今日は、本学のオープンキャンパスでした。1ヶ月遅れた授業開始から3週間たっただけの今日。美大のオープンキャンパスは、カーニヴァル的な賑わいでした。
私の役割は、3年生フィールドワーク担当が仕切った社会連携のフレームワークづくり。
モノ(素材)が登場したのは、金属パネル(アサヒ技研)、籐のかご(ツルヤ商店)、カーペット(穂積繊維)、コーヒー豆かす(珈琲哲学)、植物(ブフィエ)。
これからフィールドワークをしながら社会で活動していく前の出会いの場を見せたのが、今回の主題です。
それらの中で、最も人の応答が生き生きとあったのは、金属パネル、籐のかご、植物でした。
その理由は?
それを扱っている当事者の方が来られたからでした。
当たり前のことだったのかもしれませんが、人は人との応答によって、その場も、新たな活動も生み出されます。
しかし、人だけでは、机上の空論になりがちですが、ここは、手でモノを扱う美大ですので、「モノ+人」で、生き生きしてくる、という感じでした。
隣で、1年生が行なった、小麦粉粘土で世界をつくってみるワークショップも、同じことが言えました。
実は、その背後の部屋では、プロジェクトの作戦会議もさっそく開かれていました。尾花沢市にあるドームハウスの物産館をスイカの図柄で描くペイントアート・プロジェクト。6月半ばに描きに行く段取りをさっそく今週から始めます。学生にとっては、いよいよ社会をキャンバスとキャンパスにしていくデビューです。
追伸。
とは言っても、モノや自然が私たちに語りかける静の応答もまた、人間らしい精神性です。
アサヒ技研さんが置いていってくださった、アートパンチの作品を見たい方は、総合美術コース準備室か、松研にどうぞ。 ジョン・レノンもいます。イマジンでもかけようかな。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 3月 | ||||||
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 |