松田道雄研究室

駄菓子屋楽校 ~愉快で,楽しく,どこからでも創造する生き方と社会づくりの活動記録~
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2012-05-13

ユニークファッションはユニクロを超えるか?


世界を結ぶ世界コーディネーターの夏用ベスト(ちゃんちゃんこモデル)が、できました! 共同購入方式で工場に注文しました。
色は、このほか、6種類あります。
あと、わずか、あります。欲しい方は連絡ください。
この襟ネームブランドは、何と、30年前の学生時代にぼくがつくったものです!シーラカンスのように残っていました。名前は? この時の夢があったんだなあ。

ニットタイは、手編み。山形市元木公民館でのおしゃべり手芸の会ブランドです。これから、どんどん改良なっていきます!
写真左の、やーづ分けっこバッグは、先日、ラジオに出たそうですが、今度は、テレビ取材があると、このバッグをプロデュースしている焼津市のマリーさんからメールもらいました。
写真右は、元木公民館の、おしゃべり手芸で、おすそわけいただいた、手編みのボトルケース。大学でも重宝しています。
麦わら帽子は、昔、荒物屋で買ったもの。手づくりの麦わら帽も、いつかできたらいいなあ。

世界コーディネートベストを見ていたら、長野県上田市西部公民館で、小泉次長さんからもらった、冬の背広の中に着る、ベスト(なんだか、ばんどりを連想しました)を出してみたくなりました。
これは、小泉さん、注文してつくってもらったんでしたっけか? これも温かくて、グッド・ソーシャルデザインです。

写真左は、おとといの元木公民館のおしゃべり手芸で、一番話題になった、米袋バッグです。パッチワーク風がなんともユニークです。とにかく、このバッグを囲んで、おしゃべりがたくさん出ることが、愉快です。
おばあちゃんたちが手づくりを好むのは、人と会話がはずむからです。つまり、手づくり品は、コミュニケーションの媒介物になります。それについて、だれがつくって、ここがいい、どうのこうのと。
ユニクロやシマムラやヴィトンで、会話がはずみますか?

帽子は、メリヤス工場のデザインパタンを組んでいる常務さんが、自分デザインでオリジナルにつくっているニット帽です。ネット販売しています。

私の身の回りでは、個人の創意工夫と人と人のつながりと関係性で生み出されるファッションが、次々出てきていますが、これは、はたして、ユニーククロージングを略したユニクロ(マクドナルド的なファーストファッション)を、いつの日か超えることはできるでしょうか? 

みなさんは、どちらの生き方、ファッション派? 

西部公民館の分けっこ手芸から、どんなものがつくられるかも楽しみにしていますよ、小泉さん。
「幸せ分けっこ便」箱の交流、秋が心待ちです。

まずは、ユニクロの店舗数を目標に、こちらも増やしていきたいものです。
個人の人生目標は、自分の身の回りを、何割、こちらのユニークものづくりのものを身につけるか? です。

これは、もっと先を言えば、ファッション談義ではなく、
現代経済システム(もっと言えば、近代社会から現代までの社会システム全体)に対して、理屈や議論を語らずに、身近な共感活動で、点滴岩をもうがつで、いつのまにか、社会を変革していることになるような、無自覚のドンキホーテ(店のドンキではなく、スペインの文学)的社会革命です。

ですから、食べることでも、何の分野でも行います。

農家や商店のおばあちゃん風に言えば、
本ばかり読んでいると、口での理屈ばかりになるし、
ツイッターばかり見ていると、自分の考えや活動を深められなくなるし、
自分の足と手を動かして、できる範囲の人とモノと関わることを大事にしながら暮らそうよ。ということにもなります。

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