みなさんこんにちは!
今回も陶芸にお邪魔しております!
前回のブログでご紹介しました野焼の作品を含め、講評が行われておりましたのでその様子をお届けします!
一番右にいらっしゃるのは、陶芸の非常勤講師の、中井川先生です!
非常勤の先生がいらっしゃいますといつもと雰囲気が変わります!
さてさて、私は野焼の作品だけかと思っておりましたが、
なんと、本焼きの作品もありました。
おぉ、本焼きと野焼とでは全然雰囲気が違いますね。
個人的には、野焼の野生味溢れる感じが好きです。
そしてなんと、この課題はお花を生けて完成だそうです!
お花を生けたら作品の雰囲気もまた全然違ってくるのでしょうね。
楽しみです。
それではまた。
こんにちは!
先日、陶芸3年生の授業で野焼が行われましたのでご紹介します!
野っ原を焼くと書いて野焼!
陶芸のことを何も知らない私は、文字通り、野っ原を焼き払うのかな?
と思ってしまいました。
違います。
野焼きはとても原始的な技法だそうです。
縄文人もこんなふうに土器を焼いていたのだろうかと思いを馳せてしまいました。タイムスペクタクル。
何事も最初に始めた人は偉大ですね。
うまく焼けますように。
火の神様に祈ります。
この写真とても好き。
数日後
出土
それではまた
みなさんこんにちは。
今回は漆の2年生の課題である指物の授業をご紹介していこうと思います!
指物とは釘などを使わず、木の板を組み合わせて作る技法のことです。
手前にある板を自分の考えた設計図通りに裁断していきます。
ノコギリで板を切ったら、カンナをかけていきます。
今回は何やらカンナにトラブルがあったようで、みんな頑張っていました。
そして接着剤を塗って、
乾かします。
言い忘れましたが、重箱をつくっています。
組みあがったら、やすりがけしたり、すり漆をしたり、加飾したりして完成です。
これからが楽しみです。
完成品は参考までに、三年生の「花より団子」よりご覧下さい。
来年も美味しいお弁当を期待しています。
それではまた。
みなさんこんにちは。
さあ、1年生の演習(前半)最終章は漆芸です!
漆芸はスプーンとペーパーナイフをつくるのが課題です。
それでは参りましょう。
まずはデザインを考えます。
そして図案を木材に貼り付けて糸鋸で切り出していきます。
ここからは小刀や彫刻刀で削り出していきます。。
刃物は削っているとだんだん切れなくなるので砥石で研いでいきます。
これができるようになると、お母さんから喜ばれることになるでしょう。
漆だけに限ったことではないですが、道具のメンテナンスはとても重要です。
何時間もかけて刃物を研いだり、刷毛を洗ったりもします。
無駄と思うかもしれませんが、作品の仕上がりに直結してくるのです。
紙ヤスリで表面をスベスベにしていきます。
そして、仕上げにくるみ油を塗っていきます。
参考までに1つ例を、
図案を貼り付けます。
こうなって、
こうです!
タツノオトシゴスプーンの出来上がりです。
頑張った!
講評ではなんと、自分でつくったスプーンでスープを飲みます!
その前に、1年生が漆棟へ。
四年生のデスクの前で色々教えてもらっています。
みんな興味深々です。これが先輩と後輩のあるべき姿ですね。
そして、
いただきます!
縞模様の部分は火で焼いているようです。
使ってみたら意外と使いづらかったり、口にフィットしなかったり、デザイン重視ではダメなんだということを痛感しているようでした。
自分のつくったもので食事をするなんて、味もまた格別でしょう。
機能性と美の関係性を考えさせられる良いきっかけになったのではないでしょうか。
それではまた。
皆さんこんにちは!
引き続き1年生の演習の授業をお届けしてまいります!
金工の課題は「音の出る形」でしたね。
その後どうなったのかご覧下さい。
糸鋸のレクチャーを受けている学生たち。
何やら色々なことができそうな部屋へ連れて行かれます。
切り株がいっぱいだ。
はっ!
なるほど、こうやって叩いて真鍮を曲げていくのか。
まあ、綺麗な液体。
どれ一思いにすくってみよう。
と思いたくなるような色をしています。
これは希硫酸という液体です。
10円玉を入れると新品にしてくれる液体です。
この中に真鍮の板を入れます。
何となく雰囲気ががでた気がします。
あれ、二人しかいない。先ほどの部屋とを行ったり来たりしているのです。
だから、この部屋にはあまり人がいませんでしたね。
ブログを書いていて気付きました。金工の写真が少ないと。
そう、上記の理由からです。ごめんなさい。
では、ここで少し小話を。
この部屋は通称 作C (作陶室C)という部屋です。1年生が主に使う部屋です。
この部屋をパーテーションで三つに区切って、陶芸、金工、漆芸の授業が行われています。
金工はちょうど真ん中ですね。
この部屋から外に出て、ロクロ部屋を挟んだところが金工の園です。
私は学生のころあまり金工の園には足を踏み入れなかったので、1年生を追いかけていったところ、
迷子になりました。
無事に学生に保護してもらいました。
それくらい色々な部屋があるということですね。(注:6年間芸工大にいました。)
さあ、授業の様子に戻りましょう。
こ、これは、
とても細かい。
一個一個糸鋸で切り抜いているようです。
気が遠くなりそうですが、とても楽しそう。
さて、いよいよ講評です!
