ぬれた靴を乾かしながら、
裸足で展示作業してくれたみんな、ほんとご苦労様でした。
ありがとう。
泣けました。
感謝!!!!
ちなみに!!!
SHOP EXHIBITION会場になっている外苑キャンパスでも、
スタンプラリーのスタンプ押します!!
トップイラストレーター91名が描くRed Listスタンプ全182種類を集め、
絶滅危機種について見識を深めよう!
スタンプを6個集めると豪華景品が当たるプレゼント企画に応募できます。
さ〜〜〜て、
外苑キャンパスは、何のキャラクターのスタンプかは、
来てからのお楽しみ!
みなさん、マップ片手に、ぜひ足をお運びください。
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今年もまた、いってきます!
東京デザイナーズウィーク2010
今年は、本会場の学生展に加えて、
なんと外苑キャンパスでも展示をします!
外苑キャンパスはマップで見ると、No.81
プロダクトデザイン学科で、夏にビックサイトで展示した、
グッドデザインエキスポ2010の展示ブースを再現します!
今年の、神宮外苑の本会場での展示は
「絶滅危惧種」がテーマ。
またまたエコを意識したデザインの物が
たくさん出品されるはず。
皆様、ぜひ、足をお運びください!
今年の学生展ブースは、又ひと味違いますよ〜。
D
先日、授業で曲げ木に挑戦する3年生の降旗ゼミのみんなをメインに、秋田県湯沢市にある秋田木工さんの工場見学に行ってきました。
まず最初は工場に隣接している展示スペースのご案内から…!
秋田木工は、あの有名なトーネットの曲げ木椅子No.16をはじめ、明治43年から創業している老舗中の老舗!
もう100年が経つ長い歴史を持っています。
さらに凄いのが曲げ木にはこの下の写真のように、1つ1つのパーツ毎に鉄製の型が必要なんですが、この型も専門の職人さんが全部制作しているんです!
その歴史の中で築き上げられてきた曲げ木のノウハウで、これまでもたくさんの製品を生み出してきました。
そして現在も新しい製品を生み出そうと研究を続けています。
社長さん自ら、新作の椅子のご説明をして下さいました!
この新作の椅子は秋田木工の職人さん達の技術の粋を集めたもので、まだ売り出し前なのに快く見せて頂きました。
社長さん曰く…「真似できるもんならやってみな!」
と、なんとも自信に満ちあふれたお言葉!!
それだけ自社の技術に揺るぎない自信があるからこそ言える言葉で、この日一番の「心の底からカッコイイ!!!」と思った一言でした!!
それもそのはず、なんと秋田木工は材料の製材から部品の加工、組み立て、塗装までをどこにも外注すること無く、全て自社で行っているのです!出来ちゃうんです!
その全ての製品の材料となる木材も曲げ木の特性上、十分な乾燥が必要なんですが、このように秋田木工の敷地内でストック&乾燥をしています。
みなさんはこの椅子を見たことがありますか?
今回はこの椅子を創業以来作り続けている秋田木工さんの工場見学の様子をご報告します!
こんなループ状のものも!
これらの型を作るための材料がこれ!
最初は「これがどうやって型になるんだ!?」「なんでL字!?」って思いました。
でも、そのあまりの高い技術が表彰されるにまで至ったこの方の腕にかかれば、このL字の鉄がみるみる内にカーブを描いて…
ほらあっ!こんなんなっちゃった!!
叩かれた方の鉄が伸びる分、叩かれていない方の鉄板が曲がるんでしょうけど、見ている以上にやるのは難しそう…凄い!
さらに、反対側を打つと…
2次曲面だったのがさらに起き上がって、3次曲面に!!
それをこうしてあらかじめ作っておいた木型に当てながら注文通りの型を作っていきます。
ここで作る型で秋田木工の全ての製品のフォルムが決まります。
型無しでは曲げ木は出来ないので、秋田木工の無くては成らない重要な部署ですね!
次はいよいよ秋田木工の心臓部!
