桜から、どれくらい考えを広げることができるか? を、生涯学習概論で提案しましたので、私もつれづれなるままに、考えたことを書きます。
連休の中日、キャンパスの桜が満開で、桜の木の下で、こども芸術大学の幼児が先生とお弁当開きをしていました。
私たちは、日頃、外側から、対象物として全体をとらえますが、ずーっと、近づいて、桜の木の下にもぐっていったら、そこに、幼児が近づいてきて、
木のつけねから枝がでて一輪の花が咲いている目の前の桜をゆびさして、
「ここにとび出してる」と、教えてくれました。
その子にとっての桜の対象物は、それだったのでしょう。
美術史・文化財保存修復学科の学生が多いので、いろいろな歴史的知識も豊富な学生が受講しているので、授業メモの中に、桜は、散りぎわのいさぎよさが、武士の心にマッチしたとありました。
武士が好んだのは、よくわかる感じがします。
でも、一方で、のどかな山ぎわの農村風景の中にも、桜がたくさん点在しています。これは?
特に、雪国の農業は、桜が咲き終わると、草木の若葉がしげる本格的な農作業の季節です。雪国の農家にとっては、雪にとざされた季節から生命の季節への祝祭の花として、植えてめでられていたのではないでしょうか?
それは、武士や農家の立場を体験しないと、本当のところは、わかりませんが。
みなさんは、花よりだんご派?
それとも、だんごより花派?
どちらも、という人のためには?
来年に向けて、ある産物づくりも働きかけています。
関心ある人は、声かけてください。
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