長野県社会福祉協議会の小林博明さんから、ユニークな通信が届きました。
県内の地域福祉コーディネーターをつなぐ通信として、勝手につくられたので「お節介通信」という名前なのだそうです。
その特別付録がこれです。これは、昨年10月に行われた長野県内市町村の地域福祉コーディネーターのみなさんが集まった1日講座「地域の関係づくり」の時に、最後に、各自みなさんがつくった自分みせカードを、長野市社会福祉協議会
の戸田千登美さんが、全員の写真をとってくださっていたものでした。
この時の写真は、二重のしかけになっていて、その時各人がつくったカードには、その日の講座のたくさんの写真をその場で印刷してもらって、それらから好きな写真をも貼っています。つまり、その時の講座のことも写真としてカードにあるものです。それらのカードを持った各人を撮った写真をさらに、コラージュしてまとめて編集しているので、これは、三重の写真になっています。
中を開くと、
10月25日の「地域の関係づくり」の講座で、「自分みせ」をやりました。一人一人の自己紹介カードとお気に入り写真をもとにメッセージカードを作りました。記念撮影したものをお届けします。本物はカラーです。欲しい方は連絡ください。
と、親切なコメントがあります。
コーディネーターの真髄を垣間見る感じです。
ちなみに、小林さんの手紙文に、
「だがし屋で さりげなく 夢づくり」 と短句がありました。
このブログ見てくださりましたか? ありがとうございます。
これからも短句会も、遊びましょう。
短句は、自分の思いを自己完結で表現できる文字数より少ないので、相手に新たな想像を投げかけて、読み手はそれをもとに、独自の想像世界をつくり出していい、コラボレーションの文字遊びになると思いますが…
大学に箱が届いていました。
上にのせてダメの表示
開けてみると…
くるまれた包みをそっと開いてみると…
何と、カンナくずでつくられた花の飾りと、トウモロコシの葉でつくったお人形さん。
送ってくださったのは、昨年、西川町の「いきいき食堂」で交流なされた福島県会津坂下町の公民館の村岡久美子さん。
あの時の、談義の中で出たクラフトを、このお正月につくってくださったのだそうです。
実に見事です。
いろいろな木の香りがほのかに、においます。
山形市元木公民館の「おしゃべり手芸の会」のみなさん、杉並区の「創りcom」のみなさん、世田谷区の「人間とデザイン」のみなさん、見てくださっているでしょうか?
さまざまな素材と技をお互いに見せ合い、教え合い、工夫し合い、これからますます増える元気な高齢者を中心に、個人のものづくりによるつながりは、ますます増えることでしょう。
手を動かしながら、おしゃべりもできて人づき合いもする。おしゃべりしながら、生産的に何か手を動かしている。
企業による大量生産のものをただ買うだけ(そのような企業でマニュアル通りの仕事をするだけ)の暮らしとともに、個人がそれぞれに何かを創造し、それによってつながっていく、もう一つの生産コミュニティ(カンパニー生産と異なる)が、ネット時代に出現することでしょう。
だれか、そのハブになる窓口をネット上につくる人はいませんかね。
現時点では、これら、いろいろなものづくりをなされるみなさんは、デジタルに親しんでいらっしゃる方が少ないので、ネットをまだ利用されていない方々が、気軽に利用できるような窓口ができればと思います。
当面、それまでは、私のところに何か、実物や写真や情報などお知らせいただいたものは、このブログで紹介したり、いろいろな人とお会いした際に紹介したりする、私が「ハブ人間」になります。