いろんな作品が並んでいます!
あの真鍮の板っきれだったのがこんな立体になるなんて!
さて、「音の出る形」ということでしたが、何となくおわかりいただけますでしょうか。
そうです。どの作品も何かしらの音が出ます。
彼女のこのうさちゃんは、上下にゆすると耳の部分が「ジャラジャラ」と音が出ます。
その様子がとてもシュールで笑顔がこぼれます。
金工作品は細かい作業を根気強くやっていた印象がありました。
みんなよく頑張った!
次の課題が楽しみです。
ではまた。
4月の最初のブログで少し紹介したかとは思いますが、1年生の演習風景を引き続きお届けしようかと思います。
まずは陶芸編です。
楽茶碗を制作しております。
削っていきます。
乾かします。
前回ブログで1年生と一緒に勉強していこうと思います。と言いましたが、その勉強の成果を今披露する時です。
こんな便利なものがありました。
楽焼とはパネル
楽焼とは、安土桃山時代に千利休によって考案されたみたいですね。
千利休が、瓦職人である長次郎に「カッコイイ茶碗をつくってくれよ」といったのが始まりだそうです。
それまでの陶器は中国から伝えられた技法でつくられたものだったので、楽焼は日本独自の技法に進化した、日本の伝統的な陶器の一種だそうです。
その後、楽家によって代々引き継がれていき、今日の楽焼に繋がっていようです。
楽焼の中にも、赤楽とか黒楽とか、、、
とにかく、奥は深いんです。
そして、なにやら塗っています。釉薬です。
色々な種類があるようなので焼き上がりが楽しみです。
そして乾かします。
そして、いよいよ焼きます。
窓の向こうはとてもあつそう。
1200度まで炉の温度を上げます。
黒楽は比較的高い温度で焼くみたいです。
深井先生がお手本。
扉を開けた瞬間、すごい熱気が、、、
熱い。
みんな少しビビっています。
いざ、
取り出して
すぐ冷やす。
第一陣、出来上がり
空になった炉の中。
またつめていきます。
もみがらに入れるとこうなります。
出来上がりました!
そして、自分のつくった器でお茶を飲みます。
みんな色々な思いを巡らせてつくっていたようです。
家族にあげたり、自分でつかったりするのでしょう。
1年生は着実に大人の階段を上っております。
では、また後半の演習で。
さあ、5月に入っていしまいましたが、4月に行われた工芸コースとテキスタイルコースの合同で行われた一大イベントを報告致します!
その名もフレッシュマンキャンプ!!
という名のドッヂボール大会です!!
1年生から先生たちまで世代を問わずボールをぶつけ合います。
芸工大のグラウンドにぞろぞろ人が集まってまいりました。
今回のチーム編成は、
1年生Aチーム
1年生Bチーム
テキスタイルチーム
漆チーム
金工チーム
陶芸チーム
教員チーム
です!
すると遠くから、、
なにやら小走りで近づいてくる人たちが、、
なんと!!
惑星ベジータからサイヤ人たちが駆けつけてくれました。
とても戦闘力が高そうです。
スカウターまで装備していて、本格的です。
彼らの戦闘力がいくつなのか気になるところです。
個人的にとても興奮しました。
ハチャメチャが押し寄せてくる予感がする中、いよいよプレイボールです。
第1試合は陶芸チームと
1年生チームです。
いいですね。
みんな本気です。
なんやかんやありまして決勝戦は教員チームと陶芸チームです。
教員チームはシードです。
ジャンプボールは金工の高身長を誇る秀幹先生です。
かなりのハンデがありますね。
しかし!
さすが戦闘民族サイヤ人。
ジャンプ力が違います。10倍の重力で鍛えられているからですかね。
理一先生の後ろに隠れて身を守る深井先生。
陶芸の先生たちはとっても仲良しです。
伸好先生がボールをとりました。
白熱しております。
教員チームは社会の厳しさも教えてくれます。
伸好先生、完全に線を飛び越えています。
完全なる反則です。
おっとこちらでは、金工の非常勤講師の川合先生が
ボールをチラつかせて純粋な生徒をおびき寄せています。
そんなこんなで、優勝は、、
なんと!!!
陶芸チーム!!!
やはり、はるばる違う惑星からドッヂボールをしに来ているわけですか気合いが違いますよね。
優勝賞品は、
ちょっとリッチなカレーセットです。
本当におめでとう。
残念ながら負けてしまったチームも来年リベンジを果たしましょう!!
ではまた。