フィールドワーク、今年度は、日本各地どこらへんを歩いてどんなことを発見するのか、それはこれからです。
今日は、栃木県下野市にある、平安時代に立てられた、当時、地方にあっては異例の大規模な寺院だった薬師寺跡を、生涯学習担当の山内さんに案内してもらいました。
当時の跡は、まったく残っていないということでしたが、少し、うろうろ歩いてみると、足元が、一面ドングリが敷き詰められたじゅうたんのようになっているところに出くわしました。目線をドングリの地面にやった時、石ころのようなカケラに、線が入っているのを見つけました。
あっ!
山内さんも、これは、当時の破片だと。いろんな痕跡があります。布などの織り地がついたもの。それもいろいろある感じです。
建物はありませんが、1000年以上前の人がつくったモノのカケラが、足元のそこいらにあるんですねえ。
ちなみに、ドングリ拾ってきたので、植えたい人は、研究室にもらいにきてください。
フィールドワークは、発見をする仕事です。