美術科工芸コース

漆芸、金工、陶芸のできごと紹介
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2016-02-17

『卒業制作・修了展ありがとうございました』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

卒業制作展が先週の日曜日に終了致しました。

ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました!

 

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会期中は制作した学生は基本的に作品の周りに在廊しておりましたので、

来場して頂いた皆様には、作者の想いが伝わっていればいいなぁ・・・と感じております。

 

県内にお住まいの非常勤の先生や、卒業生なども来て頂いて、ちょっとした同窓会でした。

 

 

しかし、あっという間に過ぎ去ってしまい、工芸ブログでは何の報告もしておりませんでした・・・。

という訳で、最終日に行なわれた14日(日)のトークイベントの様子でも。

 

 

 

 

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今年度の卒展では、美術評論家の山下裕二さんにお越し頂き、

学生と作品について講評をして頂きました。

 

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セレクトされる作品は、イベントの直前まで山下さんに選んで頂いたので、

学生達も自分が呼ばれるのか、呼ばれないのかドキドキの講評会となりました。

 

 

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山下さんのご専門は明治期の美術品ということで、

明治期の日本で流行した超絶技巧と呼ばれる工芸作品のお話も交えてお話して頂きました。

 

 

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大学院生達も。

 

 

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限られた時間の中で、全員の作品の講評とまではいきませんでしたが、

ひとりひとり丁寧に作品を見て頂き、学生達とお話して頂きました。

 

卒業後も制作をしていく学生には、とても良い刺激となったと思います。

山下さん、ありがとうございました。

 

 

また、卒展期間中の11日には来年度、入学者への事前講義(スクーリング)が行なわれました!

課題は静物デッサン。

 

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4月の入学式までもう少しですが、入学までモノの見方や捉え方を鍛えて欲しいと思います。

 

来年入って来る子達が、どのような卒業制作をつくるのか楽しみです。

 

 

 

2015-12-22

『卒制ブログですよ〜』

こんにちは。

 

東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース2015年度広報班です。

今回は陶芸から佐藤万季さんを紹介します。

 

作品タイトルは「足と靴」です。

 

①

 

足を気になりだしたのは、足がウサギみたいだと言われたことから始まったそうです。

 手は箸や鉛筆を起用に使うのに足は手ほど器用ではない。

 その不器用な可愛さを足に感じるようになったのがきっかけで制作に至ったそうです。

 足は人に型を取らせてもらい制作しています。

 

 

②

 

 

③

 

佐藤さんから見たその人の印象を靴に表現しているそうです。

 

足を保護する、自己表現をするのが靴の存在です。

 各々の足の表情と靴の形、模様など細部まで見てみると面白いかと思います!

 

また、足は貫入に彩色しており毛細血管のようで生きているようなところ、

靴はもともとのベーシックな形に自分がデザインしているので、

有りそうで無さそうなところがアピールポイントだそうなので、是非そこにも注目してみてください!

 

 

2015-03-06

『東京展のほーこく』

こんにちは。こんばんわ。お久しぶりです。

工芸ブログです。

 

 

あっという間に3月になってしまいました。

山形展から東京展と激動な3週間でした。

ぶっちゃけ記憶ありません。これホント。

 

東京展が終わって抜け殻の様な気持ちですが、

報告でもせんとな!と思い、ブログ書いてます。

 

 

さて皆さん。

ここでお時間を拝借して、副手と一緒に記憶を辿る旅でもしましょう。

 

 

 

山形で朝からトラックに作品や備品などの荷物を載せ、次の日には東京に行って、朝からその荷物をおろします。

学生達は夜行バスなどで東京に向かったよう・・・。

 

 

さて、集合後、東京都美術館の裏口から入った我々。

 

 

 

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迷路の様な搬入口をなんとかかいくぐり、積み荷を解いて、各自作業に移ります。

 

 

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・・・大学から壁を持って来たりしてます。

美術館は色んな規則があるので、自分が展示したい様にするにはアレやコレやと、

先生と副手さんと日美さん(搬入業者さん)にお手伝いしてもらわないと展示できません。

 

 

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みんな助け合って生きているんですよ。

これホント身に染みるよ。

 

美術館は容赦なく17時で閉館しますからね。

でもそれが当たり前。

9:00〜17:00の間でなんとしても展示が完成しないといけないのです。

 

 

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地下のギャラリーAも同様〜。

彫刻・工芸・テキスタイルと大型作品の多いこの空間の設営もかなり大変そうでした。

 

 

 

 

おい!副手は何してんだ?って??

