こんにちは‼︎ 放課後農芸です‼︎
5月も終わりを迎えますね‼︎
突然ですが、みなさまは
カルビーポテトチップスのパッケージが白黒になるというニュースをご存知でしょうか。

(引用:中東情勢の影響による一部商品仕様見直しのお知らせカルビー株式会社https://www.calbee.co.jp › news › pdf)
「思い切った策に出た」と、学生の間でも大変話題になっているニュースです。
講義でも先生が取り上げるほど、その影響力は圧倒的。
今回は、そのニュースを切り口に、勉強会で話し合いました‼︎
まず…
話し合いの前に、物事に対する「3つの考え方」を復習です‼︎

ロジカルシンキング…………論理的思考
ラテラルシンキング…………水平思考(新しい視点で、別のアイデアを生み出す。)
クリティカルシンキング……批判的思考(凝り固まった思考から抜け出し、正しく疑う)
これだけでは、まだ分かりづらいですよね。
具体例で考えてみましょう‼︎
「一つのオレンジをみんなで分ける」がテーマであれば…
ロジカルシンキング →重さなどを測り、正確に三等分する‼︎
ラテラルシンキング →オレンジをジュースにして、みんなで分ける🎵
クリティカルシンキング →等分するってそもそもどういうこと? 人によって、オレンジを好きな度合いは変わるはず。
…ような考え方になりますね‼︎
この考え方がとても重要になります‼︎
さて、考え方の復習ができたところで
今回のテーマは以下の3つになりました‼︎
「クマ」
「温暖化」
「白黒パッケージ」
タイムリーなテーマが揃いましたね‼︎
農芸の勉強会で取り上げるのに、ピッタリです。
この3つのテーマを、さらに先の3つの考えで分けて…

全部で、9つの考え方ができました。
それぞれグループに分かれて、模造紙に書き込みます‼︎


そして、発表へ‼︎
【クマ編】
①「クマ問題」(ロジカルに捉える)

クマが何を引き起こすか。
ロジカルに考えて、まとめてくれました。
発表後、クマによる人身被害の図で、
「令和6年のクマによる人身被害の件数が大幅に減少しているのがなぜか」と他の学生から質問が。
それに対し、別の学生が
「どんぐりなどの実が豊作だったから、クマの出没が減ったんじゃないかな」と考え、
教室に「あぁ、そういうことか」という声が一斉に響きます。
②「クマが出るなら」(ラテラルに捉える)

クマが出るなら、お友達になっちゃえ‼︎
クマを名物料理にしたり、子クマを育成したりしよう‼︎
クマの上に乗って、車のように走ることや、クマカフェを開こう‼︎ と
お茶目で可愛らしい方法がいっぱい☺️
くすっと笑える発表でした‼︎
③「クマが出て悪いのか」(クリティカルに捉える)

このグループでは、
クマ自体は悪いのか、悪くないのかまとめていました。
人間だけの都合から離れ、クマを見つめ直す。
まさにクリティカルな発表でした‼︎
【温暖化編】
④「温暖化問題」(ロジカルに捉える)

温暖化の仕組みや、温暖化で何が起きるのかをロジカルにまとめてくれました‼︎
また、温暖化とヒートアイランド現象の区別も、クイズ形式でわかりやすく発表。
みんなも熱心に聞いてくれました。
⑤「温暖化なら」(ラテラルに捉える)
温暖化によって、暖かい地域の食材が増えたり、
セミの増加で虫取り少年が喜んだりと、面白みのある着眼点で
プレゼンしてくれました‼︎
発表後、セミの増加に関連して、ある学生が
「昆虫食も普及してるらしい」と感想を一言。
昆虫食? どんな味がするの? とまた会話が一盛り上がりしました‼︎
放課後農芸のよいところは、感想や意見を言い合うだけでなく、
その意見をきちんと受け止めてあげる仲間がいるところです‼︎
他の人の意見から、また別の意見が生まれているというわけですね☺️
⑥「温暖化は悪くないの」(クリティカルに捉える)

