今、授業では「ジグ」と呼ばれる木材を挟み込む型を作っている最中です。
木材を成型する為には、これが不可欠です。
さて今回の授業では、先程もちらっと社名は出させて頂きましたが、
天童木工の技術者でいらっしゃる小関さんが特別講師をしてくれています。
プロです。本物の職人さんです。白い作業着の方です。
ちなみに右側に立ってらっしゃるのは、
昨年までプロダクトデザイン学科で教授をされていた降旗先生です。
以下は副手で技官の手島さんより教えて頂きました!
小関さんが糸ノコで切っているのは厚み4?のシナベニヤです。
糸ノコで切った後、鉋やヤスリで整えて面取り盤のテンプレートになるものです。
ジグに使うのは厚み24?のラワンベニヤです。
これにテンプレートをおいて鉛筆で線をなぞります。
24?のラワンベニヤを糸ノコで線から2〜3?の余裕を残して切ります。
これを2枚接着したものにテンプレートを
釘で固定して面取り盤にかけると同様のジグを量産できます。
また、今回の授業では座面のように幅の広いものは失敗しやすいので
200?幅くらいまでに制限するそうです。
そのため座面のように幅の広いものは接ぎ合わせて作るそうです。
詳しい…さすが!
何はともあれ、企業並みの機材や機械をたくさん使える授業ですので、
まずは集中してものづくりに励みましょう!
一つ一つ着実にね!
そして、怪我には気をつけてね!
実寸で出力した型の図面を基に、板に線を写して行きます。
実寸なので大きいですね。
こんにちは。
あっという間に6月です。
梅雨も間近ですね。
こんなにお天気がいい日が続いていると、
梅雨なんてなんだか想像が付きませんが、
例年通りであれば…きっとまた肌寒くなりますよね…(笑)
山形はなんだかんだで長袖が夏真っ盛りになるまで片付けられなくて、
いつも、うんうん悩みながら箪笥を眺めています。
本当いつ片付くんだろう…
さて今日は!前回のオープンキャンパスの回でも登場しました
「成型合板」の授業の様子をお届けします!
木工室では3年生が「成型合板」で椅子を作る授業を行っています。
「成型合板」とは、木材を加工する技術の一つです。
1mm程に薄くスライスした「単板」と呼ばれる木材を、
接着剤で何枚も重ね合わせて、型に挟み込み、
高周波で接着剤を蒸発、熱加工して形を作ります。
うん、説明がこれも難しいな…(笑)
イメージ的には、
ミルクレープを、ワッフル型で挟み込んで、レンジでチン、
クレープがワッフルの形でかぴかぴになった!
な感じです。本当に大雑把ですけれど!
具体的な制作方法は、
天童木工さんのHPで見ることが出来ますので、
興味のある方は、ぜひご一読をば。
さて、ここからは授業を風景を写真にて。
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