2年前まで、年末にはその一年間に入試課ブログへたどりついた「検索ワードランキング」をお送りするのが恒例だったんですが。
こんにちは、えがろっくです。入試課ブログです。
もしかしてだけどもしかしてだけど今年はそのランキングをつくれないんじゃないの。
復活が10月からだったってことでね。
なので、入試課ブログtwitterで東北芸術工科大学の2014年を画像で振り返るっていう真面目企画を29日からやってますのでご覧くだされ。
もちろん、twitterの年末企画で紹介しきれていない出来事もいろいろあります。
今年は大学周辺にクマの出没が相次いだ印象が。
昨日、悠創の丘の上部で親子のクマさんが目撃されたクマ( ̄(エ) ̄) 特に親子のクマさんは、荒かったりするクマ ( ̄(エ) ̄) いや、ほんと真面目にスケッチに行ったりするときには鈴など音がするものを身につけたり、対策をお願いしますm(__)m
— 東北芸術工科大学HPTweets (@tuadnyushiblog) June 8, 2012
クマさんに関しては、特に何事もなくてよかったですねぇ。
そして今年は、これが結構大きなチェンジだったと思うのが、
学食を飛び出して、本館での軽食販売がスタートしたこと。
長いこと大学にいると、これは結構な変化で。
うちの大学の授業は、火水木に専門の授業が集中することもあって、一週間のうちのこの三日間は学食の混雑が結構あり。
学食2階のカフェでもテイクアウトものが多数ありますが、まずは学食がある建物に入る前に解決できること、ということで。
なかのひとも出席していた先生方や職員などの会議で昨年からたびたび「本館でパンとか売ることできない?」ということがたびたび話題になっていて。
さまざまな準備を経て、5月から本館での出張販売が始まりました。
うん、いいと思う(笑)
「やろうよ」っていうのは簡単なんですが、出張販売をするということはその分販売スタッフを増やす必要があったりするわけで、もろもろいろいろと調整は大変だったのではないかと>マネージャー
学食に限らず、来年以降も、いろいろな変化が起きてくると思いますよ〜
(まだ紹介できないけどすでに動いているものがいくつか)
では、みなさまよいお年を〜
大学も今日から年末年始の一斉閉館となりました。
こんにちは、入試課ブログです。
明日から大晦日まで、twitterに自動投稿で若干の仕掛けをおこなっておりますので、フォローされていない方はぜひこの機会にフォローいただければありがたや。
さて、19日に、文化財保存修復研究センターのエックス線室に、保存科学の米村先生(右)と西洋絵画修復の森先生(左)が。
14日まで宮城県美術館で開催されていた「生誕200年 ミレー展 ―愛しきものたちへのまなざし―」で展示されていた「群れを連れ帰る羊飼い」(吉野石膏株式会社所蔵[山形美術館寄託])の調査を行っていました。
保存修復の分野は、人間でいえば医者と一緒なので、レントゲンで内部構造を確認するわけです。
一口に「レントゲン」と言っても、内部構造を把握するためにエックス線の強さが必要になるのかは例え絵画作品だとしても作品によって異なるので、強さを変えながら試し撮りをしていきます。
ちなみに、人間のレントゲン撮影だと一瞬で強いエックス線があたりますが、文化財などの場合は、比較的弱いエックス線を時間をかけてあてます。
この場合は、写真でもあるように2分間あててますね。
この機械でエックス線写真ができあがってきます。
木枠に止められているねじが、ストレートのものとスクリューのものがあったり、布地に入り込んでいる顔料が見えたりと、このレントゲンでもいろいろ把握できます。
ちなみに、このエックス線取扱いの資格を在学中に取る学生も。
大学院生では修復工房に就職する方もいれば、いわゆる「理系」な分野にもなるので、4年生の中には気象情報会社のウェザーニュースに内定している方もいます。
「保存科学とお天気???」と思うかもしれませんが、文化財などは屋外に設置されているブロンズ像を処置したり、ということもあるので、「屋外環境」についての研究をしたりしているから意外とつながるものなのよね。
化学と密接な関係があるってよぉー
こんにちは、明石家サンタに出られなかった入試課ブログです。
すでに合格が決まっている入学予定のみなさんは、頭に入れておいた方がいいぞー、工芸コースに限らず。
ちなみに、来年4月入学予定のみなさんで入試課ブログを見てくれている人にフライングでお知らせしておこう。
いまのところ、4月入学直後に、国語、英語、数学のテストを予定しておる。
それぞれ、下記のようなイメージ。
国語=国語力検定
→日本語に関するあらゆる能力を確認するテスト。リスニングもあります。
国語力は、テスト対策をしたから上がるということはなくて、日頃の読書量とかに左右されますので、あとは言わなくてもわかるね。
英語=TOEIC Bridgeテスト
→よく耳にする「TOEIC」よりも基礎的な英語能力を確認するテスト。もちろんリスニングもあります。
本学の英語の授業も「TOEICテスト」を重点的に考えた内容になっています。
数学=基本的な数的処理能力
→簡単に言ってしまうと、足し算や引き算や掛け算や割り算や分数の計算やらを正確に早くできる能力を確認します。
だから、満点を取っても、かかる時間が遅ければ評価はあまり高くない、ということに。
それぞれ、入学までの3か月で、しっかりレベルアップしておきましょう!
