版画コース

美術科 版画コースのブログ
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2013-05-25

三年生 紙を漉く

 

版画の工房では三年生が紙漉きの実習をおこなっていました!

 

 

 

版画において、版もとても重要ですが、

支持体になる紙もとても重要!

自分で紙を漉くことで、素材に対しての

理解、愛が深まります…♡

 

まずはみんなで一枚の紙をつくってみます。

 

 

 

 

 

 

水にコットンの繊維を泳がせて、

それを型に流し込み、

水だけを機械で吸引します。

好きな色、厚さ、大きさ、かたちの

紙を漉く事ができます。

山形に訪れた

少し遅めの春を感じながらの作業です。

この作業、水遊びみたいで楽しいんだよねーー

 

 

 

 紙ができてもまだまだ続きがありますよ〜〜!

いよいよつくった紙に版を刷っていきます!

今回の紙漉実習は、普段から自分で紙を漉いて

版画を制作していらっしゃる作家さん

馬場先生に特別に来て頂きました。

とてもパワフルでお茶目な方!

白手袋で版にインクをのせるお姿

とてもクールです。かっこいいでしょ!

みんなのあこがれの的です♡

 

 

 

 

 

 

紙と版のバランスを考えながら、

自分で愛をもってつくった紙に

丁寧に刷り上げてゆきます。

 

コットンでつくった紙は分厚くて

とっても丈夫。

その分しっかり厚をかけてあげないと

インクが乗らないのです

(経験者は語る)

 

 

 

 

キュートな馬場先生にアドバイスを

頂きつつ、自由に制作していきます。

 

今回制作した三年生たちの作品も

26日のオープンキャンパスで、

前の記事にも紹介した

フィジカルドローイングの完成作品と

同じ場所(E・芸術研究棟)で展示致します。

みてね♡

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