年末に人類進化のテレビ番組がありました。
人類の進化の第一歩は、アフリカ大陸で、森から草原に出たことだと言われています。それによって生まれたヒトらしさの第一は、弱いヒトが猛獣から身を守って生き延びるために、「助け合う」こととその心だそうです。
森に生きる生き物は、基本的に助け合う必要はないそうな。
それから、アフリカ大陸を出て「グレートジャーニー」の旅に出たヒトは、現在のヨーロッパに行き、そこで、壁画や装飾品など高度な芸術活動が生まれます。その原因は、人口密集によって相手に表現したい気持ちがおこったことによるそうです。
助け合いと芸術。この最も人間らしい行いを、今日、総合美術コースの1・2年生の合同展(悠創館)の展示準備の光景で見かけました。
自分の作品でない仲間の作品を2人で協力して展示していました。
当たり前かもしれない、何気ない瞬間でしたが、私にとっては、今日一日、人間らしい世界の中にいる幸せをふと感じました。
公評会、お疲れ様でした。
その後、夜遅くまでのウインドウディスプレイ制作のみなさん、明日、仙台駅前エスパルでの折鶴ワークショップのみなさん、人間らしさを存分にまきちらしてください。