こんにちは。放課後農芸です。
今年は、色白の美人豆がたくさんあり、味噌づくりの期待が高まりました。
さて、今回は味噌づくり第二部です。
味噌づくりのための材料を買いに、毎年お世話になっている「橋本農園」さんと、「深瀬善兵衛商店」さんに農芸メンバーで伺いました。
まずは、白米と玄米を買いに「橋本農園」さんに伺いました。橋本さんには、米づくりの流れや肥料である「くん炭」についてお話ししていただきました。農薬を使わずにお米を作っている橋本農園さんでは、鶏や猫がのびのびと暮らしていました。
そして、「橋本農園」さんのお米を麹にしてもらうために、「深瀬善兵衛商店」さんに伺いました。「深瀬善兵衛商店」さんでは尚子さんに、麹について説明していただき、どのようにお米が麹になっていくのかを知りました。麹は生きていて、「作る」というより「育てる」という言葉がぴったりだと思いました。また、学生生活や、お店とデザインの関係性についてなど、様々なことについてお話ししていただき、とても勉強になりました。
また、塩は「塩や勝じ」さんで買わせていただき、庄内浜の昆布塩をいただきました。味噌づくり当日に使うガスとコンロは堤さんにお届けしていただきました。
最後に、「樽石大学」に水汲みに行き、その水で大豆を一晩漬けておきます。
ついに、味噌づくりのための材料を揃えることができました。
このように、芸工大の畑からたくさんの方々とのつながりが生まれていることを体感できました。今年も多くの方々に支えられ見守っていただきながら、山形の産物で味噌づくりを始めることができます!ありがとうございます!
芸術学部 美術科日本画コース2年 神作茉弥
明けましておめでとうございます。
今年も放課後農芸をよろしくお願いいたします。
今回のブログは去年、最後に行われた勉強会のお話です。
12月21日に行われた勉強会のテーマは「お酒」でした。お酒がキーアイテムとして出てくる映画の話から、酔いにくい人が多い地域のマップ、飲んでみたいお酒や、プレゼントしたお酒の話まで……。
面白いな〜と思ったのはお酒に強い人のマップの話です。それによると、中央の東京から離れるほどお酒に強い人が増えていくそうです。確かに東北の人や九州、沖縄の人はお酒に強い人が多いイメージがあります。実際にデータとして見ても多いなんて面白いですね。
さまざまな場所から集まり、お酒が飲める年齢の人とまだ飲めない人が混じっているチュートリアルだからこそ『お酒』というテーマでもたくさんの切り口があって面白いですね!
次回は今期最後の勉強会になります。テーマは「書初め会」です!
みなさまの今年の抱負は決まりましたか? 今回放課後農芸では、メンバーが今年の抱負を黒板に書初めします。2022年も始まり、あっという間に毎日が過ぎていきますね。毎日を大切にしながら、日々を過ごしていきたいです。
まだまだ寒い日が続きますが、体調に気をつけて生活していこうと思います。みなさまもどうかご自愛ください。それでは。
芸術学部 美術科洋画コース3年 菅原穂乃佳
みなさんこんにちは。
師走を迎え、今年の日数もいよいよ少なくなってまいりました。クリスマスや年末、そして新年に向けて心も弾みますね。
さて、放課後農芸では12月6日に「雑草」についての勉強会を開きました。雑草会の特別講師として永岡さんにお越しいただき、知っているようでなかなか知らない雑草について深めていきました。
初めに、メンバーが調べてきたことを発表していきます。
雑草と呼ばれる草の定義は? 雑草は発芽に様々な条件があるため、人間が植えてもなかなか育たなかったり……。雑草から作物になったライ麦やエンバク……。
私が「面白いな〜!」と思った雑草の定義の一つに、人間の営みである農業に損害を与える植物が雑草という話があり、例えで米を植えるために苗を育てているのに、そこから大根が生えてきたら、それは雑草という話があったのですが「確かに!」と納得しました。見え方次第で雑草かどうか変化するなんて面白いですね。
いよいよ永岡さんのお話です。
永岡さんは畑の中にある雑草研究所の所長なのですが、その場所の写真を見せてくださいました。何と今年と去年の同時期に撮影した写真なのに、植生がすでに変化を始めています! 一年草から多年草へ、そして小さな木が生えて、いつか森へ変化していく……。その大きな流れの一部が畑の片隅で起こっていることに驚きました。
そして今行っている研究や気づきをメンバーへ共有していただきました。その中で、植物は自分で生き方を決める、というお話がありました。
植物は自分で発芽する時期を定め、種を残す時期を決め、次の世代へのバトンを残していきます。植物が自分で生き方を決めるなんて、と流されがちな私は植物に尊敬の念を抱きました……!
