大人の授業は、子どもの授業と同じでしょうか? 違うでしょうか?
その比較は、教育論で考えるとして、大人のみなさんも学ぶ場があれば、何かかにか、いろいろと学びがいがあってくださればうれしく思います。
東高円寺の杉並区社会教育センターで行なわれている「すぎなみ大人塾」では、大きな球がつくられていました。これは、授業(講座時間)外の課外自主活動で、受講のみなさんが制作しているものです。8月上旬の阿佐ヶ谷七夕祭りに参加するハリボテを制作しています。さて、どのようなものができるのでしょうか? とても楽しみです。
「だがしや楽校的社会の作り方」と題した奇妙な年間講座は、前半、アートとショップの2つのまとまり(モジュール)に分かれて、同じ部屋で活動が行なわれています。この時間、私が黒板にかいたのは、このような内容です。現在の活動の意義と今後の展望を図化提案しました。
午後は、三軒茶屋の太子堂区民センターにて、世田谷区の講座「人間とデザイン」です。
前回、ハンズインカフェ形式で、各人、みなさんが関心あるものを持ち寄って披露しましたが、それがさらに発展されました。この作品は、前回私が持参したカーペットの糸を用いて、さっそく、小学生とかんたんコースターづくりのワークショップをなされてきたという作品群です。
ハーブもたくさんの素材と用途による「香りのミニミュージアム」のような展示と披露もしてくださりました。
前回、糸まきされたものをバッグにアレンジしたものを披露してくださったり、…今回も、豊かな自分みせの交流時間を楽しみました。カーペットの糸まき、次回、どんな姿形にしてくださるのでしょう。
前回と今回、私が行なったのは、コミュニケーション(人のつながり)・発想と活動創出・生きる形(人生)の3つのデザインについてのワークショップです。
最後の3つ目の「生き形づくり」は、短い時間で、みなさん、短冊状の人生訓とともに、それぞれ見事に個性的なデザインで表現してくださりました。しかも、発表も、ぴったり終了時間の午後4時30分に合わせていただきました。パチチパチパチ。
「人生、どのように生きるか?」「どのような形で幸せや生きる充実感を得ようとするか?」これは、人間だれもが思う最大の主題でしょう。
これを、部屋のインテリアにもなるようなオブジェの形にして、自由に組み合わせて、自分の「生きる形」を毎日暮らす居間に置く「ライフデザイングッズ」を企業と開発途中にしているものを、次回、持参したいと思います。世田谷区のみなさんや関心ある大人の授業のみなさんと共同開発してみませんか?
今日のここでの授業の黒板は、こんな感じでした。近々、杉並区のみなさんと、世田谷区のみなさんで、合同授業もいかがでしょうか? 同じ関心のあるみなさんがたくさんいらっしゃるようです。
大人の授業のおもしろさは、講座が開設されている地域を結び合わせることで、地域の相互活性もはかられてくるのではないかと思いますが。まだまだ、することはたくさんあります。
9月12日は、活動を教室の外に広げる視点と、世田谷区の関心マップづくりをしていきたいと思います。
楽しい夏をお過ごしください。
メールで、常時、アイデア応援団します。
松田道雄: dagashiyamatsuda@gmail.com
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