たくさんのアイデアの断片をこねあげて、まとめていく作業も、ものをつくる造形作業と似ています。
山形県まちづくりサポーターの会議でのワークショップで出された、たくさんのアイデアメモを、どう分析するか、県のまちづくり担当の方と、アトリエを借りて、先日、行いました。
真中に、島をつくり、その上に、アイデアメモをばらばらにして、広げて、共通するものを分類しました。
そして、まとまったものは、衛星の島を周囲につくって、そこに分けて置きます。
それら、まとまった塊ごとに、吟味していくと、つながりと構造を見出すことができます。
最終的に、それをまとめたらくがきがこれです。
あとは、整然と、文章化と図化すれば、分析の報告書ができます。
かつて、私が中学生のころ、『知的生産の技術』という本がベストセラーになりましたが、美術制作の感覚で、考えやアイデアを形づくるのも、楽しいものです。
来年度は、この作業自体をみんなでワークショップとして、行ってはと談義しました。
約半日の作業でした。