こんにちは、入試課ブログです。
プロダクトデザイン学科2年生の「製品デザイン演習」の様子を紹介しましょ。
課題のテーマは、
「人差し指と中指で使うはさみのグリップ形状をデザインする」
条件としては、
・親指は使うことができない
・人差し指と中指の他に手のひらを使ってもよい
はさみって、普通は親指と人差し指・中指を使いますよね?
そうではなくって、「人差し指と中指で使うはさみ」という課題。
で、はじめにバルサ材を削ってピーマンを作って道具に慣れること、
そしてモノの形をつかむ課題に取り組みました。
で、できたピーマンが↓
↓のような道具「ビット」を使って、削っていったり。
んで次に、「スタイロフォーム」という発泡スチロールのような、
というとわかるかな? 発泡体を使って、
バルサ材とはまた異なった素材から具体的に形を起こす課題に取り組みました。
それで、形を起こして塗装したのが↓
遠目キレイに見えるんですが、まぁ削るの失敗してたり、
塗装失敗してたりなんてのはよくある話で。
あくまでも「課題」なんだから、ここから学んでいけばいいのです。
っと、今日はここまで。
続きは、
↑な感じで展開していきます。
ご指名ありがとうございまぁ~す、入試課ブログで~す。
指名してなぁいとかい・わ・な・い・の。
そうです。
シェルターさんには本学の卒業生もお世話になっていますし、
なかのひとの友人も働いていらっしゃいます。
うちの場合は「建築学科」ではなくって「建築・環境デザイン学科」なので、
高校生がイメージしがちな「建築=理系」というのだけじゃなく、
都市計画、まちづくりなどを勉強して公務員として活躍したり、
ランドスケープデザインといって風景など屋外のデザインの勉強、
「環境」と名がつくからにはエコなことなどなど、
干し柿づくりにも取り組みます。
干し柿はちょっとそれまでの領域と違うかっ。
んでも、理系じゃなけりゃとか、絵を描けないから、などという世界ではないってことね。
さて、明日31日までの「集中講義」が終わると、大学はもう春休み。
な~んて悠長なことは言っていられないわけで、
2/2~6までは「芸工大就活ウイーク」となっております。
就職情報室の前にもカレンダーに予定が。
「就活? だっていまじゃないとできないこともいっぱいあるから。制作とかしたいし」
なんて言わせな~い。
いや、みんなそれぞれ考えているところはあるだろうから、
「言わせな~い」なんてことはないけれども、
言わずもがなみぞゆうみぞうの不況の中で、
就職するためにこの世の中で一番強い資格は「四大の新卒」というのが持論なので。
週明け月曜日は、大学主催の合同就職説明会が大学本館にて開催されます。
金曜日には同じく大学主催の説明会が東京で(もちろん山形とは違う企業さんが参加されます)。
直行バスも運行されます。
この時期は「習うより慣れよ」の時期なので、
こういう機会にどんどん顔を出して社会人の方と話をする、というのが大事。
だって見知らぬ社会人と話をする機会なんてないでしょ?
「就活」ってその積み重ねなのよ。
「教員採用試験受けるから関係ない」と思うなら、
ぜひ民間の就活を体験して教採の試験を受けて欲しいよね~。
だって、中学や高校の先生方って
大卒採用の現状を知らないで生徒に「大学の就職率が~」って話をするんだもん。
ちなみに合同説明会に参加する企業一覧だけで判断して、
「な~んだ、興味ある会社ないや」とこの時期に思っちゃう人は内定決まるの遅くなるよん。
これもなかのひとの持論だけど。
いろいろ見て体験して「あ、この説明会は行った方がいいな」とか、
「この企業さんのプレゼンダメだなぁ~」とかわかるようになるってもんで。
で、3日の火曜日に朝9:30から407講義室で、
例のスタジオ某さんの企業研究会があることとか、
芸工生はきちんとチェックしてますか~?
2日の大学主催合同企業説明会にもスタジオ某さんが出席されるのチェックしてますか~?
就活ブログはちゃんとチェックしてますか~?
チェックしてない!