 

ちゃんと仕事してますよ。

ポスターを貼ったり、総合受付作ったりね。

学生と先生が作品設営に勤しんでいる間、黙々と作業してました。

 

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ね。

 

まぁ、工芸コースは意外(?)と設営は楽なんですよ。

設置場所が決まっちゃえば、あとは展示台に作品を置くだけなので・・・。

美術館なので、ライティング作業もないので・・・。

 

なので工芸コースの学生は、設置が終わり次第、色んなコースのお手伝いにまわってくれました。

ここでも助け合いです。

自分が終わったからいいや〜、じゃないのです。

美術科の展示なのでね!他コースの子が困ってたら、手伝う!

それって、一番大事な事だと思います。

 

 

 

 

 

そんなわけで、搬入・設営作業も終わり、

2月23日(月)東京展オープンしました!

 

 

 

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初日の23日にはオープニングイベントが行われました。

積極的にゲストのヤノベケンジさんに作品説明をしている姿が多く見られ、有意義な時間になったのではないでしょうか?

 

 

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初日の閉館後にはオープニングパーティも行われました。

 


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工芸コース、テキスタイルコースではお馴染みのアノ先生も来てくれましたよ!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAきゃーーー!

泰彦先生と山崎先生−−−−!!!!

 

 

 

東京は色んな人がきてくれますね。

また、卒業生も来てくれていて、ちょっとした同窓会気分です。

 

 

・・・と、大体思い出してきました。

その後激動の搬出もあるのですが、激動過ぎて副手、写真撮ってません←

 

東京展は毎年日付が決まっているので、来年度も2月23日〜27日です。

是非首都圏のみなさま、卒業生のみなさま、来年度も足をお運び下さい。

 

 

4年生、院生お疲れ様でした!!

次は卒業式だ!

 

2015-02-16

『卒業・修了制作展にお越し頂きありがとうございました!!!!』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

 

卒業/修了制作展にお越し頂きありがとうございました!!!!

 

 

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2月14日(土)にはセメントプロデュースデザインの金谷勉氏をお呼びし、トークイベントを行いました。

 

工芸の学生はもちろん、他学科や一般のお客様も大勢いらっしゃって下さいました!

 

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金谷さん、ありごとうございました。

 

 

さて、あっという間に終わってしまった卒展ですが、

美術科の学生はまだそわそわしてます。

 

 

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ででん。

そうです。東京展です。

 

山形にはちょっと行けなかったという首都圏の皆さま。更に西の皆さま。

そして卒業生のみなさま。

東北芸術工科大学美術科の「今」を感じて下さい。

 

 

お時間がある方は、是非、上野の東京都美術館まで足をお運び下さい。

 

 

 

東北芸術工科大学 卒業・修了展[東京展]
会期:2015年2月23日(月)〜27日(金)
会場:東京都美術館 第3・4展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36)
時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
出展学科:芸術学部美術科=日本画、洋画、版画、彫刻、工芸[陶芸・漆芸・金工]、テキスタイル、総合美術/大学院修士課程芸術文化専攻=日本画、洋画、彫刻、工芸、実験芸術、こども芸術教育

 

オープニングイベント
日時:2013年2月23日(月)
会場:東京都美術館 第3展示室(ロビー階)

○13:00-14:30 ギャラリートーク1「美大受験を支えてくれた恩師と語る」
卒業生、修了生の恩師から展示作品を見てお話を伺いながら美術や教育についても交えたディスカッション。
ゲスト:卒業生の母校、予備校の恩師

○15:00-16:30 ゲストトーク
ゲスト:ヤノベケンジ(ウルトラファクトリーディレクター・現代美術家)

○17:00-19:00 オープニングパーティー
会場:MUSEUM TERRACE(ミュージアム・テラス)東京都美術館中央棟2F
参加費:1000円

 

 

 

 

 

2015-02-09

『いよいよ明日!』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

 

 

いよいよ!

