東京と地方の大きな違いの一つに、大企業の有無のほかに、正反対の個人の小さな店の有無もあります。
東京は、電車の交通インフラが整備されているので、クルマがなくても、電車で生活できます。ゆえに、歩くので、人が歩く目線で、駐車場が不要な、個人の小さな店が成立します。
山形は、もはやクルマ社会なので、駐車場がない店には立ち寄れません。しかも、クルマのスピードなので、ほとんど通り過ぎます。
始めから、行く目的のところにしか、行かないという行動パタンになっています。これは、偶然にものを発見するという創造性の欠如にもつながりますが。
今日は、午後、自転車でたまたま通りかかった、個人の雑貨屋さんを見つけたので紹介します。
駐車場は一台だけなので、自転車でどうぞ。
店の場所は、六中通りにあります。
グリーンハウス。という名前です。
店主の五十嵐さんは、建築の仕事をしていて、金・土・日だけ、午後から18時までしている店だそうです。
自宅を安価に改修して、自分が気に入ったものを集めて販売しています。
期間限定で、売値をつけて置かせてもらうことも可能だそうです。
芸工大生のみなさん、おしゃべり手芸のみなさん、富士紙器さん、穂積繊維さん、何か作ったものを展示販売置かせてくれるとこころを求めている方は、のぞいて、相談されてみてどうでしょうか?
東京には、このような店はよく見かけ、そのような店があることで、また、歩くのが楽しくなるという循環になります。
歩いて楽しい町にするには、みんなで、このような個人の店を、共同参加の心で、成立できるように、何らかで関わることではないかと思います。特に、若い人には、そのような感覚は、大切ではないかと思いますが、どうでしょう?
昨日、富士紙器さんが、ダンボールバッグの本体試作見本をを研究室に持ってきてくださりました。
A4ノート、ファイルが横に入り、はばは、イチゴパックやサクランボパックが入る幅にお願いしました。
これはモノを入れる本体だけなので、バッグにするには、とってが必要です。それを、めいめい作って、オリジナルなバッグを作ってみようという案です。
紙袋は、丈夫さが短所で、布のトートバッグは、くしゃくしゃになる短所があります。何でも一長一短ですが、紙と布の短所を補う、第3の手軽なバッグです。
上部が二重になる見本には、パンチで穴を開けてみました。
これには、穂積繊維さんから分けていただいた、麻の丈夫な糸を束ねて組みひものようにしたものを取っ手にできないかと思いました。
もう一つの取っ手の案は、皮工場からいただいた廃棄する皮で、トートバッグ風に、本体を持ち上げるようにできないかと思いました。
あなたなら、どんな取っ手を考えますか?
まず、明日のおしゃべり手芸の会に持参します。
半分工場、半分手作りのダンボールバッグが、反応あれば、富士紙器さん(ダンボール)、穂積繊維さん(カーペット、糸)のコラボで、手作りコラボ市場、どこかで開いてみるのも、どうでしょうか?
大人用の、ダンボール椅子にも、このサイズに合う、30センチ×39センチの、カーペットがあれば、組み合わせで、販売することもできるんじゃないかなあ…?