なんて、言わせな~い。
就活とは、
今はあなたを逆指名、
いつかあなたから永久指名、
というわけでなかのひとでした。
いや、いまの就活で「永久指名」はありえんな。
一般入試(前期)・センター利用(1科目利用)受験生のみなさんお疲れさまでした。
こんにちは、入試課ブログです。
今日の午前までで、試験は終了。
今回水彩画のモチーフに「するめ」と「いちご」が入っていて、
それ自体は練習などでよく描くものだと思うんだけど、
組み合わせが組み合わせなもんで水彩画の試験室はまぁ芳醇なカオリが漂ってましたな・・・
もう準備のときから部屋は「いかくさい」し、
そこにいちごがまたいいカオリを出すもんだから。
さて、センター試験の上位2科目だけで出願可能な「大学入試センター試験利用入試(2科目利用)」は、
2/5の消印有効(大学窓口では2/6 17:30まで)で出願を受け付けています。
なお、一般入試(前期)やセンター利用(1科目利用)を受験された方でも、
センター利用(2科目)の出願はもちろん可能です。
よく「2科目で○○点なんですけど、これで△△学科は合格できますか?」とか聞かれるんだけど、
それって入試課でもわかんないから。
こればっかりは出願してみないとどういった得点を取っている人が出願してくるかわからないし、
年によっても全然違いますので。
B判定だ、D判定だと騒がずにぜひチャレンジください。
で、2月11日からは通称「卒展」が始まります。
東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展[東北芸術工科大学]
詳しくはまた後日書きますが、
4年生の卒展委員による「卒展ブログ」(っていう名前でいいの?)も連日更新中。
「卒展ブログ」は携帯でも見れる、はず。
こんにちは、入試課ブログです。
昨日に続いて工芸コース2年生の「始発展」について。
今日は学生さんからのレポートを。
工芸コース2年生による課題展示会「始発展」を悠創館にて開催してます。
この展覧会は2年次の課題作品を主としており、「始発展」という名前の通り、
それら各素材と向き合った私たちの第一歩。陶芸・漆芸・金工・テキスタイルの
4つの素材専攻ごとに、趣きの異なる個性豊かな作品を展示しています。
写真は22日(木)の公開講評会の様子です。工芸コースの教員に加えて、建築環
境の志村先生にお越しいただきました!
作品のみならず、展示・証明などへの意見は目の付け所や意識の違いを強く感じ
ました。いつもとは違う視点からの講評を聞くことができ、とても良い刺激にな
りました。
初めてのことだらけの中、未熟な点は多いですが、一つ一つの作品を楽しんで制
作しました。来場者方にも普段は目にしない素材と工芸に触れるきっかけになれ
れば幸いです。
展示期間も残り僅かとなりましたが、どうぞ足を運んでみて下さい。
始発展(しはつてん)
18日(日)~25日(日)9:00~17:00 【悠創の丘 悠創館】
って、終わっちゃってから記事にしてすいません・・・
〈金工〉
展示会の講評会で、私達は他学科の先生や来客の方に
展示の仕方について、多くの指摘を受けました。
金工はライティングや台など展示環境にもそれなりに気を使ったつもりですが、
やはりそれなり止まりなのは明らかで耳の痛い結果となりました。
しかし、それ以上に他の学科の方の目線で意見を頂けたり、
自分たちで決して気付かないような部分の注意がもらえるなど実りの多い企画でした。
展示環境など全体のことに限らず 個人でも課題や改善点が見つかったと思います。
また、いつもとは違う人の褒め言葉をいただき本当にうれしかったです。
講評を通じて他学科の方と交流することの大切さを再認識いたしました。
これからも学科に縛られず、こういった機会を大切にしていきたいと思います。
〈テキスタイル〉
テキスタイルの特色は、なんといっても「たくさんの色と柔らかい素材」。
これらを主に用いた作品作りをしていることです。
今回の始発展でも、その点が他の3専攻との大きな違いとして、
楽しめる空間になっているとの講評をいただきました。
テキスタイル専攻が展示しているのは、
化学染料・天然染料(草木染め)で染め上げたウールの資料、天然染料の風合いを生かした織りの作品、
ニットの衣服作品、フェルトのバッグなどです。
初めて学んだ技術ということもあり、作品自体はまだまだ稚拙なものばかりですが、
それぞれで自分の納得するものを作ろうと向き合ったものなので、
こうして展示して見てもらえることに、喜びと緊張を覚えています。
そして、後期の課題として取り組んだ「ペルソナ」の作品の一部を展示しています。
「ペルソナ」は「仮面」という意味で、これをテーマに、各自自分の内面を掘り下げ、
