こんにちは。
工芸ブログです。
なんかもう、恐ろしい噂が出廻っているようで、ガタガタです。
最近、ブログ更新していることが知れ渡り、色んな方から声を頂くのですが、
その中でも、副手を知っている卒業生の方から
「あの先生紹介はまさか副手さんなんですか??(半笑い)」
( ゚д゚)
か・・・・勘違いされている・・・・。
いや・・・あの・・・・、声を大にして言いたいのですが、
先生紹介の文章を書いているのは佐々木先生です。
副手はそれを編集しています。
原文ではかなり濃厚な味を出してますが、
副手の力でマイルドな味に仕上げてます。
レバニラらーめんの辛さを半辛ぐらいまで、落としてます。
「そこまで言うのなら、原文で一度載せてみようか・・・・」
と思い、今回も頂いたワードのデータを開いて震えました。
やはり、修正入れます。
先生ごめんなさい。
では佐々木先生の文章を、みなさんお楽しみあれ。
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歩季さんを昼食に連れ去りました。
歩季先生は現在、漆芸の非常勤講師で蒔絵に作家さんです。
かわいい動物キャラクターの詩情あふれる表情が、大変繊細でユニークな作品を作家さんです。
勝手ながらニラレバを食べたくなったので山形の北京亭へ。
しかし歩季さんはレバーが苦手だったようです。
佐:「歩季さんは卒業(修了)して何年経つんだっけ?」
歩:「11年?9期生です!」
(1年生の講評中の歩季先生)
そうです。
実は歩季先生は、芸工大の卒業生なのです。
佐:「歩季先生は漆っていつから決めたんですか?」
歩:「芸工大に入って、漆の研ぎ出し蒔絵の授業をやってみて、すごくおもしろかったのがきっかけだったかな。
いい感じに研ぎ出せて自分の感覚にはまったのを覚えています」
佐:「そうなんですか?それまで漆の存在に興味もってなかんたんですね」
歩:「美大に行きたいと思ったのは幼稚園の頃です。
以来美術に強い興味をもって、高校からはデッサンの勉強も頑張りました。」
佐:「でもなんで芸工大なの?」
歩:「なんか大学の建物や自然があって環境が格好いいから!!それだけで決めていました。
どんな先生がいるからっていうのも、全然気にしてませんでした」
佐:「以外ですね!フィーリングなんだ。
伸好先生には何を教えてもらいました?」
歩:「人としての礼儀とか人として大切な・・・など。精神的に強くなりました。もちろん漆の技法、技術は当然です。」
(蒔絵演習の様子)
佐:「そんな歩季さんは非常勤として、今はしっかりと学生の指導に専念されてますが、教えるってどうですか?」
歩:「わたしは仙台で教室や講座など結構やってたから、漆を教えるのは大丈夫です。
ただ、講座に来てくれる方は本当にやりたい方だからいいんだけど、学生は本気までにさせるのが大変かな?」
漆の学生達はしあわせだね!歩季さんの熱くてデリケートな教育姿勢はとっても貴重です!
(文/佐々木先生 編集/副手)
こんにちは。
工芸ブログです。
今週は大学院1年生のレビューであったり、
卒展の山形展&東京選抜展の話し合いだったり、めまぐるしく動いてます。
今週はカメラマンさんについて、卒展もろもろの撮影を暖かく見守っていたのですが、
写真上手い人って羨ましいなぁって思いました。
副手は基本オートです。ピント合わせもオートです。Automaticです。
そんなオート写真と今回も先生紹介です。
今回は陶芸の非常勤講師の長谷川奈津先生!
陶芸の非常勤講師はもう6年目!
奈津先生は、ろくろの回転から生まれる素朴なかたちと、魔法の様な天然の釉薬で食器を発表している人気作家です。
陶芸活動以前は彫刻が大好きで、造形の道に入ったという柔らかい雰囲気とはまた違う魅力を持つ、スケールが大きい方なのです。
今回は奈津先生が担当している、3年生の茶器制作の様子を1人1人見て頂きました。
陶芸では毎年、山形の老舗お菓子屋の「佐藤屋」さんとのコラボ授業で、菓子器展を行ってます!
