このブログをご笑覧くださっている方々は、県外出身者、県外者の方も多いと思います。
そこで、みなさんに、お尋ねです。
はじめに、私のメールアドレスを、あらためてお知らせしますので、お心当たりある方は、メールいただければ幸いです。
松田道雄 dagashiyamatsuda@gmail.com
ファーストフードと言うと、食生活、労働問題、環境問題など、いろいろな視点から批判的見方もされます。
それは、ファーストフードと言うより、アメリカから生まれた現代社会システムによるファーストフード文化に対する批判というほうが正確です。
日本でも、江戸時代には、すしやてんぷら、うなぎなどは、屋台食としてのファーストフードでした。
そして、それぞれのご当地にも、手軽な食文化としてのご当地ファーストフードがあるのではないかと思います。
山形では、
どんどん焼き が、私が小さい頃からのお祭り屋台の、代表的なファーストフードでした。 大学から下った住宅地にも、一軒のどんどん焼き屋があります。
かつて、屋台を出していたそうで、その後、家にくっつけるような形態になっています。隣が公園というのも、立地のポイントです(かつての駄菓子屋のように)。
そのほかにも、山形市内には、市民の山、千歳山のふもとに、これまた、山形オリジナルという、ファーストフードの店があります。
小学生の頃、学級で千歳山に弁当開きに行く途中に、ここに立ち止まって、みなでねだったので、担任の先生がふるまってくれた思い出があります。(ということで、私もその立場になったときに、「結なし」た思い出もありました。)
さらには、大石田町という、かつて野上川の船着場で栄えたところには、日本どこにでもあるファーストフードの店に、わざわざ、それを求めて県外からもクルマで買いに来るというところもあります。翌日には硬くなり、その日だけの賞味期限なので、わざわざでも行かないと食べることはできません。
そう思いおこしていくと、ご当地ファーストフードには、何やら、人間味ある食文化の意味がありそうです。
スローフードは、屋台のファーストフードの対抗文化ではなく、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜、冷凍食品を食卓に並べることへの対抗文化と言えます。
アメリカ的な合理主義的ファーストフードの対抗文化は、こちらのご当地ファーストフードになるでしょう。
その特色は、
チエーン化していない(個人の商い)、マニュアル化していない(個人の工夫)。です。
そんなファーストフードがそこいらにある町なら、なんと、住んでいて楽しいことでしょうか?
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