こんにちは。
今日の朝は冷え込みましたね。
お布団から出れずに困りました。
三月も最終週なのに!もう!
ちなみに数年前ですが、
四月の入学式に雪が降ったこともあるんですよー。
九州から芸工大へ来た子が驚いていたのを覚えています。
(でも、桜が2回見れたからよかったとのこと。)
さて、今日のブログは!
久世先生の「電子回路ワークショップ」の様子をお届けします!
久世先生は以前芸工大で非常勤講師をして頂いていた先生です。
電子回路を使ってかわいいものをたくさん作ってらっしゃいます。
去年の夏と同様、使用したのは「Arduino」という基盤。
「基盤」「プログラム」「電子回路」
なんて言葉を羅列するとすごく難しそうで、
なんだか気後れしそうになるのですが、
一般的なものより安価で作業し易いのが特徴とのこと。
今回は「Arduino」を使って、
プログラミング込みでのライティングを製作しました。
みんな黙々と作業しています。
半田ごてで基盤を作成するところから、
実際のプログラミングまで。
みんな必死です。
真剣です。
がんばれー!
プログラムの説明をして下さっている、
写真左奥が久世先生です。
ほんわかしていておもしろくってキュートな先生です!
作成後は、プレゼンです。
流れる様に、虹色に光る発光ダイオード。
音に反応して光るライト。(回りの拍手の音に反応して光ってます!)
いじわるなライト。(消そうとしても消えなくって、何回もスイッチを切ってやっと消える。つんでれ!)
プログラミングはいろんなことを可能にしてくれるけれど、
欲張りすぎて、「あれもしたいなぁ」「これもしたいなぁ」と、
詰め込み過ぎると後からこんがらがっちゃう。
折り合いが大事。とのこと。
今回のプレゼンした作品を基に、
今後もブラッシュアップをしていくとのこと。
どんな風になるのか楽しみ!
先週のことです。
3月20日の水曜日。
晴れのち曇りな空模様の日。
プロダクトデザイン学科から66名の4年生が卒業しました。
「4年間あっという間だった。」
「あれが楽しかった。」
「あの課題は大変だった。」
「とにかく遊んだ。」
「出来なくて泣いた。」
「でも出来たとき嬉しかった。」
いろんなことを卒業生のみんなと話したけれど、
「皆ばらばらになってしまうけれど、
これで最後な気が全然しないんです。」
って言われたのが、すごく嬉しい。
卒業したら、
「何かが途切れてしまうんじゃないかっていう不安」もあるだろうけれど、
卒業してからも、
「確実に繋がっていける何か」
を感じ取ってくれていたのが、すごく嬉しい。
みんな、卒業おめでとう。
たまには学校にも遊びに来てね。
こんにちは。
春分の日も過ぎまして、本格的に春を待つばかりとなりました。
芸工大前の鏡池の氷も全て溶けきりました。
視覚的にも春になってきているんだなぁとしみじみします。
今日もいいお天気。ああ、お布団干してこればよかったなあ…
なんて思ったけれど、花粉が飛んで鼻がむずむずする!
…いつになったらお外で布団干せるかなぁ。
さて!
今日のブログは「ペーパープロダクトワークショップ」
プレゼンの様子をお届けします!
製作指導をして下さった「ヤマサキデザインワークス」の山崎先生と、
本学卒業生の「rinao design」の小野里奈さんが来て下さいました。
では、当日の画像を!
二枚目の写真、左側が山崎先生。
一人一人丁寧に製図から製作方法の相談までのって頂きました。
ちなみに今回のワークショップの課題は、
「カップのパッケージを考える」でした。
参加者はみんな家から自分のティーカップやソーサーを持って来て、
それに合わせてパッケージを製作しました。
製図から裁断、組み立てまで行うのですが、
これ、かなり大変なんです。
紙の厚みや、折り曲げ方、パッケージを開く方法など、
少し変わっただけで製図は何度も引き直しの作業が発生しちゃうんです。
発表までの製作日は、みんな製図とにらめっこしてました。
そして、プレゼン後は小野里奈さんの講演会!
