今年も実りの季節を迎えましたね。近頃は家々の庭でおいしそうな柿が目に着くようになりました。
放課後農芸では今日、自然農法で育てた稲の収穫を行いました。
今回試みた自然農法は、畑を耕さない、除草しない、肥料を与えない、
農薬を使わない手法なので、畑はこの通り雑草がもじゃもじゃ。
そしてそのもじゃもじゃなジャングルの中にたくましい稲がばらばらと生えてるような感じでした。
畑に到着直後は霧がすごく、稲が湿ってしまっていたためおひさまを待って小一時間シートの上でまったりタイム。しばらくすると霧も晴れてぽかぽかと暖かくなってきました。
作業開始。
畑のカエルもどこか物憂げな表情に見えるそんな季節。秋ですね。
刈り取った稲はその後縛って軒先に吊るしました。
今回この稲がまだ苗だった頃から携わらせてもらえて、
これからはお米一粒も残さないように食べようと思うようになりました。
やっぱりお米ってつくるの大変なんだな。食べもののありがたみはつい忘れがちなんだけども、
こうやって定期的に思い出せるようにしていきたいと思いました。そして次は脱穀です。
記:芸術学部美術科洋画コース 日吉聡美