プロブロ

プロダクトデザイン学科の日々の徒然ブログ
2012-06-29

卒業生トークイベントレポート


梅雨ですが、晴れの日が続いている今日この頃。
だんだん最高気温が上がってきていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。もうすぐ夏です。

今週の月曜日にプロダクトデザイン学科の卒業生の尾形航さん のトークイベントが開催されました。

尾形さんは、卒業制作で畳を用いた作品を制作し、現在山形県寒河江市の鏡畳店で畳職人として働いています。

畳との出会いや卒業制作について、現在取り組んでいる商品の紹介、国産い草の生産方法や現状など普段あまり聞けない畳の世界について話をしてくれました。

後半では、畳や国産い草に対する熱い思いも聞くことができました。一つのことに真摯に取り組む職人さんはやっぱりかっこいいですね。

会場には、尾形さんの作品や最近開発した製品が並べられていて実際に座ることもできました。い草のいい香りがしていい空間になっていました。

こちらは今話題のいぐさロールシリーズのベンチ!

続いて、いぐさロールのスツール!
そしてこちらは、いぐさロールの座布団タイプ。
こちらの座布団タイプのものはトークイベントが開催された山形市のMOKU cafeさんに現在常設してありますので、体験したい方はぜひ足を運んでみてください。

以上、レポートでした。

2012-06-22

成型合板の授業風景【ジグの完成】


前回のブログで紹介した作業の続きですよー。
ベニヤで作ったテンプレートを基に、
厚み24?のラワンベニヤで同じ形のものを切り出し、
面取盤で側面をきれいに仕上げます。
これを何枚か作って…


こんな風に、木工用ボンドで何枚も接着して行きます。
豪快に塗ってますね、小関さん。


そして、重ねて接着したら、
側面に穴を何カ所か作って、
そこに金具を通して固定します。
ずれない様に、強固になる様に、ですね。

2012-06-18

CAFE WHPPIさんのリノベーション企画

このグループは「ハーブを食べよう」がテーマ。
お店の裏の畑や、植木鉢をお店の中に置いて、
実際に摘んでお料理に入れて食べるという提案。
ポスターやDMは実際に植物を切り貼りして作ったのだそう。
すごく可愛らしい。

「実際にやってみたいね。」

なんて言葉も頂けた今回のプレゼン。
継続しつつもっと発展させて、いずれ実現出来るといいなー。
さぁ、後半組はどんなプレゼンになるのでしょうか。
楽しみです。

大江町が、WHPPIさんが、
もっと素敵になりますように!




このグループは「古本」がテーマ。
図書館への寄贈される古本たち。
実は大半が、種類が被っているなどの理由で廃棄されているのだそう。
その本を譲り受けて使用できないかという、
本好きの人へ向けたコミュニケーション企画。
このグループは、実は女の子一人だけ。
それでも、この模型も作りあげてましたよ、すごいー!


このグループは「ハーブキャンドル」がテーマ。
実際にお店に生えているハーブを摘んでから、
キャンドルを自分で作成出来たり、
夜はキャンドルを灯し、
淡い光の中でのディナーを楽しんだり、
キャンドルを通して、お客さんが実際に体験できる企画でした。
実際にキャンドルを作る為の小さな冊子もデザインしていましたよー

2012-06-15

ツルヤ商店さん見学レポート


まずは、ギャラリーショップで籐製品についての説明をしていただきました。みんなはじめて聞く内容に興味津々です。

2012-06-08

Fusen


こんにちは。
なんだか落ち着かない天気の日が続いていますが、
皆様体調など崩されてませんでしょうか?
寒い日は玄米茶。
暑い日は水だし紅茶。
そのちゃんぽんで体のバランスをとっているところです。
お茶って偉大だ!

さて、今日のブログは!
今週の月曜日、4日より北•南エントランスにて開催されている
エマゼミの展示会「Fusen」の様子をお届けします!


玄関を入ってすぐのエントランスホールの柱が、どーん!
なんだかすごいことになってますね!
圧巻です!手仕事で貼ってます!
これが、展示の目印です。


食堂側のエントランスでは、3年後期の課題の展示をしています。
付箋がわしゃっと壁に!
よく見ると、DMの役割をしている付箋も貼られています。
展示の目印としても、目につくところでのDMの拡散手段としても、
シンプルでいいなーと思いました。


食堂側のエントランスの全景。
柱一面にカラフルな付箋が!