明日!!

 

卒業制作展が始まります!!

 

 

直前の卒展ブログをどうぞ!!

 

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こんにちは!

東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸・テキスタイルコース2014年度広報班です。

 

今回は陶芸から、高橋さとみさんを紹介します。

 

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彼女は3年生の頃からスリップウェア技法のおおらかな模様に魅力を感じ、制作をしてきました。

スリップウェアとは、ヨーロッパなど世界各地で見られた、古い時代の陶器の一種で、器の表面をスリップと呼ばれる泥状の化粧土で装飾する方法が特徴です。

 

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今回もその技法を使い、ゆるい泥を流しかけたもの、硬めの泥で細かい模様をかいたもの、マーブルをほどこしたもの、の3パターンを直径60cmの大皿で展示します。

 

 

迫力ある作品を、ぜひ会場にてご覧ください。

 

2015-02-05

『石垣です。悔しいけど晴れませんでした!』

こんにちは、こんばんは。

工芸ブログです。

 

久々の副手更新です。

 

最近、副手のまわりは南国だらけになってます。

 
\じ ん べ ぇ ぇ ぇ/

 

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可愛いな!!こんちきしょう!

 

 

 

怒濤の卒展の会場設営・搬入ラッシュの中、工芸・テキスタイルコースの研修旅行がありました。

 

去年は出雲。

そして今年はOKINAWA!

 

沖縄本島、石垣島にある工房を見学させて頂き、沖縄の工芸文化を学んできたそうです。

沖縄は陶芸も漆も染色も有名ですからね!

さらにガラスもあるんだぜ!

 

まぁね、そりゃあね。

沖縄行ったら美ら海○族館にも行っちゃうけどね。

 

なぜ、そうですなのかというと、副手は山形でお留守番でした。

研修旅行担当の先生からの搬入お疲れさま!メールにどう返そうか、うんうん悩みました。

いっそのこと本文に何も書かず、具○堅の写真でも送ってしまおうかと考えました。やめました。

ちぇ!ちぇ!←

 

そんな訳で、現在準備室は絶賛南国ムード全快です。

寒くて凍えそうな日は、ちまちまとじんべぇソーダドロップスでも食べます。

 

 

 

 

 

さて、さる2月3日・・・。

世の中じゃ節分じゃ、豆をまけぇ!

鬼は去れぇ!福はこっち来いぃ!を叫んでいた日。

 

 

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石垣と違って快晴!!

 

そんな中モゾモゾとピロティに動く影たち・・・。

 

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4年生と大学院2年生達は、卒業制作展の搬入の真っ最中でした!!

 

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作品や展示台を次々とトラックに詰め込みます。

搬入作業も4年生になってくると慣れたもの。

副手は見守るだけで十分です。

頼もしい限りです。

 

 

作品達を、卒展の工芸会場になるアトリエ棟にビューンと運びます。

 

工芸の展示会場はアトリエ棟3階です。

 

会場マップではMの場所です。

 

はい、これ重要です。覚えましたか??

卒展に遊びに来たら、真っ先にMの3階に行きましょうね。約束だよ!

 

 

 

 

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アトリエ棟前到着。

 

 

 

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3階なのでえっさほいさと運びます。

狭い階段なので、さすがに危ない物や重い物は2階を通って中の階段やエレベータを使って搬入です。

 

 

 

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会場に設置〜。

 

 

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展示作品が続々と搬入されて行きます。

 

やはり、実習棟で見ているのと、実際に展示会場に並ぶのは全く違います。

どんな展示になるのでしょうかね。

作品は全て見ていますが、副手もわくわくです。

 

 

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みんなお疲れさま!!

 

 

 

 

いよいよ来週、卒業制作展がオープンします!

みなさま是非、工芸コースの展示会場まで足をお運び下さい!!

2015-02-04

『卒展ブログ』

こんにちは!

