してきました。
いろいろな数字と入試課的感覚だと、昨年よりもプロダクトのセンター2科目志願者は減りそう。
さらに、「上位者層」が4割くらい減っています。
おととしの合否ラインは、得点率75%くらい。
あとは出願者の成績によって上下するでしょう。

プロダクトデザイン学科、実は定員が今年増えているので、
一般入試も含めて今年は少し広き門になりそう。
チャンスな気が。

建築・環境デザイン学科
予備校1 A:142 B:134 C:126
予備校2 A:160 B:152 C:144
予備校3 A:152 B:142 C:132

▼コメント
いいとこかな~。
建築・環境は昨年のセンター2科目で得点率が8割ないと合格できませんでしたが、
それよりも合否ラインは下がるのではないかと思います。
予備校1さんあたりの数字でもいけるかな~。
予備校2・3さんのB判定数字よりはもうちょっと低くてもいけるかな~。
こればっかりはどういう方が実際に出願されるかによって大きく変わるので、
言い切ることはできませんがここの学科はチャレンジしてみてもよいかと。

映像学科
予備校1 A:150 B:142 C:134
予備校2 A:164 B:156 C:148
予備校3 A:164 B:156 C:148

▼コメント
予備校2と予備校3がまるっきり同じ数字。
こういうこともあるのね。
はっきり言います。
映像学科は今年の入試で一番人気です。
理由は・・・入試課でもよくわからなかったり。
昨年の入試データがさっぱり参考にならない感じ。
各予備校さんのデータでもすべて2~4割志願者が増えています。

ただ、そのためなのかなんなのか、
映像学科志願者のセンター平均得点率はそれほど高くない。
平均すると65~70%ほど。
というデータを考えていったときに、さてどちらに転ぶかなぁ。
「映像学科」として募集するのも初めてなもんで、なかなか判断がつかないです。

というわけで、以上が「センター利用入試 大胆予想[デザイン工学部編]」。
でもむなしいのは例年の経験上や志願者アンケートを見ると、
こういう「センター利用2科目」のような入試に出願する方の約8割は、
入試課ブログを見ていないことなんだなぁ・・・

あと、最初にも書いた通り、この予想、大抵当たらなかったり。

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