卒業生であり、個人でデザイン事務所を経営してらっしゃる大先輩です。
以前は芸工大で助手さんもされてたんですよー
二枚目の写真は、ドイツでの展示会の様子。
あちらではフォークとナイフが食事の主流なので、
「傷がついちゃう」と木の食器は敬遠されてしまい、
木製の食器はほぼないのだそう。
ただ、最近は展示会で見た人が日本まで連絡をくれたり、
会場で説明するとすごく評判がいいんだとか。
木製の食器って味がでてきて素敵でいいですよねー。
はやるといいなぁ。
今回のワークショップ、製作の大変さはもちろん、
中身の魅せ方、割れない様にする為に安全性を考えること等、
「パッケージを作る」ことに付随する作業や大事さが学べたと思います。
これからデザインをする時に、きっと活かされてくる素敵な知識と経験です。
ぜひぜひ、次の課題の時は、みんなこの経験を思い出してみてね。
ちょっといつもとは違うことも考えたり、見えたりするかもしれませんよー。
こんにちは。
今日は青空。陽の光が暖かくて過ごしやすかったですね。
春めいた日が続いて、雪も大分溶けて地面が見えてきました。
間もなく芸工大では卒業式が開催されます。
毎日製作に励んでいた4年生がいなくなってしまうんだなぁ、
なんて、片付きはじめた教室を見ながら、
ちょっと感傷的にもなったりします。
春ってはじまりと最後が入り交じってる季節なんでしょうね。
切ないなぁ。
新しく始まる次の年が、みんなにとって素敵でありますように!
さて話を戻しまして、今日のブログは!
以前お届けしました新2年生、3年生向け産学ワークショップ
「家具のはしっこによるものづくり」第二回目の様子をお届けします!
二回目の今日は、
実際に持ち帰った端材から考えたデザイン案の発表を行いました。
コメンテーター、券、アドバイザーとして、
協賛して頂いている「多田木工」の鈴木さんと、
岩手県にある「一般社団法人 和 RING-PROJECT(ワ リングプロジェクト)」
代表•池ノ谷さんにお越し頂きました。
「和 RING-PROJECT」とは、
東日本大震災の復興支援を行っている団体です。
被災した地域での「ものづくり」をすることで、
雇用を作りだす取り組み等を行っています。
人と人のつながりの大切さを尊重し、世代、性別を超え、
支えあえる人間関係を築き上げる事。
(hpより一部抜粋)
この方針に基づき、精力的に活動されています。
さて、なぜ池ノ谷さんにお越し頂いたかというと、
実は!このワークショップのプロジェクトは復興支援も兼ねているのです!
この「家具のはしっこによるものづくり」から出来たデザインで、
実際ものを作り、岩手県は大槌町での雇用を生み出そう!
という流れになっています。
ちなみに、現在進行中の前年度の動向はHPがありますのでご参照下さい!
http://tadamokko.com/collabo2012/index.html
ここからは、当日のプレゼンの様子を画像でお送りします!
各グループがデザイン案を発表後に、コメントを頂きました。
そして、今の被災地の現状や、ニーズ、今後の予測等、
たくさんのお話を聞かせて頂きました。
ちなみに「今すごく助かっているんだ」とおっしゃっていたのは、
「昆布の収穫を手伝う」というボランティア。
昆布を収穫した後の仕分け作業は、
地元にいるおじいちゃんやおばあちゃんが行っていたのだそうですが、
みんな避難をしている為に人手が慢性的に足りていなかったとのこと。
そういったリアルタイムな話が聞けた今回のプレゼン、
次回までのブラッシュアップはどんなものになるのでしょうか。
きっと、今回お話を聞けたことで、
みんなの中にも前より明確な問題点や改善点が見えたのではないかな。
作り易さ、加工のし易さ、作り手側への配慮、視点は様々です。
その間の点をきれいに得た、スマートなデザインを期待しています!