学生と佐藤屋さんでミーティングを繰り返し、学生が作った菓子器と、
その日だけ菓子器に合わせて特別に作ってもらったお菓子で、おもてなし茶会を開催してます。
佐藤屋さん(佐藤慎太郎さん)とのミーティングの様子。
このコラボ企画で学生の為に作ったお菓子が、実際に佐藤屋さんの商品になっちゃった事例もあって、
年々面白い展開になっている授業のひとつです。
近くなったらまた宣伝しますね〜。
お時間がある方は是非。
さて話は戻って、奈津先生。
学生の話を聞いて頂いたり、一緒に悩んでくれたり、本当癒しです。
三年生のチェックの後は、陶芸学生みんなの仕事も声掛けてアドバイスしていました。
ノンストップで約4時間・・・・。
長時間ですが、それぞれの学生に丁寧にお話していました。
終わってやっと一休みです。
佐々木:1年生から院生までみて、全体の感想を一言で言うとどう?
奈津:「ん~。良い意味でも、悪い意味でも、細かい表現にみんな、むかっているような気がします」
佐 :ほとんど女の子だからかな?
陶芸の(芸工大の陶芸の中で、)中で、流行りというか、影響されるというのはどうしてもあるんだよね。狭いところだからね・・
奈津:「良い感じに先輩からテクニックとか材料とか教えてもらっていて影響されてる?」
佐 :でもちょっとは変わった人もいるでしょ?
奈津:「そうですね〜。ロクロにはまってて気持ちよく仕事してたり、女性らしい独特のイメージ持っていたり・・・。
みんな陶芸が面白くなって夢中になってて、いい感じかな~?」
奈津先生の声は子鳥のさえずりのように優しいですが、
自分に厳しく、また人にも誤魔化さずに厳しいのです。
でも、ささやかに微笑みながら、やさしく学生達の気持ちをがっしりと掴んでいます。
奈津さん、年末の中間講評もよろしくお願いします!
「みんな、ちゃんとできるのかな~?でもたのしみにしてます。鍋の会もあるんだよね!」
奈津先生。
陶芸恒例の年末自作鍋パーティーの方がほんとは楽しみなのかもしれません。
こんにちは。
工芸ブログです。
12月もあっという間に2週目。
師走ってだけに、駆け抜けてます。マッハです。
自分の中で12月は、今年の手帳と来年の手帳の引き継ぎ期間なので、
ちまちまと2冊にそれぞれ予定を書き込んでいるのですが(こうゆうとこ、意外とマメなのです)
手帳を開いてあれ?っと気づきました。
今年の授業自体は、来週で終了なのだと・・・。
あれー。
12月って少し寂しい気持ちになります。
何事も色々終わりがあるじゃないですか。それがどどっと12月に一気に見えて来る気がします。
だから春が始まりの季節のわくわく感があるんでしょうけどね〜。
うおー。元気だしてこ!
さて、今日は工芸の先生紹介、第2弾です。
(今回は蕎麦ブログじゃないよ・・・)
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先週の水曜日。
金工の増田先生の授業をのぞいてみました。
増田先生は芸工大創立の頃から工芸授業に携わって頂いている先生です!
23年以上にもわたり、工芸コースの多くの卒業生たちを支えてきた大ベテラン。
丁度、金工1年生へ鋳物演習のご指導をされていらっしゃるところでした。
お話を聞くと、去年から鋳物演習は2週間というコンパクトなサイズで基本をきちんと押さえる内容になったそうです。
(学生ひとりひとりに対応する増田先生。紳士。)
芸工大に対して、先生の思うことを尋ねてみました。
「ここの卒業生たちはみんな頑張っているよね。
最近はマルシェやクラフトフェアみたいな作家販売なんかでどんどん売ってるみたいで、たまに相談受けたりして」
さすが!
増田先生は本当に優しくって、卒業生までも気にかけて下さるので、卒業しても増田先生のもとへ集まって来るんです!
工房内では金工の1年生が原型制作中ぴりっとした良い緊張感で包まれています。
いまの学生達はどんな感じでしょうか??
「女の子ばっかりなんだよね〜、そんな時代なんだね。
でもまじめな子ばかりで、最近は変な子とかいなくてちょっとつまんないかな?笑」
なるほど。
やはりここでも、工芸男子不足問題は続行中のようです。
やっぱり一人でも男の子かいると、雰囲気が違うんですよね〜。
ほら、やっぱり。男の子かもん。
先生達はみんな待っている。
「65にもなってしまい、ふつうだったら定年すぎだけど、まだめちゃくちゃ仕事に追われて大変だよ」
もうそんな年になったんですか!とびっくり!!
だって増田先生、凄いお若いのです!しゃべり方も優しく、しかもオシャレ!
