すっかり忘れとった。
こんにちは、入試課ブログです。
親指を使わずに使えるはさみ
親指を使わずに使えるはさみ その2
で、最終回。
というわけで、最後の授業はプレゼン(発表)です。
「作品の特徴」「評価結果(グループ内での使用感報告)」「考察(問題点、改善点など)」を発表します。
まず粘土を握って、その握ってできた粘土の形を滑らかにけずり、じゃがいも型の持ち手を作った小松くんのプレゼン。
握りやすさは良いが、
もう一方の柄の形とのバランスが悪いとのグループメンバーからの意見があったとのこと。
「バランスを取り、プロダクトとしてのスタイルに持っていくことが重要だと思いました」と考察していました。
パソコンのマウスから連想した形をプレゼンした佐藤さん。
机の上に置きながらハサミの機能を持っていますが、今一つ、切りにくさが改善点としてあるようです。
というわけで、ここで終わらないのが入試課ブログってなことで、
いつもご協力を賜っている入試課ブログのなかのひとのなかのひとにこの授業の感想を聞きました。
これは個人的な感想になってしまいますが、
ハサミって言うのは説明書なしで直観的に使う道具だと思うんです。
だから、たとえ「親指を使うな」と言われても特殊な使い方であってはならないと思いまして。
全員それをたぶん意識はしていたと思うんですが、そこの工夫の仕方に苦戦しました。
因みに僕は、日常で人間が行っている動作を取り入れれば直観的に使えるのではないかと思って、
「握る」という動作を取り入れて「握るハサミ」を作りました。
でも、プレゼンを見てみると特殊な指の動きで物を切るという面白いものも多々ありました。
今回は今までと違って、モノを提案した上に「実際に作る」という授業だったので、
素材に関しても色々と苦戦した人が多かったです。
作って使ってみたら割れてしまったとか、これじゃ重すぎるとか、そういうところも苦戦しました。