普段何気なく見ている雑草ですが、名前があり、役目があり、意味があってそこに生えてきていると思うとちょっと感動するのではないでしょうか。そんな植物たちを通して、自分の生活を振り返ってみたくなりますね。
次回は今年最後の勉強会、「お酒会」です。年末年始、特に触れることが多いお酒ですが、メンバーからどんな話が聞けるのか楽しみですね!
芸術学部 美術科洋画コース 3年 菅原穂乃佳
こんにちは、放課後農芸です。
今回の勉強会のテーマは「農具」です。まずは、自分を畑で使う道具に例えていきます。ブルーシート、麻紐、麦わら帽子など、様々な名前が出て来ます。
そこから5つの道具を選び、ハサミ・麻紐・帽子・レンガ・スコップ/シャベル それぞれのグループに分かれて、情報を集めていきます。
調べた情報を模造紙にまとめて、みんなで共有タイム!
歴史、長所、豆知識…短時間でも目からウロコな情報がたくさん集まりました。
中でも印象的だったのが「シャベル」と「スコップ」の呼び方の違い。
関東と関西で呼び方が逆になるだけではなく「シャベルという名前で呼ばない」「どちらもシャベルと呼んでいた」など、地域によって違うようです。
様々な地域から来た人たちと同じテーマで語り合うことで、いろんな発見や驚きがあります。これも勉強会の醍醐味の一つです。
これから冬に向かうにつれて、畑での活動が少なくなっていきます。
しかし、畑がお休みしている間も、みんなで集まり、畑について考えていきます。
いろんな地域、いろんな学科、いろんな考え…畑や教室で仲間と語り合う時間を大切にしていきたいですね。
次回は、2年生が中心となり勉強会の準備をしていきます。
畑も勉強会も、冬に向けて準備中です◎
次回の更新もお楽しみに。
デザイン工学部 コミュニティデザイン学科3年 及川美里
最近は、いきなり雨が降ってきたり、暑い日が続いたり…過ごしづらい日々が続いております。
そんな中でも、畑の作物たちは、元気に育っています。雑草たちも元気なので、手入れが大変です。
さて、今回は芸工祭での出し物についてみんなで話し合いました。
昨年は、芸工祭を開催することが出来なかったのですが、
今年は、1年ぶりの感染対策を行った上での開催です。
例年とは違い、大学芋の販売ができない中、どういう形で活動を届けるのか、作戦をねっています!
1、2年生は、初めての芸工祭。経験のある先輩方からの意見をもらいつつ、一緒に盛り上げていきたいと思います!
