連休前、まだ、授業は始まっていませんが、研究室に来訪者がありました。授業では、フィールドワーク論を担当しますが、私が現地に出向くだけでなく、現地の方がこられて、この部屋自体が社会のフィールドワークの出島になるよう、これから試みてみます。
訪問者1号 尾花沢市の猪俣商事さん。3ちょうぶの田んぼで、実が入る前に刈り取って、ワラから育てて、正月のしめかざりをつくっています。また、すげも育てて、尾花沢の花笠もつくっています。
大胆な発想のしめかざり、花笠のアイデア談義をしました。
制作したい人、募集!
ワラ文化をトータルにつくっていきたいということで、広がりました。
訪問者3号 中山町の穂積繊維さんの若社長。麻のカーペットをつくっています。麻や自然素材にこだわりたい。カーペットづくり教室を開きたい、という願いを持たれています。
これから、みなさんとも何かかにか、活動がおこるようにしていきます。
そのために、この部屋は、アイデアを生み出す工房にもしてちゃぐちゃいきます。その道具は?
小道具1 着想スケッチ。談義しながら出てきたアイデアを、イーゼルに立てたキャンバスに、ぐちゃぐちゃメモを描いていきます。その紙は、近くの弘美堂印刷さんからいただいてきた、長年日に焼いていただき、レトロでセピアな感じになった複写用紙です。帰りに、客人に一枚お渡しして、もどってらもアイデアを相互に練って、お互いに発展させていきます。
訪問者2号 県庁まちづくりサポーター担当の東海林さんと齋藤さん。まちづくりサポーターの話から、東海林さんとは、中山町の東北一のすもも売り込み談義、齋藤さんからは、上山市の古屋敷保存会の話をうかがいました。
小道具2 痕跡メモ。これも印刷屋さんの残り紙。この部屋に来られた証(名前、したいこと、連絡先など、ご自由に)を書いてもらって、この部屋に貼っていきます。
不動産やさんは、道路に面したガラスに物件を貼っていることで、われわれは見ること出来ますね。ここは、着想不動産屋にもなります。
さて、このメモ。これから、どう活用なっていくか、お楽しみに!
この部屋に入るまでは、想像できなかったアイデア(コマ)を生み出すための、ひょうたん会議です。
子どもの頃の駄菓子屋のように、大人も、わくわく、どきどき、ほっとしながら、何かがおこる。大人の駄菓子屋化をめざす、駄菓子屋楽校です。
これから、アイデアをもっと出すための小道具づくりも、この研究室のテーマです。
みなさんも、おもしろいものご持参、大歓迎です。
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