こんにちは、入試課ブログです。
最後の推薦入試アドバイスを。
●美術史・文化財保存修復学科
美術史・文化財保存修復学科は、「面接」が必須。
そして、「共通小論文」または「共通デッサン」のどちらかを出願時に選択です。
○AOには落ちてしまったのですが、とにかく練習あるのみだと思います。
私は面接とプレゼンテーションの練習を毎日学校で担任の先生に見てもらいながらしました。
AO受験はプレゼンテーションなど緊張もしましたが、
少しばかり成長できたような気がします。
それに、AOに落ちたあと自己推薦を受けたのですが、
AOのときに面接練習をしていたので、時間に追われることなく試験を受けることができました。
私は練習することが一番大事だと思いました。
→練習しておくことで、自分の不安が少しでもなくなるものだと思いますしね。
練習するってことは、それを見守ってくださる先生や友達、親御さんがいるということ。
たまにチクリとむかつくことを言われても(笑)、
感謝の気持ちを持つのを忘れないようにしましょうね。
○推薦などはその学部や将来のことについて興味のある事や場所などに行って
自分で調べてみるなどのことをしていると
面接などのときにとても役に立つのでやっておいた方がよい。
また、小論文などは過去問を元にして練習を重ねると良いと思う。
→「面接」で話すことができることって、基本的にはその受験生の「実体験」に基づいたものでないと
説得力がないっていうのはまぁ常なんですよ。
だから、「面接のために」何かをするというわけではないけど、
試験までの残りの時間は少ないから、
ネットを使うだけでも芸工大に関するニュースを検索してみておくとか。
知ってると知らないのでは、自分が考える幅も違うもんです。
●歴史遺産学科
歴史遺産学科も、「面接」が必須に、
「共通小論文」または「共通デッサン」のどちらかを出願時に選択です。
○自己推薦での小論文のための取り組みとして、
身の回りの伝統ある芸能・文化を調べ、
それらの未来への在り方、またどのような物として
後世の人々に伝えていけば良いかを自分なりにまとめる事で文章力を養いました。
→これもまぁ「実体験」というものですね。
ただし、うちの小論文は問題が全学共通なので、
歴史遺産学科を受験するからその領域に関係するものが出るということではありません。
もちろん「自分なりにまとめる事で文章力を養う」っていうのは必要。
○面接などの練習をスムーズにいえるまで練習して、
自分のいいたいことをしっかり伝えることが合格につながると思った。
先生にも言われたことで、本を読んだり
新聞を読んだりした方が小論文対策になると思った。
→「本を読んだり、新聞を読んだり」
よく言われます。
でも、ただ読めば対策になるってもんじゃなく、
読んで何を思ったのか、何を感じたのか、文章に起こすのか、
そこまでしなくても箇条書きだけでもしてみるのか。
残された時間が少ない中でいかに効率よく準備をするかってことで。
朝とか超さみぃ。
こんにちは、入試課ブログです。
なかのひとの部屋は、いまんとこハロゲンのヒーターを出してます。
朝起きたらハロゲンヒーターの前で正座しながらめざましテレビを見て、
しし座の運勢があいかわらず悪いことにがっかりする毎日。
さみくてさみくて、もうそろそろハロゲンだけじゃ対応できなくなりそう。
ちなみに、誰かなかのひとのハートを、あなたのハロゲンで暖(略)
昨日は、山形県内の高校2年生が見学に来てくれました。
はじめは教室で、なかのひと+この高校の卒業生で
いま企画構想学科1年生の学生さんによるかけあい。
いま授業でやっていること、なんでこの大学に?などなど、
短い時間でしたがあれやこれやとお話をしていただきました。
高校生の反応がよいってスバラシイ。
笑ってもらえるってスバラシイ。
笑われるってスバラシイ。
それだけでやった甲斐があったってもんです。
いまって、高校生の団体見学を案内しても、高校に伺って高校生と直接話をしても
「無反応」ということもたまにあるもんで。
その後
ちょうど図書館2階でグラフィックデザイン学科中山ゼミのお仕事展が開催されていたので、
中山先生とゼミ生によるスペシャルレクチャー。
ま、スペシャルって言っても15分しか時間がなかったんだけどさ。
(中山先生&ゼミ生さん、急なお願いだったのにありがとうございました!)