ぜひお楽しみに…
芸術学部 美術科 日本画コース1年 瀬口亜寿香
こんにちは。放課後農芸です。
この日は、「モモ会」でした。
「モモ会」では、ミヒャエル・エンデの『モモ』をみんなで輪読して、時間について考えます。
放課後農芸が一番大事にしていて、毎年恒例の勉強会です。
『モモ』のあらすじです。
町外れの円形劇場に迷い込み、そこに住むことになった不思議な女の子のモモ。町の人は最初モモを気にかけていましたが、次第に話を聞いてもらう大切な存在となっていきます。しかし、「時間どろぼう」の灰色の男たちが現れ、モモの大切な町の人たちの時間が奪われていってしまいます。
モモは灰色の男たちから時間を取り戻すために、立ち向かうのです。
6章を輪読しました。
モモ会では、6章の“インチキで人をまるめこむ計算”を輪読しました。灰色の男が床屋のフージー氏に時間を奪うための話をしている場面です。フージー氏は、灰色の男の話を聞き計算を見て、今までの時間の使い方が全くの無駄であったと感じてしまい、灰色の男に自分の時間を預けてしまいます。
すると、フージー氏は、時間の節約だけを考え、とても怒りっぽくなってしまいました。
同じように町の人たちも時間を奪われ、みんなの生活はどんどんは痩せ細っていったのです。
感想を共有しました。
輪読の後、ひとりひとりが感想を発表し、みんなで共有しました。
時間とは何か考え、自分の時間の使い方などと向き合いました。時間を無駄にすることと節約すること、大切にすることの違いは何か。何が私たちを豊かにしているのかを考えました。そして、どのように時間を使っていきたいかも考えました。みんなの感想や意見を聞けて、より深く時間について考えることができました。
このメンバーでこれから農芸での活動を行っていきます!
最後に収穫した野菜をみんなで分けました。
芸術学部 美術科日本画コース1年 神作茉弥
こんにちは、放課後農芸です。
最近雨の日が多く、そろそろ梅雨入りしそうですね。
さて、今回は畑の整備をしました。
立鎌という道具を使い、畝と畝の間を平らにしていく作業と水やりを行いました。また、トマトのわき芽取りやキャベツの葉の裏に産み付けられていた卵を取り除くこともしました。
先日植えたばかりのトマトの苗は実が少しずつなってきており、サンチュはもう食べられそうです。
種を撒いた小松菜やニンジンなども小さな芽が出てきていました。
一方で、南瓜の苗が1本折れかけていたり、オクラの葉が枯れていたりと今後が心配な野菜たちもいました。その原因と対策をこれからみんなで考えていけたらと思います。
一通りの作業を終えた後にみんなで畑をまわり、どこに何が植わっているかクイズをしました。私は苗や種の買い出しに参加したにも関わらず、メロンと南瓜の区別がつかなかったり、形態を見て何かわからなかったりしました。早く覚えようと思います。
日に日に暑くなり、虫やカエルなどの生き物が活発的になってきました。野菜たちもこれからぐんぐん成長していくことでしょう。私たちも小さな生き物たちに負けないよう農芸の活動を盛り上げていきたいと思います!
芸術学部 美術科彫刻コース2年 山本満里奈
こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
桜も散って樹木は緑に生い茂り、ゴールデンウィークも終わりに差し掛かりました。
私は久しぶりに畑に戻ったのですが、畑の匂いや土でくすんだ長靴を見てまた一年が始まったのだなと実感しました。
今日は畑で作物の苗に土を盛ったり、トマトなどを誘引したりして畑に手を加えました。
まずは柳川先生が苗に盛ってる土が少ないと気づいたため、猫車で土を運び苗に添えました。
その後トマトなどを誘引するためイボ竹を畑に刺しました。
これがまた大変な作業。重たい木槌で自分の背丈よりも高い位置にある所を叩かなきゃならないのです。腕がパンパンになりながら作業をしていました。
また隣ではイボ竹を斜めに刺してしまい、キレイに垂直に刺せず苦戦する様子も見受けられました。
なかなか思い通りにならないのがこの農芸なのかな思いつつ眺めていました。
トマトの誘引では新一年生達が戸惑いながら作業する姿を見て同学年達と作業してた時を重ね合わして懐かしさが込み上げていました。
