というわけで、おまたせしました。
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で、
「倍率高い!」 とか 「それしか合格しないの?」 などなど
一喜一憂されるキモチは大変良くわかります。
で、
「倍率高いから次はあきらめよう」 となりがちなんだけど・・・
入試担当者として一言。
どの入試が広き門、あるいは狭き門になるかはやってみないとわからない
というのが正直な気持ちです。
例えば、美術科日本画コースの一般(後期)。
05年倍率はなんと27.5倍、04年倍率は7、5倍
でも、
03年倍率は、1.2倍、02年倍率は、3.0倍
03年に関しては、AO、自己推薦、一般(前期)のいずれよりも、
一般(後期)が最も広き門だったのです。
他大学との併願や、本学内での併願などを考慮し、さらに受験者数や受験者のレベルなど総合的に考えて合格者数というものを出します。
だから、
「何人くらい合格しますか?」
と聞かれても我々は「○人」とは答えられないし、
「どれくらいの点数をとれば合格できますか?」
と聞かれても、試験によって合否のラインも異なるわけで。
「倍率はあまり気にしないで!」
なんて我々が言ったところで、気にしないというのはムリな話だとは思いますが、
倍率だけで受験するかしないかを判断する、というのだけは、避けた方がいいかな~と思います。
一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
-ありました。すっごくありました。(洋画コース・秋田県出身/一般前期で合格)
Q:芸工大を知ったきっかけはなんでしたか?
A:県内に残るか県外に進学するかで悩んでいたときに、高校の先生に「いい大学だよ」と勧めてもらったことです。
Q:自己推薦入試の試験日から合格発表まではどんな風に過ごしていましたか?
A:普段通り過ごしてました。ちゃんと勉強もしてました。絵も描いてたし。
Q:自己推薦入試では涙を飲みましたが、結果を受けて初めに考えたことは。
A:納得がいかなかった(怒)。自信があったし、どうしても芸工大に入りたかったので、「なんであたしが・・」というのがはじめに頭に浮かんだこと。
でも、大学入試課の方に合格者の作品と自分の入試作品を高校に持ってきていただいて、並べてみて納得しました。あ~、って(笑)。
Q:自己推薦入試の後に進路変更しようとは考えた?
A:変更までは考えませんでしたが、「一般入試でまた落ちたらどうしよう」という不安はかなりありました。
Q:自己推薦入試で不合格だったことで学んだことはある?
A:あきらめてしまってはダメということ。
「どうせ落ちる」と考えていたら一般でもダメだったと思います。気持ちを切り替えて、「次は合格する。そのためにこれをやる」って考えてました。
Q:一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
A:ありました。すっごくありました。
でも1科目だけだったし、「実技」の配点が学科より大きかったので、「きちんと取組さえすれば」と自分を納得させました。
Q:再チャレンジを決めてから一般入試までの取組を教えてください。
A:自己推薦入試までは、ゆっくりとあせることもなく絵を描いていました。それが自分のペースだったので。でも今考えると緊張感が足りなかったかも。
一般入試に向けては、油絵に集中して取り組みました。自分でもびっくりするくらいの集中力。あれで技術的なものだけじゃなく、精神的に成長できたのだと思います。
Q:一般入試で合格が決まったときの率直な感想は?
A:うれしくて泣きました。
そこからは大学生活の妄想の世界に入ってました。
Q:入学して半年、入学前に考えていたイメージと違う部分はある?
A:大学って先生も学生も堅い人たちばかりなのかなと思ってました(笑)。なんかみんなギラギラしてるのかと。実際はとってもアットホームで、絵を好きな人たちの集まりだから毎日がとても楽しいです。
Q:受験に向けて頑張っていたときに一番大変だったことは何ですか?
受験生の時は予備校に通わずに、学校の美術の先生に教わってずっと一人で描いていました。だから、比較できる人がいなかったんです。いつも自分の作品しか見られなかった。先生にいろいろと指導はしていただけたんですが、結局自己満足になってるところがあって。大学ではたくさんの友達の作品を目の当たりにしながら描くことができるので、自分にとって、ものすごく刺激になります。大学で行われた入試直前セミナーなどに参加して、いろんな人の作品を見ることはとても大切なんだと今ひしひしと感じています。
Q:今授業で取り組んでいる課題は何ですか?
A:静物画に取り組んでいます。好きなんです、静物画。
Q:どんなサークルに入っていますか?