で、夜は夜で
中山先生のギャラリートーク。
写真が↑しかないんすけど、
あ、コチラのブログですとより詳しい写真やお話が。
チョー先生と宮島先生によるスペシャルトークの時間と被っていたこともあって、
はじめは30人くらいの参加者でしたが、
最後には美術科やプロダクト、企画構想の学生さんらも
次々と顔を出して6~70人くらいになってましたね。
で、あさって25日は、その中山先生も審査員を務められる「デザセン」の決勝大会です!
デザセン2009決勝大会[東北芸術工科大学]
企画構想学科の小山先生が今年も審査委員長。
そして今年は脳科学者の茂木健一郎先生、
デザイナーでムサビの原研哉先生を新たに審査員としてお迎えしました。
今日は出場チームが大学入り。
今年は北海道から沖縄まで9チームが決勝大会への出場権を獲得しました。
沖縄県の与勝高校のみんなは山形の朝晩の寒さに
ハロゲンヒーターが5つくらいいるんじゃないだろか。
夕方からは出場チーム&学生スタッフによる打合せが。
学生スタッフもこの大会を支える大事な大事なメンバーです。
高校生のみなさんも、芸工生のみなさんも、ぜひ決勝大会の会場へ。
ちなみに昨年の決勝大会の様子は↓のページから
各出場校ごとに動画でご覧いただくことができます。
第15回大会入賞作品[デザセン]
▼今日の記事
再興院展山形展が開幕 多彩な119点、ファンでにぎわう[山形新聞]
→今日から山形美術館で開催されています。
今日は学長の松本先生らのギャラリートークが。
日本画の先生&学生&卒業生も多数入選しています。
いやぁ・・・刺激的でしたよ。
こんにちは、入試課ブログです。
もうね、8回裏もそうだけどね、
9回表に鉄平の2ランが出た時点で
こちらはそりゃあもうチーム名じゃないけど
この試合を楽天的に見てるわけじゃないですか。
9回裏の札幌ドーム全体の稲葉ジャンプを見たときに
「マズイなぁ・・・」
と思ったけどさ、スレッジがバットに当てた瞬間にもう
って、サヨナラ逆転満塁ホームランを打たれた話じゃなくって??
そんな話はハムファンのムサビの竹林さんと二人で話せってもんですね。
あれです、昨日行われたハンス・アビング博士による
なぜアーティストは貧乏なのかの講演。
やはり興味をそそられるタイトル。
さすがに408講義室が学生さんや先生方、また一般の方も含めギッシリでしたね。
アビング先生が書いた本は、本学非常勤講師の山本先生によって翻訳されています↓
2時間を超えた講演会。
「アーティストとして生きていくのを早くあきらめたほうがいい人もいる」
という率直な意見には、会場爆笑。
その他モロモロあったわけだけど、そのあたりは現場にいた人だけに。
面白かったのは、質疑応答の時間になってからでした。
宮島先生からの質問。
「この大学を卒業して社会の中でサバイバルしていく上で、
いま学生がやらなければいけないことは何か?」
アビング先生からは、
「大学の中に閉じこもらず、いい作品を作ったと思ったら外に売り込んでいくこと。
そして、作品の質が高いだけではなく、その作品を外に押し出していく力が必要。」
要は、自分の作品を売り込むことのできる「コミュニケーション力」を持ちましょう、という意味だと受け取りました。
で、
「同じ質の作品が並んだときには、
押し出していく力(プレゼン力だったり)を持っている人の作品が評価されるものだ」
と。
まぁ、入試課ブログで散々書いてきた内容を改めてアビング先生から聞いて安心したというか、
うちの学生さんはそこが弱いなぁと個人的には思っているから、余計心配になったというか(笑)
アビング先生から学生のみなさんに質問が投げかけられました。
「芸術大学に居て、卒業後芸術とは全く違う職業に就くことを恥ずかしいと思うか?」
この質問に答えた学生さん、立派でした!!
