テキスタイルコース

紅花ルネサンス
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2013-11-22

卒制ブログのはじまりはじまり

こんにちは、芸工大テキスタイルコース四年生です。
卒業制作で忙しい毎日ですが、ここではそんな忙しく充実した女だらけの制作風景やら小話やらをご紹介させていただこうと思います。
記事を担当するのは、桑原と及川の卒展広報係ふたりです。本日は桑原(小さい方)が担当させていただきます。よろしくお願いします。
 
さて、一昨日と昨日は学校の周りでも雪が降りました。11月に入ってから寒い日が続きわがコースでも何人かマスク女が…
記念すべき第一回は、そんな中でも外(に近い気温の場所)で作業をしていた二人に注目してみたいと思います。
 

この器形のものに白い塗料を塗っているのは、可憐な見た目と情熱的な職人魂を持ち合わせたテキスタイルの天使こと内藤さんです。実はこの塗料が塗られているもの…鉄の棒一本一本溶接したものなんです。きれい!
まっすぐな鉄の棒に角度をつけ、それを溶接して行くそうですが、溶接で苦しんだ経験があるのでこの作業がいかに集中力を要するかがわかります…
(ちなみにこれを見ていた金工の男子が「俺より溶接うまいかも」ともらしたとか。)

 
※なぜテキスタイルの学生に溶接経験が…と思われた方のためにちょこっと解説をば。
わたしたちは三年生のときに、テキスタイルと工芸コースと合同で『Lighting Object 2012』といういわば「光るオブジェ」を作るプロジェクトをやりました。そこで鉄を

た人は金工の先生方に溶接を教えていただいたので、一応は溶接ができるのです。テキスタイル四年生12人のうち、8人くらいは溶接できると思います。> そんなわけで布と戯れるばかりではないテキスタイルコースです

さてさて、内藤さんはこの鉄の器をどう成長させていくのでしょうか?

もう鉄の作業はないということで、また新たな姿をこちらでお見せできればと思います。

 

 

お次はこちらです。

竹を裂いて不思議なかたちをたくさん作っているのは、植物の繊維を編ませたら学校一の武田さんです。
この竹は自分で刈ってきたものとのこと。「竹って女一人で刈れるの?」はい、刈れます…刈れますが、大変です。
彼女は竹を短く切り、更にそれの片側から細かく裂いている模様…
そして竹を熱して裾広がりになるようにしているとのこと。「たこさんウインナー」状態ですね。
この不思議な形もまた、このままの形ではないとのこと…
次にご紹介するときにはまたひと味違った竹の姿をご紹介したいと思います。

そんなわけで今回は、内藤さんと武田さんの制作経過に焦点を当ててみました。
彼女たちの作品の今後に乞うご期待!
毎日寒いですが風邪をひかないようにあったかくしてがんばりましょう。

桑原

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