※今後使用するテストが変更になった場合はお知らせします。
もちろん、これから受験される、という方は入試対策が先ですね。
毎年新入生からアンケートを取ると、
「赤本がなくて困った」
というのがあるんだけど、赤本って大学が発行しているわけじゃないので、われわれにはどうにも。
ただし、大学で過去問集を発行しています。
PDFでもダウンロードできますので。
なんか勉強の話を書くと読んでくれなくなりそうだけど(笑)、今日はこんなところで。
年明けまでに何度テレビで佐村●内さんと野●村さんに遭遇するんだろう。
こんにちは、ゴーストライターはいない入試課ブログです。
「ア゛ーー世の中を! ゥ変エダイ! その一心でええ!! ィヒーフーッハゥ。」
って、野々●さんはある意味世の中変えたよね。
年内の授業は今日でしゅーりょー
年末になって、なかのひとのところにも山形の各テレビ局さんから「年末特番」で取り上げていただく大学の取組みについて問い合わせをいただいたりしています。
年末年始は実家に帰る学生も多いので学割証の発行機前には、先週から長い列ができていました。
あ、大学事務局は、26日(金)まで開いています。
年が明けたら、学生はレポート提出だ、試験だ、課題提出だと、怒涛のように日々が過ぎていっちゃいますからね。
1月5日(月)から授業は再開です。
そして、
2月には、卒業/終了研究・制作展、いわゆる「卒展」が行われます!
オフィシャルサイトの公開を開始しましたので、↑画像からどぞー。
今年はこれまでとはかなり趣の異なった、元気なビジュアルデザインになりました!!
コピーは、「生い繁る、ソウゾウリョク」。
卒展を迎えて、春の芽吹きのエネルギーが表れている様子を生い繁っている緑で表しています。
先週水曜日、
日本画コースには、岡村先生がいらっしゃいました。
岡村桂三郎先生。以前うちの大学で教えていらしたのです。
岡村先生の講評の独特な空気感。
なかのひとも、とても懐かしく感じました。
ま、この講評の直前まで、岡村先生と、小沢元学長と一緒にお昼を食べていたんだけど。
センター試験まであと一か月を切りまして。
こんにちは、入試課ブログです。
受験生はもちろん追い込みの時期ですが、大学スタッフも準備でてんやわんやなのです。
うちの大学はセンター試験の会場ではないんだけど、大学から車で1時間半ほど離れた会場の実施をかれこれ6年担当しています。
全国共通で公平に行うセンター試験なので、実施する側もあたりまえですが相当な緊張感を持ってやります。
事前にいろいろな想定もするし。
2年目くらいに、1日目の朝起きたら一晩で40センチくらい新雪が積もっていて、
「ハッ、これ開始時刻遅らせたりとかしなきゃかな。」
と思って心配したけど、みなさん雪には慣れっこな土地だったので何事もなかったように普通に試験が始まったりと。
想定していなかったことも毎年のように起きます。
「シャーペンをトイレの便器の中に落としてしまった・・・」とか、
「『時計忘れてきたので、時計貸してください!』って笑顔で言われたり」とか、
「『息子が弁当を忘れたので、試験室に届けてほしい』ってお母さんに言われたり」とか。。。
ま、まずは残り一か月、受験生のみなさんはセンター対策ですね。
すでに合格が決まっている人は、4月からはセンター試験を受ける人たちと一緒に大学生をやっていくわけなので、入学までに学力しっかりつけておいてね。
明日20日も入学予定者のスクーリングがあります。
友達を作ることも大事。
でも基礎学力も大事。
4月には、英・数・国のテストもありますので。