こればかりは、人によって意見が異なるでしょうけれども。
まぁ世の中一般的に見ても、例えば教育学部に行った人が学校の先生にならなかった場合、
「なんで教育学部行ったのに先生にならないの?」って聞かれるのが常。
それが芸術系だとなおさらだし、
「芸工大に入れて授業料も払って、
なんで大学でやってたことと全然関係ない職業に就くのよ!!」
と世の中の人がチクッと言うのも、わからなくはない。
学生自身も「自分はこれじゃないとできない、ダメ」と決め付けている傾向にある。
よく言えば、こだわりがある。
悪く言えば、視野が狭い。
アビング先生が「アートの経済は、例外的な経済である」と言っていましたが、
学生が就職していくという過程においては、
この「例外的」であることをいいわけにしている人もいるなぁと感じたり。
昨日の講演が、なにかに気づくきっかけになればいいなぁと思いました。
おわり。
またまた、携帯メルマガとの連動企画。
こんにちは、入試課ブログです。
メルマガ担当の入試課スタッフぴーちくによる入試体験談をお送りします。
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今日から自己推薦入試の出願開始ですね。
わたしも自己推薦だったからとてつもなく懐かしい。
みなさん早めに願書を出すといち早く安心するから早く出すといいよ。
かく言う私も消印有効の本当にギリギリに送ったんで、内心かなりあせりまくりで・・・。
でも受験票が届いてほんとに良かった。
受験票用に撮った証明写真が異様にうまく撮れていたこともあるけど(笑)
そんなぴーちくは、受験の1ヵ月前に登校中になんと事故に遭いました!!!
親の車に乗っていて、後ろから追突されました。
私は後部座席で寝ていたので、全く予想できずむちうちに・・・
おかげでコルセットを巻いて、大好きな体育にも出れず、
背もたれのない予備校の丸イスがとてもきつかったのを覚えています。
でも事故に遭ったことも、裏を返せば「当たった」。
「受かった」という意識に変わり、自信満々で受験することが出来ましたよ。
受験前に我が家では子犬が生まれて、それも良い方に取ることができました。
親も受験の間待っていた車にサッカーボールが当たったそうで(笑)
どんだけうちには「当たるんだ」と(笑)
受かったなと確信したそうです(笑)
確信が当たり、私は芸工大に無事合格することができました!
受験の前日は両親と前夜祭?をしました。
しゃぶしゃぶと寿司とたらふく食べて、満腹でぐっすり寝ました。
当日は私の受験スタイルというのがなんとなくあって、ちゃんとスカートを下ろして、髪は1本!!
前髪はパッツンで。
これが定番です。
これが私の受験スタイル!
大学側としては特に服装は決まっていませんよ。
映像コース(現:映像学科)の試験内容は、
「この地図の地名から物語・伝記・伝説を考えて書きなさい」みたいなもので、その地図は月面地図でした。
まず思ったのは「月に地名があったのか!」ということ。
知らなかったよ。
アルペン山脈とか蒸気の海とかしめりの海とか。
メルヘンな地名がいっぱい!!
私は「蒸気の海」で描きました。
人と人とを重ね合わせたとき、人の色が変わる。
融合して蒸気になる様を描こうとシェイクスピアのロミオとジュリエットが頭に思い浮かび。
モンタギューとキャピュレットという家名が邪魔した2人の愛をどう貫くのか、
融合するためにピストルを使った2人の物語。
ロミオとジュリエットの他に例として、
水と油を出して、融合するために酢を使ったとか描きました。
融合したときに2人は蒸気となって消えたのです。
のような内容です(笑)
思い出すと結構覚えているものですね。
面接までの待ち時間は何をしていいのか分かりません。
控室は大きな部屋で、周りはみんなライバルなわけですからね。
絵を描いたり、本を読んだり、他の人の試験スタイルをピーコ並にチェックしたり。
待ち時間が長いとだんだん飽きてきて、正直眠くなることもあります。。。
でも、寝ちゃ駄目です!
