いつもなら2月末は大学って意外と静かなんですが。
こんにちは、入試課ブログです。
今年はかなり空気が違います。
まぁ、それもこれも就職活動の開始時期が3か月遅れることになったから。
3か月って言ってますけど、つい7~8年前までは3年生の10月頃に始まっていたわけなので、
その頃から比べれば半年も遅く始まることに。
で、この時期、大学は授業も終わっているけど、
3月1日の就職活動解禁を目前に、「就活キックオフ」が開かれました。
見よ、ホントに一席も空いてなくて、後ろに他の教室から椅子を20脚以上入れても足りないっていう熱気。
「芸工大は就職が~」とかなんとか言っている高校の先生や親御さんに、この写真を見せてあげてください(笑)
で、「就活キックオフ」って、どうせまた同じような話をされるんだろ、と思っている3年生がいるやもしれんのですが、
いえいえ、うちの大学はもう実践です。
その場で近くの人同士でグループを作ってもらい、12枚のカードから1つの答えを導く、というグループワークを体験。
みんなスイスイと進めているのを見て、ちょっと頼もしく感じましたな。
このあたりの動きは、日頃の授業の成果が表れているような気がしました。
ちょっと答えが出なくて悶絶しているチームもありましたけど。
こういうグループワークなどをすると、「リーダーシップが」ってよく言われるんだけど、参加した皆さんは井上キャリアセンター長の話を聞いて、この「リーダーシップ」という言葉も改めて昨日は考え、「自分でもできる」と思う機会になったのでは。
ちなみに、芸工大の就活、超注目されていて、昨日参加していた人はわかると思いますが山形の民放4局すべてに取材いただきました。
だから、「芸工大は就職が~」とかなんとか言っている高校の先生や親御さんに、この写(略)
この「就活キックオフ」に引き続いては、「スーツ着こなしセミナー」「メイクアップセミナー」が。
これ、また後日お知らせしますが、ホント行かなかった人は損したなぁ。
なんだか急に、あったかいんだからぁー。
こんにちは、入試課ブログです。
道路にも歩道にもほとんど雪という雪はなくなりましたね、山形市内。
このまま全部融ける、というわけにもいかないんでしょうけど。
で、「卒展な風景 その2」。
「卒展」の正式名称は、「卒業・修了研究/制作展」。
なので、展示されている内容には、ざっくり言って以下の4つのパターンがあります。
・卒業制作
・卒業研究
・修了制作
・修了研究
「卒業」とついていれば、大学4年生の取組み。
「修了」とついていれば、大学院生の取組み。
「制作」とついていれば、作品を制作すること。
「研究」とついていれば、論文を執筆すること。
ざっくりすぎてわかりづらいかもしれませんが(汗)
で、カリキュラムの内容的に、「制作」ではなくて全員が「研究」となるのが、美術史・文化財保存修復学科(この4月入学者からは、「文化財保存修復学科」)と歴史遺産学科です。
こちらは、美術史・文化財保存修復学科の展示会場。
掛け軸などの作品も展示されていますが、これらは「修復」や「保存」の研究対象としたものなので、「制作」したわけではありません。
ちなみにこの「卒業研究」の場合は、「口頭発表」と言って、自分の研究成果をみんなの前で発表する機会があります。
これはまた緊張するわけですけどね(汗)
同様に、歴史遺産学科では、
「パネル展示」でそれぞれの卒業研究の内容をまとめたパネルを作って展示しています。
「研究論文」自体は、各パネルの前にファイルが置いてあるので、来場者の方も読んでいただくことができます。
そしてもちろん、
歴史遺産学科でも「口頭発表」があります。
自分が研究した内容を他の人にもわかりやすく説明するっていうのはなかなか大変なもので。
でもこうやっていろいろな力が身についていくのだと思います。
さらに、今年初めて卒業生が出る文芸学科。
文芸学科の場合は、小説などの作品を書けば「卒業制作」だし、文学者を研究すれば「卒業研究」になりますね。
先輩もいない中での一期生の卒展は大変だったと思います。
なんだかずいぶんと真面目な内容になってしまってるな。
卒展期間中は、嵐のように過ぎていきました。。。
こんにちは、入試課ブログです。
なかなか更新できずすんません。。。
美術科は東京都美術館での東京展も21日から始まるから、まだ気が抜けないどころかもっと大変かも。
山形のキャンパスで見ることができた展示とはまた違った作品の見え方になるかもしれません。
ちなみに、昨年は東京展も好評で、こんなまとめがされていたりしていました。
東北芸術工科大学 卒業・修了展[東京展](2013年)の感想など
美術家パルコキノシタさんによる、東北芸工卒展雑感
では、卒展の様子を写真でちょっとご紹介。
昨年は会期中の土曜日に猛烈な大雪に見舞われたんですが、今年は変わりやすい天気だったけどなんとか持ったような感じでしょうか。
本館1階には出張カフェスタンドが。
卒展特別メニューで、コーヒー50円ですから!