こちらも、温暖化をしっかり見つめ直した
素晴らしい発表でした‼︎
「温暖化を受け入れることで、人間はもっと進化できる‼︎」という力強いプレゼンに
聞いているみんなも惹き込まれていました…‼︎
⑦「白黒パッケージ問題」(ロジカルに捉える)
さぁ、冒頭でも話した
ポテトチップスの白黒パッケージがやってきました‼︎
白黒パッケージであると何が起きるのか。
どうして白黒になったのか。
デザイナーの仕事についても触れた、ロジカルな発表でした。
発表の後も、
「本当は原材料不足ではなく、カルビーのマーケティングではないだろうか」と
学生間で鋭い意見が飛び交っていました‼︎
そして、「白黒パッケージの場合、値段は安くなるの?」
「白黒の後に、普通の色バージョンが再び出てきたら、そっちを買っちゃう」と
次々と話が活性化していました。
これこそ、放課後農芸の勉強会ですね‼︎
⑧「白黒パッケージなら」(ラテラルに捉える)

「白黒だと、見つけてもらえない」
「芸術的なパッケージにしよう」
「ミステリー味として売る‼︎」など、このグループでは
さまざまなアイデアが出てきました‼︎
他の学生も、「白黒なら、もっといろんな勝負ができる」と
口にしていました‼︎
文芸学科である私がデザインするなら、漫画の要素を取り入れた
パッケージにするかな(^▽^)/
漫画の擬音や、集中線など、
今こそ漫画の白黒が活きる時だと思います‼︎
さぁ、いよいよ最後のグループです‼︎
⑨白黒ってダメなの」(クリティカルに捉える)
このグループでの結論は、
「白黒ではダメ〜〜‼︎」でした‼︎
デザインとしてわかりづらく、
手に取られにくいことや、
もっと他に削減できるところがあるんじゃない?
といったようにまとめてくれました。
まさにクリティカルですね‼︎
しかし、
「色盲の人にとっては白黒は見やすい」と、メリットも忘れずチェック‼︎
みんなも大いに頷いていました。
さぁ、ここまで
3つのテーマを、それぞれ3つの視点で考えてきました。
今回の勉強会でみんなに学んでほしいことは、
クマや温暖化、白黒のパッケージに関する知識ではありません。

では、本当に学んでほしいことは何なのか…?
今までの発表でもあったように、
誰かの意見を聞いて「あぁ、そういう考えもあるんだなぁ」と
別の誰かが刺激を受けていました。
ものごとへのアプローチは無限にあります。
そのような中で、人と意見を交換し合えば、今よりさらに良いアプローチが見つけられるはず。
これが学んでほしいことでした。
「この方法がダメなら、あの方法でやってみよう‼︎」
「こっちのやり方なら、うまくいくんじゃないかな。」
あらゆるアプローチを、仲間と話し合い、見つけていく。
私たちは、大人になればなるほど
すぐ答えを知ろうとします。
確かに、すぐ答えを知れば、
時間も労力もかかりません。
しかし、それは問題集を
答えを見ながら書き写しているようなもの。
思考が深まっていません。
さらに、
すぐ知った答えに満足し、
頼りっきりになると、
思考が凝り固まってしまいます。
思考を深めていくには、
「なぜそうなるのか。」
「これは、どうしてこうなるのか。」
「これって、一体どういうこと?」
「こういう風にやってみたら、面白いんじゃない!?」
…など、固い一つの思考にとらわれず、
活性化していくことが大切なのです。
ものごとへのアプローチはたくさんあると書きましたが、
そのアプローチは、どうやったら思いつくのか。
通常、一人では思いつきません。
この放課後農芸のように
考え方も、感じ方も違う人がたくさんいて、意見を更新できる場があってやっと
良いアプローチは出てきます。
あらゆるアプローチの考え方・発見の仕方などを練習し、
学ぶのが今回の勉強会の目的でした。
とっても深い意味のある
大切な会でしたね‼︎
これにて『みんなでシンキング‼︎』の回は以上です‼︎
次回は、農芸の勉強会で最も重要な
『モモ会』です‼︎
今回と同様に、
放課後農芸ではこんな考え方をしてほしいという
大切な思いがこもった会になります。
シンキング100、仲良し100、やる気100で
また会いましょう‼︎
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東北芸術工科大学 芸術学部
文芸学科 2年 千葉 優心
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