さて、こちらは、笑顔も見える映像学科の4年生。
今日から3日間、卒業制作の最終プレゼンテーションです。
笑顔ですが、妙な緊張感があるのですよ。
写真、CG,アニメーション、ドキュメンタリー、ドラマ、映画などなど、ひとくちに「映像」といってもそのメディアは様々。
絵画であれば、100号だ、200号だと大きい作品だとしても、視野には入るわけですが、映像、特に劇映画やドラマなどの場合には、作品の長さが1時間近くあるものも多くて、映像学科の卒業制作最終プレゼンは毎年3日はかかります。
しかもその3日間っていうのは、朝9時半から夜も20時半まで。
この写真の大上映室「サクラダシネマ」に缶詰めです。
あ、写真の作品などだったりすると、すぐ隣のスタジオでやったりしますが。
受験生同様、芸工大の4年生も追い込みなのです。
年内の授業もあと一週間。
こんにちは、トレンディエンジェルです。入試課ブログです。
山形市内は雪も数センチでそれほどじゃないけど、寒くてミソスープ飲みたくなりますな。
うちの大学は来週月曜の22日まで授業で23日からお休み。
これは1月12日月曜日が成人の日で祝日お休みなので、その日の授業分が12月22日になる、というイメージ。
10月の台風で休講になってしまった大学さんは、23日(火)に振替授業をやったり、23日は休みだけど大学生のみんなはきっと必ずやとっても忙しいはずである24日(水)に振替授業をやるみたい。
10日ほど前の話になっちゃいますが、本田技術研究所のみなさまに来学いただき、業界についていろいろなお話をいただきました。「本田技術研究所」と言われてしまうと、「なんかの研究機関??」と高校生は思ってしまうかもしれませんが、写真のロゴを見ていただければお分かりの通り、クルマやバイクなどでおなじみの「HONDA」さんです。
「デザイナー」と一口に言っても、その関わる仕事の幅は会社さんによって違ってくるわけで、ホンダさんでのデザイナーの役割というお話がとても興味深いものでした。
また、四輪(クルマですね)のデザインを担当している卒業生の大橋さんは、「デザインって、一人ではできないところが面白い!」と話をされていました。
大学ホームページで紹介された秋山さんもホンダさんで活躍されている1人です。
引き続き年末年始も多くの企業の方による業界勉強会がありますです。
今年もきっと蝶野さんからやられちゃうであろう山崎邦正さんのことではありません。
こんにちは、入試課ブログです。
いまは月亭邦正さんか。
映像学科では、山形県が運営するインターネット放送局「やまがたchannel」で配信する映像制作の委託を受けています。
通称「やまチャン」。
映像学科の中だけでしか通じないけどね。
毎年2年生がグループに分かれて、「やまチャン」の製作を行っています。
で、昨日が、その試写会。
山形県広報室の方はもちろんのこと、根岸学長、企画構想学科の山下先生、事務局のスタッフ、そしていつもお世話になっている学食のスタッフさんにもおいでいただいて審査していただきました。
また、スペシャル審査員として、広告代理店「電通」のクリエイティブディレクターでさまざまなCMなどを手掛けていらっしゃる東畑幸多さんをお招きしました!
映像学科2年生60名が、はじめは10チームに分かれて企画を考えて発表。
それが7月だったかな。
その発表で7チームに絞りこまれて再度チームを再編成。
夏休み期間も撮影などに充ててとても頑張って製作しました。
1チームあたり5分ほどの作品。
さて、なかのひとの感想を正直に言っていいですか?