なかのひともカフェスタンドで肉まんパンなど購入いたしました。
ほんとにパンの中に肉まん入ってんの。
写真撮ればよかったな。
ちなみに、この出張カフェスタンド、この記事でご紹介した例のものです!
そのカフェスタンドの横を抜けると、
大きなビニールハウスの展示ブースが。
こちらは卒業制作ではなくて、大学と地元山形がどのようなつながりを持っているのかを多くの方に知っていただきたい、
ということで昨年から実施している「山形と芸工大展」です。
新聞社さんにも協力をいただいて、実際の新聞記事とともに商品サンプルを設置。
いろーんなことが大学の中と外で行われていることがわかっていただけたのではないかと。
そういえば、写真にもご家族連れが写っていますが、今回県外から卒展へおいでになられた方によく言われたのが、
「子供さんとか、家族でいらしてる方が本当に多いですね。他の大学では考えられない」という言葉。
わたしたちにとってはいつもの見慣れた光景なので(笑)、
それがスゴイことだなんてあまり思わなかったんだけど、改めて言われると意外とスゴイことなのかもねぇ。
「地元との関係性がすごくよくわかる」と言っていただきましたし。
ちなみに卒展期間中には高校生はもちろんですが、
山形県内の中学生にもたくさん来場いただきました。
中学や高校の先生の資格を取るための「教職課程」を履修している芸工大生が中学生1グループに2~3人ついて大学内の展示をまわり、
4年生の先輩から作品のコンセプトなどを聞いたり質問したり。
中学生にとってはものすごく刺激になる体験だし、教職課程を履修している芸工大生にとっても、実際に生徒たちと向き合うことができる貴重な機会ということで。
いよいよ明日から、ということで。
こんにちは、入試課ブログです。
大学のなかのひと的には「卒展」が明日からなんだけど、入学予定者のみなさんにとっては「アパート紹介」と「パソコン相談」が明日から、という感じでしょうか。
というわけで、ちょっと下見をしてきました。
会場は、学生会館(学食が入っている建物)の2階になります。
入口にもなんだか昨年まで見たことのない看板が立ってるし。
今回は、2つの不動産に関する協会さんにお願いしているので、昨年までよりもさらに物件数はご紹介できるのではないかと。
おおよそ、大学からの距離表示でご紹介しています。
この紹介を前に自分で不動産屋さんを回られて、
「大学の紹介の時には物件なくなってますから、早めに決めた方がいいですよ!」と言われた方も多いでしょうが、
そりゃ不動産屋さんにしたら自分のところで決めてもらった方がいいですからねぇ。
それはそれでよいとして、今回は「芸工大生向け」の物件が集中的に出ますので、こんな「大学からの距離別物件」パネルがたくさん掲示されます。
この掲示を見ていただいて、よさそうな物件をみなさんに選んでいただき、それを受付に伝えていただくと、その物件を持っている不動産屋さんが大学へ迎えに来ますので、一緒に見に行っていただきます。
それでOKなら直接不動産屋さんとやりとり、他を見たければ、またほかの物件で同じように、ということになります。
受付にいるのは不動産協会の方とうちの学生なので、毎年の状況や学生のリアルな声を聞いてチョイスすることができます。
で、パソコン相談の方は、
こんな感じ。
ちょっと殺風景か(笑)
さて、今日は他学科に先駆けて、企画構想学科で入学予定者(AO・推薦等合格者)に向けたスクーリングがありました。
小山薫堂学科長から挨拶。
みんなしっかり聞いてますね。
ま、たぶんこれからスクーリングがある他学科のみなさんは、
「みんなどんな服を着てスクーリングに来ているのか!?」ってことの方が気になるってことは重々承知しております(笑)
いや、なんでもいいです。
ただ、「スクーリング」だから、そこさえわきまえていれば、制服である必要はありません。
軽部先生、ラッスンゴレライをしている
わけではなく「受け身では何も身につかない」という話を。
そうなのよ。
いまは「生徒」かもしれませんが、4月からは「学生」になります。
この違いを十分理解して、入学までの時間を過ごして欲しいところ。
だから今日一番気になったのは、先生方の話を「誰もメモしてない」ってこと。
たぶん「メモしてない」ってことは、教室を出た瞬間に忘れちゃうのよね、きっと。
振り返ることもできないから、「楽しかった」で終わっちゃう。
厳しい言い方だけど、「メモしてない」ということはまだみんな「受け身」、本当に今日は気になりました。
ちなみに、前回(12月にありました)の提出課題の再提出、というのもあります。
本吉先生チェックがきっちりと!