それぞれの解釈と考察をもとに、作品に向き合ってきました。
春先には、学内で完全版「ペルソナ展」を行うので、是非お越しください。
実際に足を運べなくて申し訳なかったんだけど、
レポートを見る限りいろいろ勉強になったみたいで。
こんにちは、入試課ブログです。
きょうは、工芸コースの2年生からいただいた授業レポートをお送りします。
で、工芸コースは、金工・陶芸・漆芸・テキスタイルの4専攻からなっていて、
今回の入試から金工・陶芸・漆芸の3専攻による「工芸コース」と、
テキスタイルの「テキスタイルコース」にわけて募集をしています。
今回は、2年生の授業課題で制作した課題の展示会「始発展」を
工芸コースの学生自らが開催しました。
工芸コースは、3年生になると「複合素材演習」という課題に取り組みます。
(おととしの様子が→ライティング・オブジェ展の様子をば )
「複合素材演習」では、大学の敷地・施設をダイナミックに利用した展示となるため、
今回は学生ひとりひとりが自身の作品を演出するということを学ぶ機会でもあります。
25日(日)まで開催されていたのですが、
今回は22日に行われた講評会の様子を。
って、ここまで書いといて つづく・・・
入試前恒例のこの言葉を。
これから受験される方へ。
今日まで積み重ねて来られた事、
初心、
意気込みなど
心の中で御自分で確認すれば
それが自信だと思います。
応援しています。
なかのひとは某地方試験会場に移動しますので、
みんなフレーフレーヒップヒップフレー。
ドルジはすげぇなぁ。
こんにちは、入試課ブログです。
もう大相撲界は、完全にドルジ劇場ですな。
相撲マニアとしては、解説の北の富士が面白すぎてたまらん千秋楽でした。
「朝青龍が優勝したら我々を含めて皆が朝青龍の軍門に下ることになる」ってオイ。
「舞の海が悪い!」って、オマエが言うな。
またこんな相撲ネタがわかるひとは少数でしょう。
さて、28日に迫った一般入試(前期)・センター利用入試(1科目利用)。
今回は、山形・東京・札幌・仙台の4ヶ所が試験会場になるわけですが、
この4会場すべてで当日の入試運営をしたことのある唯一の入試課スタッフが
自分であることに気が付いたので、
それぞれの会場における注意点などをちょろっと書いてみます。
●札幌会場(札幌コンベンションセンター)
地下鉄東西線の東札幌駅から歩いて10分くらい。
ただこの時期歩道は積雪があるし、
油彩画を受験される方はカートをゴロゴロしながら移動するのも大変かもしれません。
まぁこの会場を選んだのは他でもないなかのひとなんだが。
駅の前にダイエーがあるけど、試験の集合時間には営業してないなぁ。
駅からコンベンションセンターまでの間にセブンイレブンがありましたな。
で、今回は2階が会場です。
入口にスタッフが立っているので、指示に従ってください。
入口を入ると奥に大きなエスカレーターが見えるので、それで2階へ。
センターの中にはソファーもいっぱいあるし、
それなりにスペースが充実しているし新しい建物なので不便はないと思います。
●東京会場(池袋・サンシャインシティ文化会館)
サンシャインシティの中の「文化会館」にたどり着くまでが、
初めての人には遠いかもしれん。
池袋駅からサンシャイン通りを来たら、
東急ハンズのとこからエスカレーターで地下へ。
あとはず————————-っと青い看板の「文化会館」というサイン(看板)に沿っていけば大丈夫。
たまに試験監督になるうちの先生も
「サンシャインの中にはいるんだけど、こっからどう行ったらいいの?」
ともう集合時間過ぎているのに電話が来たりするので、先生方も遅れないように(笑)
当日文化会館行きエレベーターのところに大学の看板とサインを貼りますが、
試験室が5階と7階に分かれます。
一般入試(前期)の出願者で9時からの教科科目受験者のうち、
「共通デッサン1」と「教科2科目」の受験者は7階へ。
その他の受験者の「教科1科目」は5階へ進んでください。
なお、10:45以降からのセンター利用(1科目)にのみ出願している受験生は、
「水彩画」が5階、その他の科目は7階が試験室です。
●仙台会場(代々木ゼミナール仙台校)
仙台駅東口出てすぐの代ゼミさん。
ここでは、同じ日に他の大学の入試も行っているので、
1階入口に立っているスタッフからインフォメーションを受け取って
間違いのないように試験室に進んでください。
まぁ「東北芸術工科大学」っていうサインが貼ってあるから、
それを見れば大丈夫だと思うけど。
ま、駅から来れば手前にファミマもあるし、代ゼミの角にはセブンがあるし、
東西自由通路にはスタバもマックもあるしそういう意味では困らないですね。
●山形会場(東北芸術工科大学)
受験票と一緒に
