こんにちは!最近越冬に向けて肥え太りつつある2代目ブログ番長ハム子です!飯が美味い!
おいっす!年中越冬状態!
食い意地に定評がある(当社比)「2年生の化身」ことハンちゃんだぜ!
ハンちゃんエスキース終わったの?
…今日の日替わりランチもおいしかったぜ!
ハンちゃん…現実逃避か…
さて、今回は木版画に必要不可欠な「ばれん」のメンテナンス!
みなさんも見覚えがあるかと思います。
水性木版画を摺るときに、ゴシゴシッと圧をかけてくれる大事な相棒です!
我らが版画コースでは、共用のばれんのメンテナンスを定期的に行っているのです。
そもそも、ばれんのメンテナンスって、どこをメンテナンスするの?
ばれんって全部くっ付いてるんじゃないの~?
そんなハンちゃんに、ばれんの構造を簡単に教えましょう!
おおっ!分かりやすい!
なるほど、ばれんの芯を竹皮で包んであるんだね!
ばれんのメンテナンスとは
ずばり、包み皮を包みなおします!
ばれんを使っていくと、竹皮が裂けてしまったり
することが多々あるのです。
しかしながら、これがかな~り難しい!
それでは早速メンテナンスを始めましょう!
ばれんを包む竹皮は、しっかり水分を含ませて湿らせておきます。
乾くとバリッ!!と破けます。そりゃもうバリッ!!と。
(バリッ)ああっ…い、いや!まだ行ける!
はいハンちゃんやり直しー。
そして、手で丸まった竹皮を広げて、鋏の尻でゴリゴリゴリッと、繊維を潰していきます。
こ…これは明日腕が筋肉痛になりそうだ…!!
なんといっても、竹皮を広げる工程で破けることが多い!
でも破けることを恐れてはならない!破けることを前提で伸ばすべし!潰すべし!!
そして!一番難しい包み!!
竹皮でばれん本体を丁寧に包んでいきます。
4年生も一苦労…集中力と経験が必要な工程です。
練習あるのみ!だね!
竹皮が緩くならないように持ち手部分を捻りあげて
タコ糸で結んで完成です!
出来上がったばれんは…ちょっと不恰好?
ううっ…れ、練習あるのみだよ!!
何度もやらないとコツは掴めません。
これは制作でも同じで、学生みんな、試行錯誤の日々なのです。
よし!もう1個包むぞー!うおー!(バリッ)
あーあー…
これが、私的理想のばれん…!
やっぱり、綺麗に包めると気持ちも晴れ晴れしますなぁ…
ボクのは持ち手が曲がってるよ…もっと練習!
共用の道具は学生みんなで手入れして、大事に大事に使っています。
良い道具があってこそ、良い作品も生まれるんだね~
後期も後半に突入、大きな作品の制作も始まり、4年生の卒業制作も佳境に入っていきます。
新しくなったばれんを慣らすためにも、バンバン摺って、どんどん制作!!です!
それでは!