全員共通の課題として「新聞スクラップブック」がありましたので、先生が手分けしてチェック。
もちろん、小山学科長も一人ひとり面談。
入学までの期間をどう過ごすか、スクーリングを通してしっかり考えてくださいね~
昨日あたりから、AO・推薦などで合格した入学予定者の手元にパソコンなどの案内が届いたようで。
こんにちは、入試課ブログです。
毎回微妙なデザインの「新入生向けパソコンラインナップ」の案内がまだ届いていない方は、少々お待ちください。・案内文書にも記載していますが、パソコン本体については今回お送りした案内(NTT東日本-東北)から購入しなければならないということではありません。
・パソコン本体は、今回の案内で各学科等の推奨機種をご覧いただき、お近くの家電量販店等で購入いただいても問題ありません。
・ただし、「Adobe Creative Cloud」および「Office Professional Plus」については、今回同封されている申込書で全員の購入が必要となります。
・今回ご案内しているパソコン本体の販売価格には、「Adobe Creative Cloud」「Office Professional Plus」「4年間保証」が含まれています。(「dynabook R73」を除いた機種は、1TBのHDDも含みます)
・文芸、プロダクト、グラフィック、映像は、さらに必要なソフトがありますので、裏面の「ソフトウェア一覧」で確認の上購入ください。
・毎年、授業が始まってから「このソフト、購入していません」と言う新入生が出てきますが、その時点で授業から遅れてしまいますので・・・・WinかMacかどちらでも選べる学科コースも複数あります。こればかりはみなさんの判断にお任せします。
・ただ、今回の案内でMacを購入すると、Macの中にWindowsもインストールされてくる(Bootcampといいます)ので、Mac1台で、WinもMacも両方使えるからいいんじゃね?、というのがなかのひとの個人的な意見。
・家電量販店等でMacを購入される方、あるいはすでにお持ちのMacを使用しようと思っている方は、この「Bootcamp」が必須になりますので、充分注意してください。・今回のラインナップは、最大でも重さが1.57kgなので、重量という部分ではどれを選んでもいけるかな。
・在学生が一番声を大にして言うのは、「とにかく持ち運びが多いから、軽いやつ買え!」なので。
(もちろんパソコンがスムーズに動く条件も満たしたうえでね)・ちなみに、案内の中にある「ご相談会」は、毎年こんなイメージ
・相談は、NTT東日本-山形のスタッフさんが行います。うーんと、こんなところかな・・・
なにか思い出したらまた書きます。来週にはAO・推薦合格者にはスクーリングもあるわけだけど、課題にまだ手をつけていない人もいるかな?
開講式で副学長からあった話、覚えてますかね。●君は、何のために芸工大に来るのですか?
●君の夢は何ですか?
●そのために、何をしますか?
●時間は人生において最も平等なもの、誰もが一日24時間を割り当てられています。
●実りある人生を送る人とそうでない人の違いは、時間をどう使うかにかかっています。
→行動において最も大切なことは、すぐに最初の一歩を踏み出すこと
小さなことをやり遂げると、大きなことに続く扉が開く
入学前の課題の時点で、次の扉が開かない人がいそうなので(笑)
こんにちは、入試課ブログです。
先日もご紹介した、山形県舟形町のPR映像を作る話。
先週、その映像企画を舟形町の担当者の方へ発表して、実際に撮影する映像を決めるプレゼンテーションがありました。
あ、これ、もう一度紹介しておくと、「授業」ではないんです。
CMディレクターで映像学科の今村先生と、マーケティングが専門で企画構想学科の関橋先生が主催しているチュートリアル「CM企画塾」で取り組んでいるもの。
「チュートリアル」っていうのは、ちょっとイケメン風な徳井サンと自転車にブレーキついていなかった福田サンが、
じゃなくて、
ものすごーくわかりやすく言うと先生が主宰するサークルのようなもので、授業外の活動として大学ができたときから取り組んでいます。
授業ではないので、この「CM企画塾」にも、映像学科や企画構想学科だけでなく、グラフィックデザイン学科の学生も参加しています。
4つのグループが、それぞれの企画案を町の担当者の方へ提案。
そのなかから2案が採用されることになって、ちょっとここからはそれぞれの得意分野で、ということで、
グラフィックデザイン学科の学生はこのPRビデオに関するポスターを
企画構想学科の学生は、キャッチコピーを
そして、映像学科の学生は実際にどういったメンバーでカメラや録音をまわしていくのか、なんて感じでミーティングを。
ちなみに、、、この「企画」をするために、学生のみんなは昨年11月に舟形町で1泊2日で出かけて、舟形町のいろいろなところを実際に見ています。
「ロケハン」といいます。
舟形町のみなさんから新そばを振る舞っていただいたり、伝統的な冬の暮らしぶりを伺ったりと、同じ東北出身、あるいは山形出身でも、実は知らないことがたくさんあるし、実際に現場を見ないと、なにをどう表現するかは考えることができませんしね。
CMなど映像作品を制作する場合、こうやって前もって現地を訪れてみることを「ロケハン」と言います。
あ、別に新そばを食べることが「ロケハン」じゃなくて(笑)、撮影予定の場所をいろいろとめぐって、企画を考えていくわけです。
(ロケハンの写真は、今村先生よりお借りしました〜)
ちなみに、2回目のロケハンに、昨日今日と出かけていて、実際の撮影は2月中旬の予定。
うん、すんごい雪の中だと思うけど、その「冬の舟形町」を学生のみんながどう表現するかが楽しみ。