野良仕事の合間のおやつ。ふもち。
岩手、宮城では“がんづき”と呼ばれるこの蒸しパンのようなおやつ。
山形では“ふもち”と呼びます。
いつも畑でお世話になっているお母さんから秘伝のレシピを教わりました!
そのお母さんは、お隣の吉野さんという方から教わったそうです。
オーブンが無くてもできる。嬉しいおやつ。
農民としてこれはマスターしておきたい。
春、夏に比べて冬の活動は地味です。
米や豆の脱穀、籾殻の籾摺り作業は本当に地味です。(機械を使っていないのでさらに…)
でも時間が沢山あるから、手間をかけることが出来る季節です。
家に籠ることを強いてくる雪は、時に疎ましく感じますが、ありがたいものでもあります。
かつて、家の中で一番奥の暗い蔵に種を保存したと聞きました。
それは、籠ることによって種の生命が殖ゆると信じられていたからだそうです。
人の手でなんでもコントロール出来るとつい思ってしまうほど便利で安全な暮らしをおくっていても、
雪がふれば、横断歩道も、白線も見えない。
走れば転ぶし、何をするにもいつもより時間が余計にかかる。
なんで雪が降る土地に住んじゃったんだろう、と時々思うけれど、
雪は土地の暮らしを守ってくれる。教えてくれる。
本当は春だって、夏だって、秋だって教えてくれているけれど、
東北の冬は、やっぱり雪の声が大きい。
(いや、春も負けてない)
そんなこの冬の放課後農芸メンバーの私生活はというと、
しっかり籠って、麺と出汁から作るラーメン、白菜から作ったキムチ、カカオを割ることろからチョコづくり、右手で食べてみようインドカレー、
などに挑戦しているようです。
今後はきなこ、ピーナッツバター、も作る予定。
生命力、殖ゆってます。
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記:農芸ファシリテーター 飯塚咲季
現在活動中の堆肥隊・生ごみコンポストのポスターが、学食一階食券機付近に掲示されています。
食券機の近くということもあり、友達や先生からも「ポスター見たよ〜!」
とのお声をかけて頂き、嬉しい限りです!
各メンバーの個性が表れた素敵なポスターとなっており、
この一枚を通して多くの人たちに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
雪の影響から年末年始は活動を一時中断していましたが、
段々と雪も溶け始め「そろそろ再始動を!」と思っています。
突然ですが、小さじ一杯の土の中にどれくらい多くの微生物が住んでいると思いますか?
場所や環境にもよるのでしょうが、一億くらいと言われているのです。
土中には計り知れないくらい多くの微生物がすんでいるのですね。
私たちが休んでいる間にも、コンポストの世界の微生物たちは冬の間も必死に生きているんだな。
そう思うと春休みだからといってだらけていたらいけないという気持ちになってきます…。
かつて経営の神様と言われた松下幸之助はこのように話したそうです。
春はいつ山形へやってくるのでしょうか
私も静かに春を待とうと思います