A:「ものづくり」を通して子供達とふれ合うDOING SOCIOLOGY(チュートリアル)、チャイルドアート(チュートリアル)、弓道部、こども芸術大学 などなど。
ちゃんと全部に参加してます。
Q:最後に、リベンジを目指す受験生にアドバイスをお願いします。
あきらめないで、とにかくやること。
落ちるかもしれないという気持ちを持っていると絵に出てしまいます。
「合格する」という気持ちを持つことが大切です。
自分がやりたいことのためには、「あきらめる」という言葉は頭になかった
(映像コース・宮城県出身/一般前期で合格)
Q:芸工大を知ったきっかけはなんでしたか?
A:知り合いに芸工大の在学生がいました。授業の様子などいろんな話を聞いて「面白そう」と思ったのがきっかけです。
Q:自己推薦入試の試験日から合格発表日までは何を考えていましたか?
A:第一志望だったので、もしダメでも一般でチャレンジすることを決めていました。あきらめようとは思いませんでした。
Q:自己推薦では涙を飲みましたが、結果を受けて初めに考えたことは?
A:試験ではうまくいかなかったので、半分期待はしていなかったけどかなりショックでした。
Q:今思えば自己推薦入試で不合格になった理由がわかる?
A:受験に対する考えや取組が甘かったと思います。入学してすぐだと、同じコースの友達と入試の話が出たりするんですが、みんないろいろな工夫をして受験に向けて取り組んでたんだと、改めて知らされました。
Q:進路変更しようとかは考えた?
A:全く考えませんでした。自分がやりたいことのためには、「あきらめる」という言葉は頭の中になかったです。デザインの分野で専門学校に進んだ友達もいますが、芸工大の授業の話をするとものすごくうらやましがられるので、私の選択は間違ってなかったんだな、と改めて思います。
Q:一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
A:ないといえばウソになるけど、1科目だけだったし、「論述」「実技」の配点が学科より大きかったのでそれほど不安には思いませんでした。
Q:再チャレンジを決めてから一般入試までの取組を教えてください。
A:自己推薦入試までは、過去問中心に取り組んでいましたが、それだけではダメだと感じました。一般入試に向けて、自分は「実技」で受けるつもりだったので、いろんな角度から物事を考えようと思って、日頃の何気ないことを題材にしてみたり、石膏デッサンに取り組んでみたりしました。
Q:一般入試で合格が決まったときの率直な感想は?
A:とにかくうれしかったです。
自己推薦でダメだったら併願しようと考えていた大学に比べて学費が安いこともあって、親が喜んでくれたのが何よりうれしかったです。
Q:入学して8ヶ月、入学前に考えていたイメージとのギャップはありますか?
A:グラフィックコースとの合同演習でパネルを制作したりするのは少し意外でした。でもグラフィック的な考えを勉強することが映像制作にもプラスになっていると感じます。
映像コースのみんなは、あの形式の入試を突破しているだけあって、面白い人ばっかりです(笑)。
Q:今授業で取り組んでいる課題を教えてください。
A:3分間の映像日記です。およそ1ヶ月で撮影や編集をしました。
学校にこもって編集作業をしたり、友達が編集ソフトを持っているので友達の家でワイワイやったり。とにかく入学前にやりたいと考えていたことなので「楽しい」の一言です。
Q:入学からの授業の流れを教えてください?
A:前期はカメラの使い方など映像の基礎的な課題をやっていましたが、後期からは実際に映像の撮影や編集をしています。みんなやりたいことがあって入学してきたので、真面目に取り組んでいるし、友達の作品を見るとものすごく刺激を受けます。
Q:どんなサークルに入っていますか?
A:バルーン部です。大学祭や山形市内のイベントで一般の方に乗っていただいたり、週末は県外まで行ってフライトしたりしています!先週は秋田県まで行ってきました。ぜひいっしょにフライトしましょう!
Q:最後にリベンジを目指す受験生にアドバイスをお願いします。
A:あきらめてしまっては始まりません。
「あの時やらなかったから」と後悔したくなかった。
だからあのとき頑張って良かったと思います。
とにかく「あきらめない」ことです。
本学在学生には、自己推薦入試で涙を飲んだものの一般入試でリベンジを果たし、晴れて芸工大生の切符を手にした人たちがたくさんいます。
彼らも自己推薦入試後は、
「一般入試では学科試験が入るから難しいかも」
「一度不合格になったし芸工大はあきらめようか」
「進路変更しようか」など悩み苦しみました。
しかし、それらを乗り越えていま充実した学生生活を送っています。今回はそんな「リベンジ組」へのインタビューを少しずつみなさんにお送りします。
「なんであんな問題なんだ~、芸工大なんて~(涙)」
(グラフィックコース・山形県出身/一般前期で合格)
Q:芸工大を知ったきっかけを教えてください。
A:地元の大学だったので、テレビや新聞でよくとりあげられていて知ってました。高校生の時に、全国模試の山形会場が芸工大で、実際に大学の建物を見る機会があった時は「ここ!」って決めました。
Q:自己推薦入試の試験日から合格発表日までに考えていたことは?