だって一応待ち時間も試験の時間だもん。
今か今かとどきどきしながら待ってくださいね。
(映像学科は今年作品の持込なしですが)
美術予備校に通っているとき、友だちが持っていく作品のことを話していました。
作品の持込を全く考えていなかった私はかなり焦りましたよ。
高校は美術部でも美術選択でもなく書道ばっかりやっていたので、
書道と絵をどうにかくっつけようと考えたら、水墨画にたどり着きました。
さっそく本屋さんに行って、水墨画の本を購入。
本の名前は「やさしい水墨画」。
水墨画といえば、“竹”のイメージがあったので、竹を練習しました。
本に描いてあるものは片っ端から描いた、それが試験3日前のことだと思います。
面接は初めて描いた水墨画とずっと描いてきた書道を持って行き、
先生に披露しながら、ゆるやかな感じで進みました。
今考えれば、あんな下手な水墨画をよく持って行ったな、とか
思うところがいっぱいあるけど、勢いだったなと思います。
怖気づいて試験を受けるより、強気で行く気持ちが何よりも大切だなと感じました。
実際に私は芸工大を受けて落ちる気など全くなかったので、
この辺の気持ちが勝ったのかなと思います。
—————————————
ということで、かれこれ○年前の話だね。
このときなかのひとはすでに入試課スタッフになっていたので、
「月面地図」の話をされて「そんなのあったっけな~」と懐かしく。
今日は宮城県内の高校で授業をいたしてまいりました。
こんにちは、入試課ブログです。
「大学の授業体験」みたいな感じで、「福祉」とか「経済」とかっていう様々な領域から、
生徒さんが自分の興味のある領域を選んで参加するっていうもの。
他の領域はみんな教授とか准教授とかが来ているのに、
芸術領域だけ教授でも准教授でもなく、
うちの学生から主な仕事が入試課ブログを書くことだと思われているちょっと三浦春馬っぽい猫背の事務局のペーペーなあんちゃんが
控室にちょこんとなんの貫禄もオーラもなく座っていて明らかに1人だけ浮いてる・・・
誰だ、
「あんちゃんか?ほんとにあんちゃんか?」
って思ったやつは。
あんちゃんだよ。
ってこのネタわかるのかな??
誰だ、
「『あんちゃん』 じゃなくて 『おんちゃん』 だろ」
って思ったやつは。
あんちゃんだよ。
教室の準備ができたとのことで、担当の先生に連れられながらおんちゃんあんちゃんはそそくさと控室を退室。
高校2年生向けに「美術って?デザインって?」という感じでの話を。
う~ん、伝わったかナァ~
何が大変って「90分」やらなきゃいけないってこと。
まぁ写真だ、動画だ、といろいろ駆使しながらお話させていただきましたが、
みんな授業が終わってから担任の先生に出さなければいけない
高校側で用意されているこの授業のプリントに書き込むのが必死で、
果たして話の内容を聞いているのか、
パワーポイントに書いてることをただ書いてるだけなのか途中不安になりましたよ。
かといっておんちゃんあんちゃんから、「メモするのヤメテー」とも言えないし。
高校の授業とかでもそうだけど、単に黒板写しただけっていうのは頭に残らないからねぇ。
後半はあえて実例を動画で見せたのでさすがに手が止まって画面を見てくれていたけど。
先生って大変だわ。
さて、今週は学内でもいろいろとイベントがあります。
まずは、明日21日(水)18:40~開催されるこのショッキングというか、
「アチャー」って感じのタイトルの講演会。
なぜアーティストは貧乏なのか[東北芸術工科大学]
オランダから「芸術経済学」を研究しているハンス・アビング博士をお迎えして開催されます。
もうね、ズキュンと突き刺さるようなタイトルですが(笑)、
でもよく読むとこう書いてあるんです。
生前わずか一点しか作品が売れなかったといわれる
オランダの画家ゴッホを例にあげるまでもなく、
優れた作品を生み出しながらも
アーティストは昔から貧乏であった、というのは
19世紀の半ばにつくられた神話にすぎません。
芸術にまつわるこのような神話と誤った情報を芸術経済学の立場から考察し、
アーティストたちに未来への明るい希望を与えようとするのが
ハンス・アビング博士の画期的な研究『なぜアーティストは貧乏なのか─芸術という例外的経済 Why are Atists Poor? The Exceptional Economics of the Arts』です。
会場は407講義室。先着250名です。
ちなみに国内で開催されるのは、うちの大学と東京芸大と大阪の国立国際美術館の3ヶ所だけ。
グラフィックデザイン学科ブログでも紹介いただいています。
で、このグラフィックデザイン学科では、今日から図書館2階で開催されている展示が。
中山ゼミのお仕事展[グラフィックデザイン学科ブログ]
あさって22日(木)の18:40-は中山ダイスケ先生によるトークショーもあるみたい。
こういうときこそチャンスですな。
案外他学科がどんな課題に取り組んでいて、どんな仕事をしているのかってわからないもの。
この機会に美術科の学生でも、建築・環境の学生でもぜひ話を聞いてみてはいかがでしょ?