本当によくできていました!!
先週2年生の授業にお邪魔して全部の作品を見た段階では、
「おっ。。。大丈夫か。。。これ。。。」
というのが正直な気持ちでした。
そこでだいぶ上から目線で好き放題いろいろと講評しちゃって、明らかに2年生のテンションが「あと1週間しかないのにさぁ・・・」という感じになってたように思えて。
担当の今村先生とも話をしましたが、いや~学生のみんなの力ってすごい!
ホント、びっくりするぐらいこの1週間でクオリティが上がってましたよ。
グループで作る難しさ、大変さもみんな感じただろうしね。映像学科は、映画、CM、写真、CG、ドキュメンタリー、アニメーションなどさまざまな分野を勉強します。
そんな意味からも、アニメーションをうまく取り込んだ作品があったりして、新しい展開が見えました。
根岸学長も「技術的にもとても上がってきた」と講評されていました。東多さん(写真左手でマイクを持っていらっしゃる方)からは、「モノづくりの原点を思い出して、いい時間を過ごせました」と好評価。
余談ですが、取材に来ていた新聞記者さんも「いいねぇ~面白いねぇ~」と何度も言ってましたし、実際今日の新聞記事の中でも「力作ぞろいだった」と紹介していただきました!
最後の10分は、生きた心地がしなかったですよ。
こんにちは、味スタでJ1昇格の瞬間をしかと見てきた入試課ブログです。
ちなみに、左側のビッグフラッグ、一番下にフラッグを制作した際にご協力いただいた企業名が入っているんだけど、来週の天皇杯決勝では大人の事情でそれを見せることができないので青い布でカバーされています。
そして、
山形昇格の瞬間、ディーオくんの涙。 pic.twitter.com/OnkRjTvqTw
— tokyobaka (@bay_am) 2014, 12月 7
2008年2月のうちの大学の卒展で初めて3次元化?されて、ディーオ自身も2回目のJ1昇格。
東京からの帰りの新幹線では、通路を挟んで座っていたご婦人とお互い顔を見合わせて、「ホントよかったですよね〜」と。
また、同じ新幹線に選手・スタッフが乗っていたこともあって、山形駅の新幹線改札でも、中央口でも「ありがとう〜」という声援が上がっていました。ちなみになかのひとは、プレーオフ前々日の5日金曜日に、モンテディオ山形の中の人と打ち合わせをして、来年度大学の授業でひと仕掛けできないか考えています。
ぜひお楽しみに。
さて、今日は山形県内の高校で行われた「進路ガイダンス」へ行ってきました。
高校2年生が対象で、「分野別説明」の中での「芸術系」を担当。簡単に言えば、授業の一時間を使って、「芸術系に進学すること」をざざーっと説明する感じ。
十何年やっているので、おおよそ高校2年生が今時期に知りたいことなどを予測して話したりします。結局行き着くところは、入試の科目がどうとかよりも、「芸術・美術系に進んでどうすんの?」への答えかな。
授業時間の50分で伝えられることは限られているので、ガイダンスが終わったあとに自分自身で振り返って考えてもらえるようなお話しをしています。
ご希望がありましたら、なんなりと入試課までお申し付けください(笑)まず入り口は「絵を描きたい」「マンガ描きたい」「なんとなくデザインってかっこよさそう」っていうので構わないと思うのよね。
一方で、今年の大学案内冊子「TUAD TRIP」の67ページにもありますが、「絵が好き、イラストが好き」という延長線上にデザインは無いんですよ。
ということも理解はしてほしいわけで。
こういうの書きだすとすんげー長くなるから、日々のブログでそのあたりにも触れていこうかと。
「学年集会」っていうと、高校生はよくあるイベントなんでしょうけど。
こんにちは、入試課ブログです。
学年主任の先生が、模試の結果がどうだったとか、最近の服装がどうだとか、そんな話をされるのが「学年集会」って感じ。
でも、大学ではあんまり聞かない言葉でして。
学科によっては「帝国会議」って言われてますがね(笑)
全学年合同ミーティングみたいに、一つの事柄を勉強するために実施するっていうのは珍しい例な気がします。
さて、先週水曜日に映像学科の上映室である「サクラダシネマ」へ。
