美術科工芸コース

漆芸、金工、陶芸のできごと紹介
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2018-10-22

工芸コース一年生 演習風景

みなさんこんにちは

本日は、1年生の演習風景をお送りしたいと思います。

 

工芸コースの後期に入って最初の課題は、漆芸、陶芸、金工に別れての専門授業です。

漆芸は乾漆、陶芸は鋳込み、金工は鋳造の授業になっております。

 

それでは早速参りましょう。

まずは陶芸から


陶芸は石膏型によるユニット形成をしていきます。

石膏の型に粘土を押し付けると同じ形のお皿が何枚もできるんです。

 

 

完成、講評の様子です。



このお皿たちを自分でちゃんと使ってみて、使う人のことも考えることが大切です。

 

 

お次は漆芸です。

漆芸は乾漆です。乾漆とは麻布を何枚も漆で貼り重ねていき、立体にする技法です。

今回の課題は顔の一部を抽象的に表現することのようです。

漆はこの課題で「漆かぶれ」という洗礼を受けます。

今回の一年生はそんなに激しくかぶれた人はいませんでしたが、やはり何人かはかぶれたようです。

 

 

最後に金工です。

金工では鋳造で指輪を作っていきます。

まずは材料をガスバーナーで溶かします。

ドロドロに溶けたら、型に流し込みます。


水につけて、型の周りの石膏を溶かし、リングの原型が出て来ます。



これを磨いたら完成です。

 

 

1年生は後期から専攻が決まります。

なので、今回の演習が、専攻に別れてから初めての授業となります。顔ぶれも決まって、段々と専攻のカラーに馴染んで来たのではないでしょうか。

 

 

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

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