ここからは展示されているスペースデザイン系の作品を一挙に写真にて!








さすが、エマ先生のゼミ。
みんな色を効果的に使ってカラフルです!

続きまして、玄関を挟んで反対側のエントランスでは…


「自分の100色」という題名での展示。
カラフルな作品が展開中。






思い思いの、一人一人の100色。
表現の方法は多々有れど、
みんな自分の100色を形にしていますね。


壁の付箋には、見てくれた人のコメントが。

「きれい」

一言。
そんな言葉がたくさん。
私もそう思う。
色って本当にすごいな。
気分とか気持ちに作用する。
プロダクトを通じて、色を通じて、
たくさんの人に素敵な生活を提案できる様な、
そんな素敵な人になってくれたらいいな。
なんて、思う今日この頃。

あ、掲示板化してる(笑)
すきだーこういうの。

2012-06-07

【速報!】サンスター文房具アイデアコンテスト優秀賞受賞!



サンスター文具プレゼンツ第17回 「文房具アイデアコンテスト」
【応募総数 4,645作品(一般部門…3,649作品、ジュニア部門…996作品)】
においてプロダクトデザイン学科3年生の大屋彰君が見事優秀賞を受賞しました。

大屋君は今回「万華 -BANKA-」という作品を制作しました。クーピーペンシルに着目したとても素敵で綺麗な作品です。

おめでとうございます。今後の活躍も期待しています!

2012-06-01

成型合板の授業風景



今、授業では「ジグ」と呼ばれる木材を挟み込む型を作っている最中です。
木材を成型する為には、これが不可欠です。


さて今回の授業では、先程もちらっと社名は出させて頂きましたが、
天童木工の技術者でいらっしゃる小関さんが特別講師をしてくれています。
プロです。本物の職人さんです。白い作業着の方です。
ちなみに右側に立ってらっしゃるのは、
昨年までプロダクトデザイン学科で教授をされていた降旗先生です。

以下は副手で技官の手島さんより教えて頂きました!

小関さんが糸ノコで切っているのは厚み4?のシナベニヤです。
糸ノコで切った後、鉋やヤスリで整えて面取り盤のテンプレートになるものです。
ジグに使うのは厚み24?のラワンベニヤです。
これにテンプレートをおいて鉛筆で線をなぞります。
24?のラワンベニヤを糸ノコで線から2〜3?の余裕を残して切ります。
これを2枚接着したものにテンプレートを
釘で固定して面取り盤にかけると同様のジグを量産できます。
また、今回の授業では座面のように幅の広いものは失敗しやすいので
200?幅くらいまでに制限するそうです。
そのため座面のように幅の広いものは接ぎ合わせて作るそうです。

詳しい…さすが!

何はともあれ、企業並みの機材や機械をたくさん使える授業ですので、
まずは集中してものづくりに励みましょう!
一つ一つ着実にね!
そして、怪我には気をつけてね!


実寸で出力した型の図面を基に、板に線を写して行きます。
実寸なので大きいですね。


こんにちは。
あっという間に6月です。
梅雨も間近ですね。
こんなにお天気がいい日が続いていると、
梅雨なんてなんだか想像が付きませんが、
例年通りであれば…きっとまた肌寒くなりますよね…(笑)
山形はなんだかんだで長袖が夏真っ盛りになるまで片付けられなくて、
いつも、うんうん悩みながら箪笥を眺めています。
本当いつ片付くんだろう…

さて今日は!前回のオープンキャンパスの回でも登場しました
「成型合板」の授業の様子をお届けします!

木工室では3年生が「成型合板」で椅子を作る授業を行っています。
「成型合板」とは、木材を加工する技術の一つです。
1mm程に薄くスライスした「単板」と呼ばれる木材を、
接着剤で何枚も重ね合わせて、型に挟み込み、
高周波で接着剤を蒸発、熱加工して形を作ります。

うん、説明がこれも難しいな…(笑)

イメージ的には、
ミルクレープを、ワッフル型で挟み込んで、レンジでチン、
クレープがワッフルの形でかぴかぴになった!
な感じです。本当に大雑把ですけれど!

具体的な制作方法は、
天童木工さんのHPで見ることが出来ますので、
興味のある方は、ぜひご一読をば。

さて、ここからは授業を風景を写真にて。

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