2020-11-22

勉強会 「私のご飯はどこから来たのか」

こんにちは。放課後農芸のブログへようこそ。

山形ではすっかり冬を感じる気温になってきました。

 

さて、以前ブログ内でお知らせさせていただいた通り、

放課後農芸では17日に勉強会を行いました。

テーマは「私のご飯はどこから来たのか」です。

 

パワーポイントでの個人の発表の後に、

「いのちの食べ方」という本の「第2章 お肉はどこからやってくる?」を全員で丸読みしました。

牛や豚がご飯になる、と殺場のお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生がたくさん来てくれて、和気あいあいとした会でした。

 

 

最後にはそれぞれ文章の中から自分が大切だと思ったワードを書き出して、

理由を説明しました。

 

 

「生」「責任」「星になれない僕らはどうすべきか。」「いのちをむだにはしないこと」

「かわいそう?」「思考停止」「彼らを殺しているのは僕たちすべて」

「食べてもらえて幸せ」「知ってそのうえで、生きてゆくしかない」

「世界には数えきれない「誰か」がいる。」

 

それぞれ読んで、大事に思うことは違っています。

ですが、と殺場のことを聞いて、全員が命、生と死について考えていたと思います。

 

「放課後農芸」は、生と死を考える場所だなあと常々思います。

こうした勉強会で自分の食べているものについて考えることはもちろんですが、

自分で育てている野菜や買っている野菜も、私や誰かの生を切り取ったものです。

働くことも自分の人生の要素であって、生きているからできることです。

 

誰かの命があることで私は生きている。

逆に言えば、「牛や豚が屠場で殺される理由は僕らが食べるから」で、

命を分けてもらっているのだから、私は生きていけるのだということを忘れてはいけないし、

知ったり、調べたりして、考え続けていかなければいけないと感じました。

 

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

文化財保存修復学科 3年 今野アリス

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