映像学科2年生が山形県からの委託を受けて制作している「山形をPRする映像」の授業に。
10日(水)が山形県のみなさんへの最終発表なのですが、その最終チェックも含めて。
ゲストは、企画構想学科の関橋先生。
広告代理店で長らくお仕事されていましたので、こういった講評はお手のものです。
内容は・・・とりあえず来週に期待しよう(笑)
2年生大変だと思うけど、がんばってちょ。
で、映像学科の編集室。なんか左側でバンザイしてる人いますがキニシナイキニシナイ。
今月中旬の提出期限を目の前に、4年生が必死で編集作業中。
マジで、ピリピリしてます。
そして、なかなかイメージできないかもしれませんが、アニメーション専攻の学生は、音をつける作業をしていました。
いまPCを触っているのが、日本アカデミー賞最優秀録音賞などを受賞している石寺先生。
ちなみに、この奥には、映像につける効果音を作り出すための部屋もあります。4年生も、別の部屋で音の編集。
「音」は映像に欠かせないものですので、こういう学びや実践も行うのが映像学科なのです。
「えええ!!!!何だ?!女の子しかいないのか!!!????」
こんにちは、入試課ブログです。
いつもこの環境にいると、「女子ばっか」ということに慣れてしまってるからなぁ。
市民の皆様がざわつくのも理解できる(笑)
復活した最初の記事で書いた通り、全国の芸術系・美術系大学で女子が圧倒的に多い現状なので、
アットホームな明るい雰囲気です!
懇切丁寧な指導で面倒見のいい環境!!
ファッションセンスは問いません!!!
お気軽に、入試課までお問い合わせください!!!!
なんて気持ちになっている大学さんも多いかも。
話は戻って、工芸コース1年生が手掛けたイルミネーション。
各紙でも取り上げていただいています。
山形駅前でイルミネーションが点灯[山形新聞]
一足早く… クリスマスの輝き[読売新聞]
先週のお話ですが。「また
アクセス数が低い就活ネタか」とか言わない。
デザインの学科から就職、というのはイメージしやすいかもしれませんが、美術科から就職???というところで、
美術科日本画コースの先輩が3年生に向けてお話をしてくれる進路ガイダンスがあるということで、ちょっとだけ覗きに。
日本画ということで和室で開催(笑)
先輩5名が話をしてくれました。
って、また全員女子か!
今回は、県の高校美術教員、ゲームグラフィックデザイナー、空間デザイナー、総合職、事務職に内定された5名のお話。
「デザインの学科じゃないからデザイナーになれない」ってことはない、
「美術してると美術の先生くらいしかなれる仕事がない」ってことじゃないんだってことをわかってもらえれば。
(もちろんただなんとなく授業受けただけとか、ただなんとなく課題をやっただけとかじゃあかんけどね)
先輩方が話していたことでいくつか印象的だったことをいくつか。
・そもそも「美術って何?」「芸術って何?」っていうことを考えた。
・大学の中にいると「日本画」で何をやっているのか通じるけど、一歩大学を出れば「日本画って何?」という世界。
・「美術をやっている、日本画をやっている」というと、「単に絵を描いているだけ」と思われがちだが、画面を考えたり、取材したり、パネルを作ったりという「絵を描く過程」で、「計画的に物事を進めていく力」が身についていると自分を振り返って思い、それを企業の人には一番アピールしていた。
・「ポートフォリオ(作品ファイル)」で作品の写真を見せるが、写真と実際の絵では全く印象が違うので自分を知っていただく一助としてF4などの小さいサイズの絵は実物を持参して見せるようにしていた。
などなど、すこしの時間しか現場にいることができなかったんだけど、先輩方のお話しがそれはまぁ目からウロコなことばかり。
「絵を描きたくて」大学に来るんだけど、大学を出たら絵だけで食べていけるか、というと日本のアートシーンで、しかも大卒すぐで、なんて現実的じゃないですわね。
「絵を描き続けたい」と思うからこそ、就職して、働いて、収入を得て、それで画材を買い、絵を描くスペースを確保し、いろいろな作品を見に行く、その元となるお金が必要なわけで。