同じ22日(木)の18:00からは、?徳鉉展 “Flash Back”のイベントとして、
?徳鉉先生と宮島先生によるスペシャル対談が。
?徳鉉 × 宮島達男|スペシャルトークのお知らせ[美術館大学構想室ブログ]
いやいや、いろいろあっておんちゃんあんちゃんのカラダが3つ欲しいナァ。
テレビを見てると大学のCMとか増えてきましたねぇ。
こんにちは、入試課ブログです。
大学のCMや広告には時期的にだいたい2つのヤマがあって、
1つは7月、もう1つは秋から冬にかけて。
前者はもちろんオープンキャンパスへの告知が第一。
後者は推薦や一般入試などへの出願促進ってやつです。
ま、いま大学の名前を一気に広めようと思うんだったら、大学から気球を飛ばして
「中にうちの学長が乗ったまま飛ばされちゃってるんです!助けてください!」
って全国に生中継されちゃって、
翌日ひょっこりと「無事見つかりました!」って能舞台の影から学長が登場して、
詰め掛けた記者からの問いに「みんなに怒られると思(略
23日(金)からは山形美術館にて、院展山形展が開催されます。
再興第94回院展山形展[日本美術院]
山形展 出品作品[日本美術院]
↑出品作品の画像を見ることができます。
院展山形展の会期中イベントは下記の通りです(聴講は無料ですが、入館料が必要です)。
・10/23(金)10:00~ 松本学長、福王寺一彦先生、清水由朗先生による作品解説
・10/25(日)14:00~ 日本画コース番場先生によるギャラリートーク
・11/1(日)14:00~ 日本画コース谷先生によるギャラリートーク
さらに、明日20日(火)から、仙台三越にて松本学長の個展が開催されます。
-地球を歩く-松本哲男日本画展[東北芸術工科大学]
入場も無料のよう。
24日土曜日には、松本学長によるギャラリートークも午後2時から開催です。
たぶん勾当台公園あたりに気球(略)
しかしまぁ、キム・ヨナすげぇなぁ。
こんにちは、入試課ブログです。
ジャンプをすっ飛ばしても世界歴代最高の点が出るって、なんだか腑に落ちないんですけど。
最近思い出したように長野五輪のキャンデロロや、
イリヤ・クーリックの映像を見返しております。
キャンデロロはやっぱかっこいいっすなぁ。
昔はイリヤ・クーリックのコーチだったタラソワが、いまじゃ真央ちゃんのコーチだもんね。
って、長野五輪のときっていまの高校3年生は7歳かよ○| ̄|_
わかるわけねーな。
おいら、ジャンプ団体の金メダルのときは、アルツ磐梯でスノーボードしてたなぁ・・・
なんだ、このマニアックな話のスタートは。
はい、アドバイスは日本画コース。
■日本画コース
日本画コースの試験科目は、「面接」と「水彩画」。
○僕は自己推薦を受験したのですが、
人物のクロッキー、着彩を数多くこなすことが大切だと思います。
短時間の勝負ですから、その時に判断した形や色合い、印象で、
素早く絵にしていかないといけません。
何枚も描くことでより、正確な印象や形になっていくと思います。
あと僕は大学見学をさせて頂いたのですが、
本当にどの学生も活発的に製作活動をしている事に驚き、
嬉しい気持ちになりました。
あとはやはり、教授からのアドバイスや、
教授自身の絵を描く事に対する姿勢や取り組みに心惹かれました。
私的な感情ですが、芸工大の学生にしても教授にしても、
その人の人生観や、絵から伝わるメッセージが良く伝わったと思い、
ほんとに、受験生であった自分自身に心の励みになり、
僕自身の絵に対する見方や考え方を抜本的に見直すことができて、
芸大受験を望むことができました。
結果は駄目でしたが、新しい心境地になれた事は間違いないし、
やっと一筋の光みたいなものが見えたと思い、感謝の気持ちで一杯です。
受験生へ伝えたい事は、教わる事に対する感謝の気持ちを忘れずに努力し、
頑張って頂けたらと思います。
