放課後農芸のブログにお越しいただきありがとうございます。
最近ちょこちょこ雪が降るようになってきましたが、積もってもすぐに溶けてしまいますね。
私は真っ白な雪景色を楽しみにしているのですが、なかなか見られません…
さて、先日12/17は「お道具会」を行いました。普段みんなが使っている道具を紹介し合うという内容なのですが、その人のパーソナリティや学科の様子が垣間見える勉強会となりました。
Adobe Illustrator、RStudio、野帳、父からもらったデザインカッター、炊飯マグ、Adobe Dreamweaver、赤外線撮影をする機械、木炭デッサンに使うための食パン、キャンバスを作る道具一式、グループワークのための付箋とペン、文章を書くための鉛筆・消しゴム・ノート、のこぎり…
本当に多種多様な道具たちが紹介され、「こんな道具があるのか!」「だからこの形なんだ!」などの新たな気づきが得られました。
ここからは、その中で印象に残った道具を少しご紹介しましょう!
「RStudio」
RStudioはプログラミング言語で統計分析を行い、さまざまなグラフを作ることが出来ます。
「炊飯マグ」
炊飯マグは1合分の米を炊くことができるマグカップです。毎日炊きたてのご飯を食べたいけど、一人暮らしだとまとめ炊きして冷凍になってしまう。そんな時に、これがあれば食べたいときに手軽に炊き立てのご飯が食べられちゃいます。
最後には、この会を企画した先輩から「今回のお道具会を通して、みんなが自分の道具について深く学び、もっと道具に対して愛を持ってもらえたら嬉しいです」という言葉がありました。
今回、私は他の人の道具への愛を感じたことで、今まで以上に自分の使っている道具(Illustrator)をもっと使いこなせるようになって、もっと愛情を持てるようになりたいと感じました。また、新しく知った便利そうな道具は今後ぜひ活用していこうと思います。
デザイン工学部 プロダクトデザイン学科1年 松倉佑太
農芸ブログに足を運んで下さりありがとうございます。2019年も残りわずかとなりましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。私はお正月に何をするか妄想をして、今からワクワクしています。
さて、前回は「おべんきょうかい」ということで11月農芸展示のワークショップの様子をお伝えしましたので、今回は展示をメインにご紹介したいと思います。
テーマは「さわって、ふれて、考え展」。放課後農芸の活動をする中で私たちが感じた自然を、見に来てくれた方々にも一緒に感じて欲しいという思いから五感で体験できるような展示を制作しました。
視覚は《キュウリ棚》。会場の入り口からきゅうりのアーチがお迎えしました。アーチをくぐればそこは放課後農芸の畑です。
嗅覚は《においの展示》。農芸で活動していれば一度は嗅ぐモノを実際に小瓶に詰めてクイズ形式で紹介しました。
触覚は《農具展示》放課後農芸で使っている農具を持ち込んでその由来を紹介しました。
聴覚は《おべんきょうかいワークショップ》。普段買っている「野菜の値段」といテーマで、実際に農家をしている方をお招きして作る側と買う側の互いの価値観について話し合いました。
《おべんきょうかい》は最初、私たちが普段開催している勉強会の展示だけでしたが、「お客さん達に勉強会を体感して欲しいならやっちゃう?」というつぶやきによってワークショップの形になりました。誰かのつぶやきや思いつきをみんなで実現するメンバーが本当にすごいと感じています。
また今回の展示では実現できませんでしたが、アイデア出しの際には「味噌キャンディ」や「おいしい!の瞬間の展示」などたくさんの面白いアイデアがでてたのでぜひ来年の活動で実現できたらな、と考えています。
実は例年展示は2月くらいに行うそうですが今回はよりたくさんの人に見てもらいたいということで芸工祭の一ヶ月後ではありますが11月に展示をすることを決めました。来年もぜひ楽しみにしていて下さい!
さわって(ふれて)、そして考える。それは私が放課後農芸に参加して体験できたことだなぁと感じています。そして考えたことを誰かと話し合うことで新しい発見があるのだと学んだ1年間でした。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました!
こんにちは。
かなり寒くなってきましたね。雪もちらほら…。
外を歩くのも億劫な季節ですが可愛いふくらすずめを見たいがために散歩をしております。
さて、今年度の展示期間中である11/29(金)に開催したワークショップの様子を今回はお届けします。
ワークショップでは農芸が普段行なっている「勉強会」を体験してもらおう!
ということで企画を進めました。
テーマは『やさいのおねだん』
今年度放課後農芸で収穫したサツマイモを実際に見てもらいながら”値段”をみんなで考えます。
まず始めに、農芸で育てた…ということだけをお伝えしてゲストの方に値段を決めてもらいます。
みなさんの意見では、300〜500円という声が上がりました。
その後、農芸のサツマイモが出来るまでの工程をみんなでみていきます。
そうそうあの時は大変だった〜や無農薬なんだ〜などの声が上がります。
メンバーは一年の振り返り、ゲストの方には農芸がどのような活動をしているのか
具体的に伝わったのではないでしょうか。
さて、農芸のサツマイモが出来るまでの工程をみんなでみた上で再び値段について考えていきます。
消費する側だとこれぐらいかなぁ、でもこれだけ手間がかかっているからなぁ〜。
無農薬で育てて掘るのも手作業か…などなど様々な声が上がります。
一人一人値段を発表すると200円〜500円という声が上がり300円という意見が最も多かったです。
最後に柳川先生が畑を貸し出して経営を自分が行っている、
という設定で人件費を計算してくださいました。
例えば儲けを出そうとすると………農芸のサツマイモは一つ600円で
売らなければならない!という計算になりました。
う〜〜〜ん値段を決めるのってとっても難しい。
スーパーや八百屋さんで販売されている野菜の値段ってどうなんだろう?
また、美大生として作品に値段をどうやってつけよう?などなど考えるきっかけ作りとなりました。
今回ワークショップ形式で勉強会を開催し、
普段とは少し違った視点の考えや新たな交流が生まれたのではないかと思います。
寒い中、参加していただいた皆様本当にありがとうございました。
また、私がポロッと口にしたことを拾って企画の具体的な内容決め、パワーポイントの製作、
司会進行等の運営を進めてくれた先輩・後輩のみんな本当にありがとうございました。
そして、時間の都合で今回参加できなかった方などもいたようなので
定期的にこのような形で勉強会を開催し、放課後農芸の活動が広まると共に
もっと素敵な放課後農芸になっていけたらなぁと思いました。
芸術学部 文化財保存修復学科 2年 鈴木千春