一般入試(前期)・センター利用(1科目)山形会場バス時刻もお送りしているので大丈夫だと思うけど、
バス時刻と乗り場をあらかじめ確認しておいてください。
で、水曜も木曜も降らなそうではあるけど、
山形の朝が大渋滞になるのは1~2cmだけ雪が降って、それが凍ってしまったとき。
こうなるとバスが時刻どおりに着くことはちょっと難しい。
7:50発の臨時バスは、着席時刻まで余裕を持った設定にしているので大丈夫と思うけど。
あと、先月から山形駅~芸工大間のバス運賃が380円になりました。
えぇ、高いです。
こればかりはバス会社さんが決めるので我々なんともできないです。
その代わり、運転手さんに受験票を見せてもらえれば、
帰りは本学専用の無料循環バスに乗車いただけます。
あと、保護者控室は学生会館(学食)です。
画材屋さんも開いています。
学内の駐車場もご利用いただけます。
こんにちは、入試課ブログです。
昨日のセンター利用入試大胆予想 その3[デザイン工学部編]に続いて、
今日は[芸術学部編]をお送りします。
なお、センター利用入試(2科目利用)で受験できる芸術学部の学科コースは、
美術史・文化財保存修復学科、歴史遺産学科、美術科総合美術コースの3つ。
●美術史・文化財保存修復学科
予備校1 A:168 B:160 C:152
予備校2 A:172 B:164 C:156
予備校3 A:158 B:148 C:138
▼コメント
毎年高いと評判の美術史・文化財保存修復学科。
志願者の平均得点、志願者数も昨年並みのよう。
得点率80%以上の上位者層の数もそんなに変わらないですね。
んでも、だいたい当たるなかのひと的感覚だと
昨年よりもこの学科の志願者数は減るんじゃないかと思ってるんですけど・・・
そうなるとチャンスが。
●歴史遺産学科
予備校1 A:164 B:156 C:148
予備校2 A:168 B:160 C:152
予備校3 A:162 B:154 C:146
▼コメント
ここも高いと毎年言われる学科。
でもいずれの予備校さんともほぼ近似値ですね。
ここは、志願者数はほぼ昨年と同じなんだけど、
若干得点率が数点ですが低くなっているみたい。
ここも上位者層はほぼ半減していますね。
というわけで、今年の状況を見るともうちょっと低くてもいけるかもしんない。
一昨年書いたけど、この学科は近隣国公立の教育学部中学社会とか、
東北学院大さんの文学部歴史学科とかとの併願が多いです。
国公立組が併願先としてどれくらい出願してくるかによって、
合否ラインは上下してしまうと思います。
●美術科総合美術コース
予備校1 A:164 B:156 C:148
予備校3 A:166 B:158 C:148
▼コメント
え~っと、予備校2さんで総合美術コースでのセンター利用入試がなかったことになってます(汗)
「センター試験だけで受験できる美術科」っていうのはここだけなので、
志願者が多くなるかもしれないし、新設コースだから様子見、ってな感じになるかもしれないし。
こんなツラツラと書いては見ましたが、実際は出願された方の中から合否が決まっていきますので、上にも書いたけどどういった方が出願されるかによってもボーダーは変わっちゃいます。
で、あまり当たらないので(笑)
こんなのでもご参考にしていただけたら。
ニュースでもご存知の通り、
企画構想学科学科長に就任される小山薫堂先生が脚本を務め、
昨年9月から上映された映画「おくりびと」が、
アカデミー賞「最優秀外国語映画賞」部門の最終ノミネート5作品に選ばれました。
<おくりびと>米アカデミー賞「外国語映画賞」部門ノミネート5作品に選ばれる[Yahoo!ニュース]
今朝のめざましテレビに小山先生電話出演されてました。
って、このままだと企画構想学科は
映画の脚本を書くための学科だと勘違いされかねないな(汗)
小山薫堂氏インタビュー「この映画は、娘に贈る遠大な“遺書”なんです」[エイガ・ドット・コム]
映画「おくりびと」の脚本も手がけた 放送作家 小山 薫堂さん[子どもの習い事.com]
今年もこの季節がやってまいりました。
こんにちは、入試課ブログです。
恒例のセンター利用入試大胆予想。
各予備校さんが自己採点結果などをもとに、ボーダーラインを発表しています。
それに基づいてこれから出願、という方もいるでしょうし。
例年同様、予備校によってバッラバラです。
ちなみに、昨年の大胆予想で紹介した予備校1~3さんのいわゆるボーダーラインは、
1つの学科も当たりませんでした。
「当たりませんでした」っていうのは誤解があるか、あくまでも目安だから。
でも昨年はその「目安」にすらなってなかった感が。
A判定にすら、カスってなかったとこ多数。
B判定の数字より実際の合否ラインが何十点も違う学科すらあったし。