→え~っと、あまりにもよいストーリーに東京芸大受験のところまで載せちゃいました(笑)
「教わる事に対する感謝の気持ち」
とても大切なことだと思います。
○事前に一生懸命下調べをして、ぎらぎらしながら受験に取り組んでいる人には
失礼な話になるかもしれませんが、
大学選びには運や相性も関わってくるのではないかと私は思います。
私の場合、推薦という形で芸工大におさまりましたが、
試験会場が東京だったため、一体どんな雰囲気の学校なのか等は
正直よくわかっていませんでした。
しかし、実際に現地に足を運んでみた時、
「ああ、ここだ」と妙に納得したのです。
県外の人は難しいかもしれませんが(私も県外ですが)、
一度現地に行ってみることをお勧めします。
そして、自分なりに納得できたなら、あとはもう己を信じてひたすら描くのみ!だと思います。
→え~っと、あまりにもよいストーリーのためがっつり載せちゃいました(笑)
こんなにいいことばかり書いてあると、
逆にうさんくさいと不安がられるんじゃないかと心配性な自分ですが。
○常に自然体で絵が描けるよう意識してやっていくこと。
もちろん今でもそうなっているわけではないけれど、
毎日描いていく中でそれに気づけるまでやることは大切かもしれません。
→入試において「自然体」はとても難しいかもしれません。
でも、「それに気づけるまでやること」っていうのは確かに大切かも。
それってやっぱり「経験」をしていくことでしかつかめないんだろうけど。
○私の場合は実際に芸工に通っている友人達から
学校の様子や具体的な授業の内容、生活環境を
生の声で聞く事ができたので大変参考になりました。
また、試験前にも友人から具体的なアドバイスを聞いたり、
講評を受けたりとお世話になりました。
諸事情で予備校に通えず、自宅で課題を練習していたのですが、
誰かにアドバイスをもらえる環境というのは非常にありがたい事だと思います。
→この方の場合は友人が大学にいたという特殊な例かもしれないけど、
みんながみんな予備校に通っているかというとそうではない。
予備校に通えなくても、工夫しながら力をつけていくことはできるという一つの例ですね。
Kスタでのクライマックスシリーズ第3戦、
内野指定のチケットを持っていた入試課ブログです。
今日で決まっちゃって、喜んでいいんだか悲しんでいいんだか。
今日は洋画コース、版画コースで。
■洋画コース・版画コース
洋画コースの試験科目は、「面接」と「油彩画」。
版画コースは「面接」が必須で、「油彩画」と「共通デッサン」のどちらかを出願時に選択。
過去問と参考作品は→入学試験問題・参考解答集
○私はAO入試で1度落ちた後、自己推薦で合格することができました。
1度落ちた時は本当に辛いものでしたが、
今思えば自分の甘さなどを見つめ直す機会だったと思っています。
実技の練習はあまり時間は取ることはできませんでしたが、
1回1回の練習で制作過程を客観的に見るようにし、
あせらないように気を付けました。
そのほうが本番でもまわりに流されないと思ったからです。
落ち着いて自分の作品を作りあげることが大切なことだと思います。
→現役の受験生にとって、実技の練習時間というのはなかなかとるの難しいですよね。
大体毎年推薦では12号キャンバスでの制作になりますが、
練習のときは15号とか20号とか大きめのキャンバスで描いておくと、
小さいサイズで描くときにはラクになったりすることもあります。
○まず、言えることは準備は早めに済ますことです。
いきなり抽象的ですが、私はこれで痛い目にあいました。
要は一回落ちたんです。
最初はAO入試を受けたものの実技試験の練習をあまりする暇もないまま
受験当日を向かえそのまま試験終了。
当然ですが結果は前述した通りでした。
続いて自己推薦があったので次こそはと思い
提出物をすぐに書き終え実技練習に取り組みました。
