2020-03-30

水汲み

みなさんこんにちは!春の日差しも柔らかに降り注ぎ、草木の息吹を感じる季節になりました。

さて、放課後農芸では味噌作りに区切りがつきました!今年の味噌も水、米、麹や塩、大豆など、全ての材料を山形産のもので作りました。お力添えを賜りました田中さん、藤田さんご一家、はしもと農園さん、深瀬商店さん、成澤さん、多くの方々に改めて深く感謝申し上げます。今年はどんな味になるのか、今からとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の味噌の仕込みも二日に渡っておこないました。今回の記事では一日目の内容をご紹介します!一日目である3月27日には水汲み、米麹の受け取り、鍋の最終準備をしました。

最初に、大豆に吸わせたり煮たりするための水を村山市にある生涯学習施設「樽石大学」の敷地内にある水場へ汲みに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.2kmほど上流の二の沢付近の湧水を引いたという水は「いたや清水」と呼ばれ、里の名水・やまがた百選に選ばれたほどの美味しいお水です。

今年は雪が無く、あちこちで春の気配を感じることができました。水はすっきりと冷たく、ここの水に浸された大豆も喜んでいた気がします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水を汲んだ後には、そばやかた樽石さんでお昼ご飯です。いたや清水を使用している9割の手打ちそばをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真冬でも氷水でこねているというそばは、噛むたびに香りが広がり本当に美味しかったです。お漬物も玉こんにゃくも全部美味しい!居心地のいいお店でまた来たいと思いました。

 

次の目的地に向かう前に少し寄り道です。天童南駅から車で10分、わらびもちを始め、季節の生菓子が並ぶ人気店「腰掛庵」へ。そこで冬季限定いちごわらびをご馳走になりました。口でふわふわとろとろと溶けていくわらびもちに衝撃を受けました。平日だというのにお客さんが次々と来店するのも納得です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご飯の後には玄米と白米を麹にしていただいた深瀬商店さんへ向かいます。ふかふかの麹になったお米にみんな興奮が隠せません。少し頂いてみるとほろほろと口の中で崩れ、ほんのりとした甘味が口の中に残ります。米麹の甘酒の甘さはここからきていたのかと感動しました。麹の力は凄いです!

 

 

 

 

 

 

最後に、明日大豆を煮るために使う鉄鍋をお酢で煮ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永岡さんからお借りしたこの鉄鍋、ここに到達するまでにたくさんの過程を経ました。サビ落としから始まり、削ったり磨いたり、ああでもないこうでもないと試行錯誤してここまで綺麗になりました!農芸のとあるメンバーは「もうこの鍋は我が子のように思っている」と語りました。そんな鍋で大豆を煮たらさぞ美味しいことだろう……と思いながら一日目は終了です。二日目はいよいよ最終段階!美味しいお味噌になりますように!

 

1年洋画コース 菅原穂乃佳

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