山形では、夏の畑も終わり、秋冬の白菜などを植える畑の耕しの時期のようです。畑の衣替えといった感じです。
そんな夏の畑の終わりに、「賢治の駄菓子屋」に降りていくと、なんと、巨大な黒光しているズッキーニが置かれていました。
置いたのは、前田さん。彫りモノをするといい、と語りました。
この夏の収穫を、天に感謝するかのような、小さな神事のような造形です。
感謝、祈り、畏れ。これは、宗教や芸術以前の人間の原初の心性によるものではないかと感じました。
熱心な宗教の信者でもなく、芸術家でもない、私が、何気ないこの置物に、何か、心感じるものがある、その感じるものとは、どのような心なのか、自分で自分の心を探求しようとしても、なかなかわからないものです。
みなさんは、このような感情体験はありませんか?
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