1つでもやることを終わらせていたので心に余裕もあり、
時間もたっぷりあったので油絵を10数枚も描くことができました。
そのかいあってか見事合格することができました。
というわけでもう一度言いますが、準備万端で試験にのぞんでください。
私のようにならないためにも。
→準備万端にするためには、計画性が必要。
その計画性も臨機応変に要領よく変更することのできる力も必要ですな。
○最初は推薦ではなく、一般で受験しようと思ってました。
推薦は高校での評点が高くなければいけないという固定概念を持っていたため、
完全に受験の選択肢からはずれていたのです。
しかし、3年の8月の三者面談で担任から推薦での受験を提案され、
芸工大の自己推薦は評点だけではなく、実技での点数もあると言われ、
自己推薦での受験をし、合格することができました。
私は、三者面談で担任が提案してくれたので
チャンスをつかむことができましたが、
必ずしもそのような助言をしてくれる人がいるとは限りません。
なので、固定概念にとらわれず、選択肢を広げ、
チャンスをものにしてほしいです。
→チャンスがあればチャレンジすべきだと思います。
ただ。
うちは「自己推薦」なので、出願資格の評定をクリアさえしていれば出願できるんだけど、
高校によっては大学の出願資格は満たしているんだけど、
「自己推薦入試でも高校での推薦会議で通過したものしか受験させない」
という方針の学校さんもあります。
10月に入ってから、高校のPTAのみなさまによる大学見学が多くなりました。
こんにちは、入試課ブログです。
今日も福島県内の高校のPTAのみなさまをご案内。
簡単に大学の説明、っていうよりも、
芸術とか、美術とか、デザインとかの考え方に関することを、がんばって若作りしているなかのひとが人生の先輩方にお話させていただくという感じ。
要は、「芸術・美術大学の教育って、絵を描く勉強ではない!」ってこと。
美大ブログサミットの後に手羽さんが書いてましたが、
1. 美術大学とは何を学ぶところですか?一言で。
普通だとこの問いは最後にもってくるところですが、迷った結果、あえて最初にしました。
「美術大学」ではなく「大学ブログ」に興味を持ってる人が会場にいるので、
私達の考える「美大」を最初に提示した方があとの話がわかりやすいんじゃないかと思いまして。
(中略)
この問いを最初に持ってきて正解でした。
他のパネリストも「美大とは絵を学ぶところ」と一切言いませんでした。
美大がそういうところだと思ってる人には違和感があった発言かもしれませんが、
さすが美大を代表する広報スタッフ達です。
美大とは何か?を常に考えてる人じゃないとこうはならない。
「あ~そういうことだったのね」
っていう感想を持っていただけるにこしたことはないんだけど、
「う~ん、それはどうかな」
っていう感想を持っていただいても全然構わないんだけど、
でも、こうやって少しずつこういう考えを伝えていくしか方法はないんだべなぁと。
でも今日ご来学いただいたみなさまには、
「学べることがこんなに幅広いんだ」ということに気づいていただけたようで。
話は戻って。
中学生や高校生の団体を案内する時と違って案内する側の悩みとしては、
どの方が保護者の方で、どの方が高校の先生なのかが
さっぱり見分けがつかずわかんない(´_`。)グスン
まぁお伝えしたいことは保護者の方に対しても、
高校の先生に対しても同じことなのでいいんだけどさ。
ほんとはもっと見学の時間があれば、
ブートキャンプをやってる様子とか、
「本ではない本」を作っている様子とか、
1年生が講評されている様子とか、
留学生の歓迎会の様子とか
ぶどう畑のレストランとかお見せしたいとこなんだけど。
あ、さすがに歓迎会とぶどう畑のレストランの様子は見せられないか。
高校さんからいただいたおみやげが入っている紙袋に
「あげまんじゅう」
