秋田県の角館高校に出前授業に行ってきました。朝、武家屋敷の通り沿いで、中学生がスケッチをしていました。ポストカードのようなものに描いていたので、絵はがきをつくっていたのでしょうか?
桜の時期には、やはり、さぞかしの名所になるのでしょう。上を見上げると、ギンナンの実・黄色い葉・青い空・雲の川。
ところで、肝心の授業は?
教室の真ん中に、机を固めて島をつくり、そこに、公用車に積んできた、スイカ箱2つ分の中味を、どやどやと出して、それらのモノを語りながら、話をつなげていきました。
つまるところは、この世は、すべて人とモノとの無限の関係性の組み合わせでできており、自分もそれらをつくり出すことによって、人生の豊かさ、楽しさ、ともに生きること、生きている社会をよくしていくことなどをめざして、だれもが行なっていくことができることを、高校生に授業してきました。それが、私が今、総合美術コースで行なっていることです。
さて、高校生諸君の反応はいかようだったでしょうか?
子どもから高齢者まで、あらゆる世代の人と授業をすることも、私の仕事の領域です。