たくさんのアイデアの断片をこねあげて、まとめていく作業も、ものをつくる造形作業と似ています。
山形県まちづくりサポーターの会議でのワークショップで出された、たくさんのアイデアメモを、どう分析するか、県のまちづくり担当の方と、アトリエを借りて、先日、行いました。
真中に、島をつくり、その上に、アイデアメモをばらばらにして、広げて、共通するものを分類しました。
そして、まとまったものは、衛星の島を周囲につくって、そこに分けて置きます。
それら、まとまった塊ごとに、吟味していくと、つながりと構造を見出すことができます。
最終的に、それをまとめたらくがきがこれです。
あとは、整然と、文章化と図化すれば、分析の報告書ができます。
かつて、私が中学生のころ、『知的生産の技術』という本がベストセラーになりましたが、美術制作の感覚で、考えやアイデアを形づくるのも、楽しいものです。
来年度は、この作業自体をみんなでワークショップとして、行ってはと談義しました。
約半日の作業でした。
作業や話し合いなどの参加体験ワークショップをとりいれた会議や講座などで、チームで運営することができる場合、参加者の評判がいい方法の一つに、その現場をデジカメで写真をとってもらい、その場で、ミニコマにして、プリンターで印刷打ち出してコマ切りし、あとは、受講者が各人好きな写真をプリクラのようにして、本日の会議ノート・資料に貼るという試みです。
写真は、8月末の長野県社会福祉協議会の一日講座の最後、各人のノートまとめの時間に、スタッフがとってくれたミニ写真、好きなものを選んでいる光景です。
自分が写っているいるのあるかなあ…
チームで講座や会議を行う場合、いろいろな工夫はできますね。
現在、思考の具現化作業をしています。今月中にどこまでまとまるか、勝負です。