でもまだバリバリの現役で、これからますます活躍していくという存在感に、尊敬の意とありがたさを実感しました。
「今はほんと仕事しなくちゃ!もうのんびりできないなあ~。
僕たちの世代はみんな豪快でバリバリの現役だしね。
会田先生(元学長)なんかは82歳で頑張ってるからね!そこまでできればいいよね。」
おおおおお。
まさに芸工大金工の生き字引的な存在なのですね・・・。
そして授業の締めくくりの時間となり、スマートにビシッとまとめていました。さすがです。
「でも卒業生はみんな子どもが出来たりなんだりで、
すっかりおじさんになったりしてるんでびっくりしたなぁ!
こっちは全然変わってないつもりなんだけどね!笑」
時の流れは一緒のはずなんですけどね。
時間の感じ方は人それぞれなんですよね。ほんと。
増田先生、まだまだ現役で学生達にビシバシ指導していって下さい!
こんにちは。
「シノラー」が今の学生に通じない事にジェネレーションギャップを感じた副手です。
自分を「若い若い!!学生にゃ負けねーぞ!」と奮い立たせておりましたが、
時は残酷にも流れているのね・・・。
さてさて、今回から新企画です。
工芸ブログも盛り上げていかなきゃいかん!!!!
と思い立ち、先生方に会議で助けを求めてみました。
「ネタください」と←
先生方「えー?じゃあ、工芸の先生紹介でもしてみたら??」
!!!!!!!!!
その手があったか!!!!!
そんな訳で工芸コースの先生紹介を始めちゃいます!!
初回はやはりこのお方でしょ!!ということで、
我が工芸コースの新メンバー!!!!!!
FUJITA先生!!!!!!!
「よし!!藤田先生にインタビューだ!!」
という佐々木先生(会議でブログ担当に就任)の一言で、
今日は大学の近くの三百坊というお蕎麦屋さんでお昼ご飯です。
副手もカメラマンとして便乗させて頂きました。
うわーい。
板蕎麦と野菜天ぷら盛り合わせを注文し、
早速、佐々木先生による藤田先生インタビューの開始!!!!!!!
藤田先生は今年10月から金工専攻の専任講師として工芸コースの教員にメンバー入りしました。
彫金、ジュエリーを得意とする金属造形作家です。
「山形はめちゃくちゃ良いところだよね!やっぱり創作活動をする場所や育っていく環境って大事だよね」
首都圏の現状をより把握されていての一言です。
「ここの工芸学生はすごく面白いね〜。制作に真剣に向き合っているし、造形意識が高くて色んな話ができる」
真摯な姿勢とチャーミングな表情は、あたたかいパワーを放っています。
板蕎麦をパチリ
(菊の天ぷらが大変美味しゅうございました・・・)
美味しいお蕎麦を食べながら、藤田先生と佐々木先生は、
これからの工芸を大切に思う気持ちをいっぱい語ってくれました。
「工芸や文化は絶対に無くしちゃいけない」
「工芸が生み出す、生活を面白くしたりする貴重な価値観はかけがえない事だと思う。
魅力ある人だからこそ、良い『ものづくり』になれるんじゃないかな」
山形や芸工大の魅力、これからの『ものづくり』についてたくさんお話しして下さいました。
佐「藤田先生は山形に来て、今どんな感じ???」
藤「うーーーーん・・・・・・まだ学生みたいな気分かな!!笑
山形に来て学生と話すのがとても楽しい、とも語ってくれた藤田先生。
みなさん、どんどん藤田先生とお話して下さいね!!
とまぁ、佐々木先生がまとめて下さった文章を、副手がざっくりまとめてみたのですが、大丈夫でしょうかね??
タイピングと文章編集能力がビシバシ鍛えられていきます。
最近、文章力の限界を感じてたのいいトレ−ニングです。
あとキャラの迷走ね。
多分、普段の副手を知っている人は、こんな文章書くんですね!とか言われそう。
しんぱい。
なんやかんや言っておりますが、工芸コースにはこんな魅力的な先生がいっぱいです。
これから、どんどん佐々木先生と副手で先生紹介をしていきますよ!
常勤の先生も非常勤の先生もです。
覚悟してて下さいね!!!!←?
しかし、副手は1つ心配なことがあります。
「佐々木先生・・・」
「ん?」
「これ、山形のおいしい蕎麦ブログになっていきません??」
「・・・・・・・」
(蕎麦もぐもぐ・・・)
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