こんにちは。
今週は比較的暖かい日が続いてますね。
今日のお天気がいまいちですが、学校の中庭では雪が溶けて、
押しつぶされていた下草がのっそりと起き上がってきていました。
満作の黄色の花も、枝先にちょこちょこと咲き始めましたし、
これはいよいよ春が近いですねー。
さて、今日のブログは!
紙を使ってパッケージを作るワークショップ、
「ペーパープロダクトワークショップ」に先駆けて、
パッケージ工場見学の様子をお届けします!
お邪魔したのは北山形にあります「株式会社吉田」さんです。
担当の方、お二人にいろんな話や、工場の中を案内して頂きました。
実際に作っているいろんなパッケージを見本に、
どんな開き方がするのか、種類はどんなものがあるのか、
組み立てが簡単になる様な仕組みや、紙の種類等も説明して頂きました。
平らな展開図の状態から箱形へ、ぱっと組み立てられるポイントがありました。
その後は実際に工場へ。
稼働している機械を見せて頂きました。
見学の為にゆっくり回して下さいました、組み立ての機械。
鉄の棒の絶妙なラインに沿って、あっという間に折り目が出来て行きます。
ぱたんぱたんおり曲がって行く行程は見てて気持ちよかったです!
こちらは手動も交えた紙の型抜き作業の様子。
完全に機械化された設備もありますが、手作業の部分も稼働させているとのこと。
職人さんが一枚一枚、紙を木型を使って切り抜きます。
ちなみに木型はこんな感じ。
これは芸工大から注文のあったパッケージだそう。
すんごく大きい。
こんな感じの型が棚にいっぱい詰まっていました。
組み立て終わったパケージを観察中。
みんなが白い給食帽みたいなものを被っているのは、
食品のパッケージもあるので衛生面を気遣ってのことです。
土足も厳禁ですよー。
さて、今回の工場見学でパッケージについてのポイントは掴めたかな?
素材も、形も、切り抜き方も、接着の仕方も、用途に合わせて随分と変化します。
ワークショップ本番では、実際にティーカップのパッケージを製作する予定です。
素敵なパケージ、作ってね!
こんにちは。
昨日はとても暖かい一日でしたね。
乾いた土の香りがして、春の匂いがしました。
今日は雪の上を疾走するキジも見かけましたし、
電線に器用に留る、脚の長い白鷺も見かけましたし、
これは春もいよいよ近い気がします。
…早く雪溶けて!(切実)
さて今日のブログは!
先日行われた「色彩感性ワークショップ」の様子をお届けします!
このワークショップは名前の通り。
「色彩」の勉強をするワークショップです。
実際に「色彩」を学んで、その作用や意味を応用し、
プロダクトにも活かしてみよう!というもの。
よく見ると、机の上にはたくさんの色紙が。
そして各々が何枚か紙を選んで握っていますね。
これ「自分の色」を考えて探しているんです。
「自分の色」は「自分の好きな色」というよりは、
写真の用紙にも何となく書いてあるのが見えると思うのですが、
自分の性格、好きなもの、そういったもの達から色を探しているんですね。
ここからは実際に学んだことを活かしての作業。
最後は学んだ色彩を応用したデザインで「ぽち袋」を作りました!
出来上がった後は、プレゼンです!
どんな意味を持たせて色を配色したか、
どんな時に使うか、等々ポイントを発表しました!
二日間のワークショップでしたが、
みんな「色彩」について前よりも深く知ることができたかな?
「色」にはいろいろな意味や効果があります。
日本ならではの色なんていうのもあったり、
冠婚葬祭なんかでは使っていい色や、使ってはいけない色等、
生活の中にも結びつくことがたくさんあります。
今回学んだことが生活に繋がって来るときっと楽しいと思うなー。
みんなお疲れ様でした!