A:傾向が変わったことに愕然。不合格を確信していました。
面接はあまりに楽しかったので余計なことまで話しちゃったかな、なんて考えてました。
Q:自己推薦入試では涙を飲みましたが、初めに考えたことは。
A:覚悟は完了してたけど泣きまくりました。
「なんであんな問題なんだ~、芸工大なんて~(涙)」
Q:今思えば自己推薦入試から学んだことは?
A:自己推薦で合格してしまっていたら、その後学科や絵の勉強をきっとしなかったかも。推薦で合格した人に何人か「入学までの間に気が抜けちゃって絵を描いたりしなかった」っていう人がいて、入学してから授業で苦労してたのでその点ではよかったかもしれないです。あとは、時間配分の難しさですね。
Q:進路変更しようとかは考えた?
A:考えました。保育士にもなりたい、と一時期考えていたので。そちらに進もうかと自己推薦の後本気で考えました。
Q:でも最後にはグラフィックと決断したんですね?
A:自己推薦受ける前に、一度「グラフィックをやる」って決めてたけど、不合格になっちゃったから保育士との間でまた揺れちゃって。どちらにしようか悩んでたときはホントに苦しかった。自分が今までどんなこと考えてたっけ、ってもう一度頭を真っ白にして考えました。でも考えれば考えるほど芸工大の校舎が頭から離れなかった。
「やっぱり私はあそこに行きたい、あそこで勉強したい」
それで決まりです。
Q:一般前期入試では学科科目が必要でしたが、不安はありませんでしたか?
A:ありませんでした。1科目だけだったし、日本史が好きだったし。それよりも実技で「次、なにが出るんだろう」ばかり考えてました。
Q:再チャレンジを決めてから一般入試までの取組を教えてください。
A:2時間半の時間をきっちりと計ってやるようにしました。
ポイントは、目覚まし時計のようなちょっと大きいやつにすること。しかもアナログで針のやつ。
デジタルだと頭の中で残り時間を計算しなきゃいけなくなるけど、大きめのアナログ時計ならちらっと見ただけで視覚的に頭に入ってくるから。で、試験当日もその時計を持っていく。
あんまり大きい時計は邪魔になるのでダメですが。
Q:一般入試で合格が決まったときの率直な想い
A:やった!
Q:入学して8ヶ月、芸工大はどうですか?
A:教養科目の「教養の庭」、面白かった!
作品を作るためにも勉強になることが教養の授業には隠されてます。これは専門学校では体験できないですよね。
あとは、他の学科やコースとの境目がないこと。
他の大学にいった友達の話を聞くとこの点は芸工大のすごいところかも。自分が動けば他の学科やコースの知識や技術も知ることができるし、単位にもなる。
いろんな学科の人と交流できるので、話をするだけでも勉強になることが多いです。
いま興味があるのは美術科工芸コースです。
Q:今授業で取り組んでいる課題は何ですか?
A:ナンバーズBOOKです。
これは1つの数字が与えられてその数字から60個のアイデアを出して本にするもの。
自分なりに作っていたけど、
「本」ということでストーリー性がなくちゃ、と気づいた頃には
完成間近でした・・・。
ただ作るだけじゃダメなんだと改めて感じました。
Q:リベンジを目指す受験生にアドバイスを
A:自己推薦でダメだったからといって「自分はダメ」とは絶対に考えないで!
そこからまた芸工大にだけではなく、自分に再チャレンジしないと!!