かく言う私は数年やっているのに結び方を間違え、柳川先生に怒られてしまいました。
前に失敗から学ぶことが重要だと柳川先生がおっしゃっていたのでそんなこともあると、心に留めておきましょう。
いや、繰り返しているから学んでないのか。
その後はゴボウを植えるためにイボ竹を畑に刺して、ビニール袋の支えにして土を入れることでゴボウを収穫しやすいように植えました。
言葉では伝わりにくいとは思いますが後々楽できる工夫だと思ってください。
ゴボウ植えという結構大変な作業が終わり、トマトの間にバジルを植えた後はイボ竹などの整理をしました。
整理はみんなでやったので思うほど大変ではありませんでした。整理整頓は苦手なので願わくば来年は整理しなくてもいいように。
そんなこんなで一時間半ぐらいが過ぎ本日の作業が終わりました。
私にとってこれからまた一年、畑との学びが始まりました。
ぼーっとして新一年生達に追い抜かされないように畑を通して成長していきたいと改めて思いました。
また今年からよろしくお願いいたします。
それでは皆さん次の更新までお元気で。さよなら、さよなら。
美術科工芸コース三年 岩池彬文
こんにちは、放課後農芸です。
今日は、昨日買ってきた種や苗を畑に植えていきました。
様々な野菜の苗たちが畝に並べられていきます。
苗の植え方について先生に教えていただきました。
まずバケツに水を入れます。そこに苗をポットごと、泡がプクプクと出て来なくなるまで入れます。
次に、昨日張ったマルチに穴を開け、苗を入れ、土を盛ります。
これで苗植えは完了です。
ゴーヤやきゅうりなどツルの伸びる野菜の周りには網を張っていきました。
途中大雨にみまわれ、一時テントの下で雨宿り。今日は日が出たり大雨になったり、変わった天気でした。
畑の土がとてもぬかるんでいましたが、みんなで協力し無事に植え終えることができました。
去年は畑での活動がほとんどできなかったので、今日も昨日に引き続き念願の畑作業でした。
知らないことだらけですが、知る喜びを感じます。
これからこの野菜たちがどう成長していくのか、とても楽しみです!
芸術学部 美術科彫刻コース2年 若栗由京
みなさんこんにちは、放課後農芸です!
新年度最初の長期休暇GWが始まりましたがいかがお過ごしでしょうか?
私たち放課後農芸は先月新メンバーを迎え、本日今年度初の畑作りが始まりました。
コロナウイルス感染拡大により今までの活動は全てZOOMで開催してきましたが、今回は畑作業ということで新メンバーともようやく顔を合わせることができました。ZOOMでの活動もいいのですが、やはり対面での活動の方が断然会話もしやすいですし、なにより楽しいです。
GW第一回の畑作業は畝(うね)作りです。
前回の活動「何植える会」ではかなりの種類の野菜が挙げられました。
その野菜たちを植えるため、野菜たちが過ごす寝床を作ります。
まずは、みんなで重たいたい肥を持ち上げ畑へ撒いていきます。
たい肥はかなり重く、バランスよく撒くのはとても難しいです。腰が痛くてかないません。
たい肥と土を混ぜ、畝を作っていきます。まっすぐきれいな畝を作るのはとても難しいですが先生や先輩方にアドバイスをいただきながら何とかいい寝床を作ることができたのではないかと思います。
協力しながらとても楽しそうに活動していますね!
午後からは2年生が中心となり苗や種の買い出しへいき、買い物リストにある苗や種を探しました。
私は先生にわがままを言いリストにない「からとり芋」をこっそり買ってもらいました。
からとりは大好物なので食べるのがとても楽しみです!大切に育てようと思います。
また、買い物リストには見たことのない野菜も多く、苗だけではなかなか野菜の種類が判断できませんでした。特にウリ科やナス科の野菜は葉がよく似ているものが多いため初心者の私にはなかなか見分けがつきません。まだまだ勉強が足りませんね・・・
みなさんは見分けがつきますか?
さて、明日からも畑作業は続きます。
みんなでおいしく野菜を食べることができるよう丹精込めて育てていきたいですね!
最近は雨続きですがどうか晴れますように。
ではまた!
芸術学部 文化財保存修復学科 2年 千葉美羽