曇り空がふえ、すっかり梅雨らしくなってきましたね。
野菜たちにとっては恵みの雨です。
静かな雨の音の中、先日6月1日は
恒例の勉強会を行いました。
今回の勉強会は、「ワールドカフェ」にチャレンジします。
「ワールドカフェ」とは、討論のひとつのやり方。
数人ずつでグループ(国)を作って議論し、時間が来たら他の国へ移動して
また話します。様々な国でお互いの意見を交換しながら、
自分の考えを見出していきます。
議論と違い、リラックスして自由な意見交換ができるのが魅力です。
今回のテーマは、「畑で学んだこと」
畑に入って間もない新入生も、今年で3年目のメンバーも、
先生もみんな、畑に入って考えたこと、気づいたことをどんどん出していきました。
みんな、話したいことがもりだくさん。
和気あいあいとした雰囲気の中、マイク代わりの人形を片手に
一生懸命に話すメンバーと、じっと耳を傾ける仲間たち。
国が変わるたびに、違うメンバーと話すことで
新しい視点に気づいたり、「なるほど!」と思う瞬間がたくさんありました。
様々な国をまわり終えたら、
最後に自分の「畑で学んだこと」を一言にまとめて発表しました。
みんなが考えた一言、その一部をご紹介します。
「人は畑で育つ」
「自分の体で学ぶ」
「責任感と愛を持ってもう一度畑を育てる」
「ぐるぐるまわっている」
「農芸は一つの覗き穴に過ぎないんだなぁ」
「キレイごとはキレイごと(でもいいじゃん!)」
などなど。個性的な一言がたくさん生まれました。
これらの一言は、一見簡単なようでいて
たくさんの意見を受け入れ、自分と畑と向き合って考えた、
その人だけの特別な「一言」なのです。
みんなの考えがつまった発表は大盛り上がりでした!
面白かったのは、同じ畑を耕していても
みんなが一番に選んだ言葉はそれぞれに違ったこと。
畑を通して、みんなが得るものは人により様々です。
ずっと一緒に活動してきたメンバーも、時とともに
新たな視点が生まれたりしています。
そんなみんなの意見に驚いたり納得したりしながら、
自分の意見を伝えるのは、なんだかとても楽しかったです。
今回生まれた数々の言葉たち。
揃いも揃って名言ばかりです。
Tシャツに入れて着るのはどうかな?なんて
楽しいアイデアは尽きません。
意味を知りたい方は、ぜひ参加したメンバーに
詳しい話を聞いてみてくださいね!
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グラフィック3年 星