そして学科はあきらめない。
なんだか、このブログのアクセス件数が無茶苦茶伸びているんですが(汗)
1日1000件とかの日もあったりして。
最近じゃコンスタントに300件はあるもんね。
そろそろ誘いが来るかな、
とか
とか。
でも、ガンダムはちょっと厳しいな。
スラムダンクなら語っちゃうね。
ここで受験生に一言。
「最後まで希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ」 by安西先生
あ、稲中ならもっと語っちゃう。
それはさておき、23日まで本学東京サテライトキャンパスにて、歴史遺産学科紹介展を行っています。(23日には、「『墓』の遺産」というテーマで講演会も行います)
それで、ブログ管理人は先週その紹介展で展示するためのパネルを東京に発送するため、せっせと梱包していました。
ガムテープやエアパッキン(プチプチね、プチプチ)、段ボールに囲まれてまるで引っ越し荷造りのような散乱状況にあるブログ管理人のわきを、授業のために環境デザイン学科の竹内先生がお通りに。
で、すっかりこども芸術大学での創作活動みたいな状況のあたくしを見て、竹内先生が一言。
「若いね~学生さんかと思ったよ~」
なんていい響きでしょう。
「若いね~」
「学生さんかと思ったよ~」
ですって(ニヤニヤ)。
ま、「若いね」って言われること自体を喜ぶようになってしまった自分もどうかと思うけどね。
ココロは学生のままなんだけどな~もう●年前か…
そんな竹内先生、先日発売された「ニッポンのデザイナー100人」に載ってます。
竹内先生は、建築設計事務所みかんぐみの一員です。
みかんぐみといえば、国内若手建築家の中で超注目されています。
それを証拠に今年開催された愛・地球博。その中で一番入場者が多かったのは、トヨタグループパビリオン。
その設計を担当したのが、竹内先生が一員のみかんぐみなのです。
いま何かと世間を騒がせている「建築・設計事務所」がありますが、「みかんぐみ」こそ、本当の意味で今話題の、そして超注目「建築・設計事務所」ですよ。
ここ山形の大学でも時代の最先端(愛・地球博だから未来もか!)をゆく建築デザインを勉強できるんです。
16日(水)に、キヤノン株式会社の方に本学までお越しいただき、本学学生(主に現3年、大学院1年)を対象とした企業説明会が開催されました。
キヤノンさんといえば、御手洗社長が日本経済界のトップとなる次期日本経団連会長就任に内定するなど、名実ともに現在の日本経済を引っ張るトップランナーの企業さんです。
強い企業の会社説明会には絶対に参加するものだ!
と、ブログ管理人は思っています。
その企業さんが自分の希望する職種や地域と異なっていても、です。
だから、「絶対に地元で就職する」と考えている人でも、今回のようなキヤノンさんの説明会には足を運ぶべきだと考えます。
なぜなら
強い企業には強いなりの理由がある!
からに他なりません。
そうやって、自分自身の企業を見る目を少しずつ養っていくことで、就職活動時の幅(職種はもちろん、自分の志望理由、他業種との違い、同業種間での差異etc)がぐーんと広がるとともに(=就職が決まる率がグーッと上がる!)、就職後のミスマッチを防ぐことにもなり、将来社会人として働く時にも大きな大きな財産となります。
(と、ブログ管理人は個人的に思っています。自分自身もそんな体験をしたから言えるのですが、本当に強い企業、あるいは株式市場で高い評価が与えられている企業の会社説明会は、その業種に興味がある・ないに関わらず大変勉強になるものです。コレはほんとに保証します)
17:30からの開始にも関わらず、50名弱の参加者がありました。
キャノンさんの歴史や業績、会社組織などについて御説明をいただき、その後「デザインセンター」についてのお話をいただきました。
実際に社内でデザインをするさいに描かれたスケッチをお持ちいただき、本学の学生も興味津々です。
現4年生からは2名(生産デザイン、グラフィック)がすでに内定をいただいています。内定をいただいた二人も会場に顔を出してくれて、学生から質問攻めに会っていました。
「キヤノンさんで求める人材とはどんな人材ですか?」
という大学側からの質問に対して、キヤノン担当者の方は、
「専門性が高いのは当然として、視野の広い人ですね」
とのお答えでした。
この「視野が広い人」というメッセージ、あなたはどう考えますか?