ね、だからB判定とかなんちゃらかんちゃらっていうのを、
鵜呑みにしちゃいけませんよってことですよ。
今回は2/5まで出願期間となっている
センター利用入試(2科目利用)についての各データと解説を。
1科目利用については、
もうひとつの実技や小論文などの点数によって左右されるのでここでは紹介できません。
というわけで、本学センター利用入試(2科目利用)の2教科2科目・200点満点での各予備校さんによる合格判定基準と、なかのひとの偏った目線によるコメントをお送りしてまいります。
あくまでも予想でしかないし、実際にどういった成績の方が出願されるかによって、
合否ラインは大きく変わってしまいますのでそこはご理解ください。
そこを理解していただかないと、
「入試課ブログでこう書いてたじゃないか!!!!!」
って合格発表日に抗議の電話をかけてくる保護者の方がいたりするので(昨年実話)。
今日はデザイン工学部編で。
(グラフィックデザイン学科は、センター2科目利用で受験できません)
●企画構想学科
予備校1 A:150 B:142 C:134
予備校2 A:158 B:150 C:142
予備校3 A:158 B:150 C:142
▼コメント
今年新設される企画構想学科。
昨年9月から上映されモントリオール国際映画祭グランプリや、
2008年度キネマ旬報ベストテンで第1位となった映画「おくりびと」の脚本を担当した
小山薫堂先生が学科長となるこの学科。
誰かの“きっかけ”をつくることが仕事の醍醐味―小山薫堂氏 インタビュー[日経トレンディネット]
2009年度には東北芸術工科大学の学科長に就任されますね。[日経トレンディネット]
「○○構想学科」とかっていうのはこのあたりだと、
宮城大学さんに「事業構想学部」、
東北学院大学さんに「教養学部 地域構想学科」というのがあります。
で、肝心のセンター2科目に関するコメント。
う~ん、センターで得点率80%以上をとっている「上位者層」が、
他学科に比べてもかなり少ないですねぇ。
そのかわりに得点率7割のあたりにごそっといる感じ。
新設学科なので、どういう方が出願されるのか見えないところですが、
いずれの予備校さんの数字をみてそのあたりかなぁと思ってはいます。
●プロダクトデザイン学科
予備校1 A:158 B:142 C:134
予備校2 A:162 B:154 C:146
予備校3 A:176 B:168 C:160
▼コメント
予備校3さんが、高く出してきました。
いろいろな数字と入試課的感覚だと、昨年よりもプロダクトのセンター2科目志願者は減りそう。
さらに、「上位者層」が4割くらい減っています。
おととしの合否ラインは、得点率75%くらい。
あとは出願者の成績によって上下するでしょう。
プロダクトデザイン学科、実は定員が今年増えているので、
一般入試も含めて今年は少し広き門になりそう。
チャンスな気が。
●建築・環境デザイン学科
予備校1 A:142 B:134 C:126
予備校2 A:160 B:152 C:144
予備校3 A:152 B:142 C:132
▼コメント
いいとこかな~。
建築・環境は昨年のセンター2科目で得点率が8割ないと合格できませんでしたが、
それよりも合否ラインは下がるのではないかと思います。
予備校1さんあたりの数字でもいけるかな~。
予備校2・3さんのB判定数字よりはもうちょっと低くてもいけるかな~。
こればっかりはどういう方が実際に出願されるかによって大きく変わるので、
言い切ることはできませんがここの学科はチャレンジしてみてもよいかと。
●映像学科
予備校1 A:150 B:142 C:134
予備校2 A:164 B:156 C:148
予備校3 A:164 B:156 C:148
▼コメント
予備校2と予備校3がまるっきり同じ数字。
こういうこともあるのね。
はっきり言います。
映像学科は今年の入試で一番人気です。
理由は・・・入試課でもよくわからなかったり。
昨年の入試データがさっぱり参考にならない感じ。
各予備校さんのデータでもすべて2~4割志願者が増えています。
ただ、そのためなのかなんなのか、
映像学科志願者のセンター平均得点率はそれほど高くない。
平均すると65~70%ほど。
というデータを考えていったときに、さてどちらに転ぶかなぁ。
「映像学科」として募集するのも初めてなもんで、なかなか判断がつかないです。
というわけで、以上が「センター利用入試 大胆予想[デザイン工学部編]」。
でもむなしいのは例年の経験上や志願者アンケートを見ると、
こういう「センター利用2科目」のような入試に出願する方の約8割は、
入試課ブログを見ていないことなんだなぁ・・・
あと、最初にも書いた通り、この予想、大抵当たらなかったり。