私たちの生活は、スーパーや量販店などから、大企業による大量生産の商品(マスプロダクト)を買うのを当たり前にしていますが、ちょっとふりかえると、高度経済成長前の50年くらい前、さらには戦前は、近くの豆腐屋さんが手づくりしている豆腐を買うのが当たり前だったし、服はあつらえたりすることも普通だったし、家はめいめいの大工さんが職人技で建てるのが当たり前でした。
その時代は、作り手と対面できたし、作ることに注文つけたりすることで、世の中の生産世界に参加している感覚もあったのではないかと思います。
それに比べると、今では…、
一方的に企業が作ったものを、ただ受動的に買うだけの消費者になっています。
みなさんは、そんな受け身で買うだけの生き方で満足ですか?
もし、それでは不満!と思う方は、いっしょに共同購入するという方式で、自分たちが使いたいようなものを、生産者に注文することを、いろいろなもので試みてみませんか?
今回は、ノートの共同購入者をお誘いします。
このノートは、学校の教室の黒板の縦横のサイズをそのまま縮小した枠どりした注文生産ノートです。
お子さんがいる方は、このノートを開いて、「今日の学校の授業で、一番おもしろかった授業を教えて」と、子どもに授業を再現して教えてもらうと、子どもは先生になりかわってロールプレイングのようにして、黒板を思い出しながらノートにかいて、授業の記憶を再生します。
「よく教えてくれて、ありがとうね」とほめてあげれば、子どもは次の日から、さらに授業を真剣に聞いて、家で教えてあげようとします。
先生が一生懸命教えている授業の理解を定着させるには、最適のノートです。
先生が授業の黒板計画用に使っている先生もいらっしゃるようです。
また、大人の講座でも、お互いに黒板(白板)とこのノートを用いて、生涯学習を深めることもできます。
印刷会社に直接製造注文します。注文冊数が多いと単価が安くなるので、できるだけ、みんなで多くの冊数を注文して、安く購入できればと思います。
1冊が100円ショップで買うより安くなるようにするには、1000冊の注文が必要だそうです。
印刷会社は、山形市内ですので、できれば、山形県内エリアの方や、とりにこられる方であれば購入参加歓迎です。
dagashiyamastuda@gmail.com
このノートの姉妹版で、英語学習用の黒板ノートもあります。
こちらが欲しい!という方は、ブログ「マリー英会話楽校」から問い合わせされてみてください。
勉強も、もともと、単語カードつくったり、それぞれ創意工夫したものだったと思います。
みなさんの身近なもので、お互いに、自分たちで使いたいものを、いろいろ生産現場に参画共同購入するライフスタイルもいかがでしょうか?
未来学者アルビントフラーが、30年ほど前に、『第3の波』の中で、生産者であり消費者でもあるという「生産消費者」の姿を提起しました。
まだ、インターネットが世に出る前です。
世の中は、ますますマクドナルド化、ユニクロ化、ニトリ化が進んでいますが、それゆえに、自分の生活の中の何かは、創造的に自分も生産に関わるものがあったらいいな、と私は思うのですが…
補足です。今回の黒板ノート(がってんノート)の注文は、A4判ノート(実際はA4より5ミリほど大きく、A4のプリントをはさめるように)の注文です。
さっそく、高校の先生から100冊参加がありました。
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