※最近就職ネタばっかりだよね・・・もうちょっと、来週はもっと楽しげなネタを載せるように頑張ります。
ちょっと遅いけど、写真は月曜日に大学から北西方向を撮影した写真です。
遠くに見える左手の山が月山、右手の山が葉山。
雪化粧してます。
冬が着々と近付いていることを感じさせます。
12月に入ると、山形県内のスキー場も次々とオープン。
ちなみに有名な蔵王温泉スキー場までは、大学から車で30分程です。
ブログ管理人は「スキー」ではなくもっぱら「スノーボード」ですので、
いまの時期は新しいモデルのボードを 買いに 触りに、スポーツ店をウロウロ。
ボードに行くと大抵パターンは決まっています。
ボード→温泉→味噌ラーメン。
やっぱり「味噌ラーメン」でしめないと、ボードに行った気がしないのです。
これが冬の幸せだね。
さて、少しお知らせを。
仙台メディアテークで、生産デザイン学科の授業課題やコンペ作品などを展示する
●デザインって楽し~い!展3
●レザーライフコンペティション2005
が11/25~11/30の期間で開催されます。
お近くの方はぜひ。
さてさて、
先日、自己推薦入試合格者作品のうち、こういった形で掲載する参考作品の撮影を大学内のスタジオにて行いました。
12月上旬には問題と併せてホームページに掲載予定ですので、しばらくお待ちください。
また、自己推薦入試結果(倍率等)も間もなく掲載の予定です。
さてさて、11月も半ばとなればすでに現大学3年生や大学院1年生向けの採用活動(2007年度採用、というもの)、学生の立場から言えば「就職活動」が始まっている時期です。
「早すぎじゃありませんか??」
と思われた高校生のみなさん。
でも現実はそうなのですよ。
だからいま高校3年生のあなた。
まだ大学に入学していないあなたが就職活動を始めるまでには、
あと3年「しか」ありません。
大学で入学式を迎えた時には就職活動開始まで
残り2年半 なのです。
ね、焦るでしょ。
別にこのブログはみなさんにプレッシャーをかけるためにあるわけではないんだけどね(笑)。
本学でも年末までに下記企業のみなさまに東北芸術工科大学まで足を運んでいただき、大学の中で企業説明会を開催していただきます。
■キヤノン株式会社
■ダイハツ工業株式会社
■スズキ株式会社
■株式会社本田技術研究所(朝霞研究所)
■株式会社デンソー
■三菱自動車工業株式会社
※製造業が並んでいますが、この他にも年明けから夏にかけて様々な業種・企業さんが、本学で説明会を実施してくださいます。
詳しい日程などは在学生用就職ページをご覧ください。
また、山形県内企業を中心とした就職ガイダンスも開催されます。
やましん就職ガイダンスin芸工大[山形新聞]
それでね、そんな残り3年となった就職活動について。
AO入試や推薦入試を狙っている受験生から、たまにこんな言葉が聞かれます。
「勉強が苦手だからAO狙い!」
「英語とか数学とかやりたくないから、推薦狙い!」
その考え自体は悪くないかも。
まずは大学に入れなければ次には進まないんだから。
さて、では就職試験ってどんなことがあるのか。
ブログのこの記事でも書いたのですが、「専門的な力さえあればいい」というものではありません。
就職試験では大抵「一般教養」という科目があります。
この科目は、高校レベルまでの基礎的な学力があるかを見るものなので、英語も数学も国語も、あなたが高校で習っていようがいまいが生物も地理も、出題される訳です。
(ただ、大学入試みたいな問題じゃないですよ。ほんとに基礎的な問題)
で、AOや自己推薦入試を受験した方は「面接資料」というものを高校の先生の指導を受けながら書いたと思うのですが、就職試験ではエントリーシート(履歴書)を書かなければなりません。そのためには、基本的な国語力、作文の力もなくてはなりません。
だから、小学校・中学校・高校・大学で学ぶことって、ぜ~んぶつながっているんですよ。
入試説明会などで「就職はどうですか?」と質問してくれる方は多いのですが、その前に、自分自身の学習への取り組みはどうか。そのベースがあるかないかによっても、就職活動のスタートがスムーズにきれるかどうかが違ってくるのです。
だって、志望理由などの文章が書けなければ応募することすらできないのですから。
「一般教養」できちんと点数を取ることができなければ、面接にすら進むことができない、ということはざらにあるのです。
高校での授業をおろそかにすることは、あなた自身の「この仕事がしたい!」という夢を遠ざけることになってしまいます。
で、今日は学内の様子を少しばかり。
情報デザイン棟1階のグラフィックデザインコース。
ロッカーだけじゃ味気ない!楽しくしよう!
というわけではじまった「ロッコン」の作品は常時展示(?)されています。
こちらはグラフィックデザインコース3年生の演習室。
これは13時ころの様子なんだけど、
「あのね、夜中の3時の方がいまより人多かったから!!」
だって。
「名刺をデザインする」課題の提出期限だったとのこと。
また、自主制作で広告コンペなどに積極的に応募する学生もいて、
それぞれの机の上には様々なデザインが並んでいました。
ここからは洋画コースのアトリエを紹介。
月曜日は専門演習がないのであまり制作している様子は写っていませんが・・
ここは4年アトリエ。みんな卒業制作に取りかかっています。
3年アトリエ。3年生の後期は自分のオリジナル作品を描いていきます。
2年アトリエは、先週が課題の締切り&講評会だったこともあって、スッキリしてますね。でも、自主制作をしている学生もいました。
1年アトリエでは静物油彩にチャレンジ中。1年生は、みんな描くことが楽しくて仕方ない時期なんですね。熱心に制作している姿が印象的。
洋画コースには版画専攻もあります。
ここは銅版画演習室。ここでも学生が制作中です。
木版画演習室には版画専攻学生のパーソナルスペースがあります。
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