って書いてあったから、事務局スイーツ部設立に向けて動き、
あげまんじゅうが大好きななかのひととしては、見学で案内している間も、
「あ・げ・ま・ん・じ・ゅ・うv(≧∇≦)v」
っていうあの黒光りしたなんともいえないフォルムのあげまんじゅうを想像しては、
アゲ♂アゲ♂なテンションだったのですが、
事務局に戻って配給されたおみやを見たら、
なんかフツーのお菓子でテンションダウン。
で、スイーツ部を設立しますので、参加希望の大学スタッフは、
志望理由を50字以内にまとめるとともにオススメの甘いもの実物を添えて
なかのひとのところまで来るように。
▼今日の記事
デザインノチカラ:/5 中山ダイスケ氏が語る[毎日新聞]
→グラフィックデザイン学科の中山先生へのインタビュー記事です。
アジアの家集った 立地良く無料、満室[朝日新聞]
→映画祭期間中の「アジアハウス」のおはなし。
朝晩はさみーっすな。
こんにちは、入試課ブログです。
こう急激に寒くなってくると、しょうのうくさい秋冬物をクローゼットの奥深くでごそごそと探すと、
「あら、こんな服もあったな~」
なんて、まるでテレビでひさびさにダンディ坂野を見たときみたいなひさびさ感を味わいつつ。
昨日の話。
宮島先生が姉妹校である京都造形芸術大学で隔年で開催している世界アーティストサミット。
今年開催されるそのアーティストサミットへ、SA(スチューデント・アーティスト)として、
芸術やデザインが世界における社会問題に対して何ができるのか、
具体的なアクションを考える授業を行いました。
この授業の参加学生は全部で12名。
学部・学科・コースを超え、
アートやデザインで何かできるのか、自分の問題として考えていた、、という学生たちです。
「世界の問題」と掲げると、
大抵の人はどうせ一人では世界は何も変えられないという気持ちになり、
考えること自体もやめてしまいます。
世界の貧困から見ればまだまだ経済的に豊かな社会で生きている私達には、
考える資格すら無いように思ってしまいます。
では、世界の問題に対して、アーティストとして、どんなことから始めれば良いのか。
「そういうネガティブな自分の意識状態に勇気を持って切りこむこと。
アートという形にとらわれずに、自分が今一番気になっている社会問題を
素直に取り上げて自分で考え出すことが大切。」
と宮島先生が切り出し、
「まず、何を解決したいのか。
次にそのためのアイディアや方法を考えることが大切。
アートでなくてはならない、
自分にはできないという『自分の中でのハードル』を捨てて発想を広げることが大切。
アートの枠組みを超えたところに新しい方法が生まれるもの」
との話が。
というところまで、広報さまに取材していただきました(笑)
ありがとうございます。
うん。
宮島先生の言葉はみんながそれぞれの感想を持って受け止めてよいと思うです。
「アート」という言葉も、ある学生には「歴史」だろうし、
ある学生には「建築」だろうし。
今後もこのスチューデントアーティストについては追っていこうかと。
▼今日の記事
水に沈めた鉛筆画、独特の風合いに 鶴岡・芸工大の客員教授が創作[山形新聞]
→明日から本館7階ギャラリーで開催される?徳鉉展 “Flash Back”に関する記事です。
写真館138年「町の記憶」発掘 韓国のアーティスト山形であすから展示[朝日新聞]
→いや~この記事面白い。
めぐりめぐって映像学科の加藤到先生にたどりつくとは。
映像学科ブログの三本木沼通信を書いているのが加藤先生です。
モントリオール世界映画祭:「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」根岸監督に聞く[毎日新聞]
→根岸先生はドキュメンタリー映画祭でも大忙しだったようで。
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