出来上がったこの型を使って木材を曲げる作業を間近で見学。
この蒸気モクモクの釜で、木材がほっかほかに蒸し上げられています!!
扉を開けると中はこんな感じ。
クローゼットみたいな釜の中に蒸された材料が入っていて、職人さん達はここから1本ずつ取り出して、熱いうちに手際よく曲げちゃいます!
時間との勝負。
しかも木材は無垢なので1本1本に違いがあります。
同じく曲げても上手く曲がるかどうかはその木材次第!!
一筋縄ではいかない、なんとも奥が深い世界。
それでは今回の見学の一番の見所である、曲げの部分の一部始終をご紹介!
まずは釜から取り出した木材を型に入れ、ネジを閉めてしっかりと固定します。
このとき蒸した木材に鉄型の錆が付くと、その部分だけ紫色になって取れなくなるんだとか。
なので型の内側には、あて木やビニールテープなどで直接木材には触れないような工夫がありました!
なるほど!
次に材料の真ん中を意識しながら、曲げの機械にセットします。
そしたらスイッチON!
少しずつ曲げていって、機械についている型の形にしていきます。
この曲げに関しては、最初に材料を入れた鉄型は曲げによる材料の弾けを防いでいるんですね。
なので、機械側の型に合わせて曲がるように薄い鉄板が使われていました。
はい、この通り!!
2、3cmくらいは厚さがあるのに、ゴムか何かみたにグニャリと曲がるんですね!
木材とは思えません。
先ほど紹介したループ状の曲げはこんな風に木材を型に巻き付けて作るんですね!
腰を使ってグイッと…きっと腰にタコが出来るくらいやらないと、職人にはなれないのね…脱帽です。
そしてこの創業以来作り続けているというNo.16の背もたれの曲げに至っては、二人掛かりで行います。
1人ずつ木材の端を持って…
一気に曲げる!!
このときカーブの頂点部分からは、蒸されたときに含んだ水分が布巾を絞るようにジャーっと出てきました。
固い木をこんなにグニャグニャ曲げられるのは水分が大きな役割を果たしているのか!!?
っと、驚いた瞬間でした。
ちなみに曲げ職人はガタイがいいと有利だとか。
でもガタイがよくない人でも床に取っ手が付いてるから、それを掴んで踏ん張ればなんとかなります!
曲げ職人志望のガリガリな君や、もしかしたら女の子にも朗報かもね!
腕立て伏せで備えよう!!
長くなりましたが、まだまだ見学の内容はこんなもんじゃありませんでした。
帰る時間が迫り、後ろ髪を引かれながらも後半は早歩きで駆け抜けました;
この後、80度くらいで型ごと乾燥させて形を停めた後に、ここで曲げた木材は角材でしたが、南京鉋で角を落として丸く磨き上げ、組み立て、塗装の行程に移ります。
その行程の途中に張り地を縫う行程や座面の凹凸模様加工を行う行程などもあり、本当に家具が出来上がるまでの始めから終わりまでを見ることが出来ました。
次回見学の機会があればもっとじっくり見たい…!
と思った、大変興味深い工場見学でした。
むしろここで働きたい…!
職人肌の人ならそう思っちゃうに違いない。
そんな秋田木工は、素晴らしい職人さん達が自分の腕をおおいに振るえて、どこにも負けない強い自信に満ちあふれた、魅力いっぱいの場所でした。
それでは今回お借りしてきた型で3年生のみんなも秋田木工の曲げ木に挑戦だ!!
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本日から、プロダクトデザイン分野の講座である、
「オリジナル家具づくり
世界でひとつだけのスツールをデザイン」
が開講しました!
参加された方は9名。
年齢もお住まいも様々で、
仙台からお越しの方もいらっしゃいます。
降旗先生と、副手:中鉢も講師として参加。
和気あいあいと講座は進みます^^
今はまだ、実際に工具を動かすところまではいってませんが、
徐々に制作に入っていきます。
どんな作品ができるか、とっても楽しみ〜!