 

 

東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸・テキスタイルコース 2014年度の広報班です。

さて今回は金工から遠藤綾さんを紹介します。

 

 

 

 

テーマは再生と循環。

鉄が錆び朽ちていく姿が、生き物が死んで土に返る姿と重なり、鉄で有機的なものを作ってみたいという思いで制作しています。

 

 

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鉄板でドラム缶を、鍛造した無垢材から植物の蔓の部分を作り上げそれぞれ溶接し形にしました。

ドラム缶の無機質さと植物の生命感の差を感じてほしいです。

 

 

 

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高さ2700mm×幅1000mm×奥60mm、高さ2000mm×幅2000mm×奥80mmの2つから織りなす、圧倒的存在感を卒業制作展にてご覧ください!

2015-01-22

『卒展ブログ』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

 

今週は目紛しく動いてます。

さすが後期の講評週間・・・・。

ブログもネタがありすぎて、追いつかないほどです。

いや、まいったね!

 

 

卒展ブログさんも動いてます!

よろしくお願いします!

 

 

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東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸・テキスタイルコース2014年度の広報班です。

今回は金工から、矢口葵さんを紹介します。

 

 

 

 

 

 

制作テーマは「二次元の立体・再現化」

 

どこまで忠実に再現できるか、細部までこだわりたいということでした。

その再現化でモチーフとなったのは、某同人ゲームのメインヒロインである、アーサー王が使用している聖剣です。

 

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刀身は削り出し、鍔や装飾はロー付けで作り上げています。

 

 

 

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長さ1300mm、重さは10kgから15kgほどと大振りの剣なので、ぜひ卒業展覧会にてその存在感を感じてください!

2015-01-13

『卒展ブログ』

こんにちは。

東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸•テキスタイルコース 2014年度広報班です。

 

さて本日の制作者インタビューは漆芸専攻から斉藤亜美さんです。

 

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斉藤さんの作品テーマは「開けた時の驚き」です。

斉藤さんは高校生の時に陶芸部だった経験を生かし、蓋物を陶器で作り漆の技法を合わせて華やかな加飾を内側に施してあります。

 

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外側は陶器の質感、内側は金、銀を使い繊細な花模様が広がります。

斉藤さんは生け花を10年習っており花模様の配置など全てにおいて自分の技術を披露しています。

 

 

是非卒業制作展にて斉藤さんの作品を覗き込んで見てください。

次回の更新もお楽しみに!

 

2015-01-09

『卒展が迫ってきてます』

こんにちは。こんばんは。

工芸ブログです。

 

 

最近ひしひしと体力の衰えを感じています。

15時を過ぎたらなんかぐったりです。

更にピークを過ぎるとやけにハイテンションになります。いぇい。

 

卒展に向けて、ムキムキマッチョになろうかな。

筋トレしよ。

 

 

ちなみに副手は小渕さんが『平成』って文字を出す前におんぎゃ〜!とこの世に生を受けた世代です。

平成初代っ子と同じ学年ですな。アラサーだよ。

 

 

 

さて、

最近はもっぱら、卒展の作業ですね。

作品だけでは完成しないのが、展示です。

展示空間の把握、お掃除、キョプションの用意、作品の写真撮影・・・。

搬入や展示スケジュールを確認すると、「いよいよだな!!」と迫って来ている感じがします。

 

 

広報班のみんな、よろしくお願いします。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

こんにちは!

 

東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸・テキスタイルコース2014年度広報班です。

今回は陶芸から、東海林さんを紹介します。

 

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 東海林さんはこれまで青磁や影青などの伝統技法を研究する中で、思い返せばずっと、モチーフに植物を選んできました。

 

 

 

 

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彼女の変化は四年の春になったころです。器からは少し離れ、表現としてガラスを取り入れはじめ、そして魅せられていきました。

 

磁器とガラスは収縮率の関係がとても難しく、焼成中割れてガラスが流れ出すこともあります。

 

冷え込んだ朝には、突然割れてしまうこともありました。

 

慎重かつ、超過保護さが求められるのです。

 

 

何度も実験を重ね、攻め攻めで、今回の卒制へチャレンジしてきます。

ガラスと繊細な手仕事が響き合い、植物の力強さ、可憐さを引き出してくれています。

 

 

 

 

 

焼成後の作品は、ぜひ卒業制作展にてご観覧ください!

 

 

 

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