松田道雄研究室

駄菓子屋楽校 ~愉快で,楽しく,どこからでも創造する生き方と社会づくりの活動記録~
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2012-01-20

つながるバレンタイン


山形市駅前の十字屋デパートのショウウインドウのディスプレイ制作も3回目になりました。
来週24日(火)に搬入に向けて、2年1年の連合チームが担当リーダー中心に入れ代わり立ち代わり、取り組んでいます。自分の制作展示もありながらの中で、中心メンバーはよくがんばっています。

制作に関わった学生にとっては、工房のお師匠さん役である岡田先生の指導のもとで徒弟的に共同制作の中で、いろいろな立体造形の技術とモダンアートの感覚を体で覚える機会になったと思います。

この制作中に、音の交響も楽しむ時間がありました。ヤスリでベニヤ板を、あちこちでこすった時の響きは、何とも、アフリカの民族の舞踏音楽のよう感じに聞こえました。弦楽器のこすりとはまた趣が異なる野生的でダイナミックな響きでした。

「ところで、今回のウインドウで、十字屋デパートさんから依頼されたテーマは?」 バレンタイン。
「じゃあ、この作品は、どんなことを表しているの?」
フーちゃんに尋ねると、4つの場面は、老若男女や異なる立場の人たちなどをそれぞれ表わし、それらをつないていく姿を表現し、バレンタインの愛を、カップルの男女の愛という狭い意味合いではなく、広く、あらゆる人々が、立場や境界を越えて、心つながり・共感し・思いやり・助け合う気持ちを持ち合っていこうと願う、人類愛を、現代芸術で表現したものなのだそうです。
なるほど、そのことばも聞くと、さらに、立ち止まって作品をじっと観たくなります。
思いをことばにも表現したボードも脇に展示されるそうです。 

今回のディスプレイは、夜になると、また別の表現が見られるしかけだそうです。アトリエの電灯を消して、真っ暗闇の中で、ブラックライトに照らされたものが浮かび上がってきました。
副手のサイトウ君から、見てください!と、声をかけられました。

工房で共同制作し、人間集団社会の中心の街中に運び披露する。その行為そのものも、一つのパフォーマンスであり、古来からの人間の文化です。今後、このような共同制作を重ねるごとに、新たな時代の人間の文化様式が生まれ育つことも楽しみにしたいものです。

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