プロブロ

こんにちは。

とうとう目に見える冬がやってきましたね。

蔵王も月山も朝日連峰も、

頂上から裾野へ白くなり、平地にも。

おととい、朝起きたら屋根に雪がふんわりと積もってて、

夜は窓ガラスが凍ってました。

タイヤも履き替えたし、こたつも出したし、

コートもブーツも、もこもこの靴下も準備したし。

これで冬の準備はばっちりですね！

 

…こたつ

…あとは引き蘢りまっしぐらな予感しかしないどうしよう。

 

 

さて、今日のブログは！

11月23日（金）より11月25日（日）まで行われた

「GOOD DESIGN EXHIBITION 2012」

の会場の様子をお届けします！

ちなみに、今年のグッドデザイン大賞は「デザインあ」という番組でした！

デザイナーさんのお話もたまにあったり、

おもしろいので、ぜひご覧になってみて下さいね！

 

ここからは期間中の写真を交えてお届けします！

 

搬入日。

芸工大ブースの製作模様です。

ブースデザインのワークショップを行って頂いた

博展さんから、施工の方が来て下さいました。

その施工の速いこと速いこと！

プロです。職人技です。かっこいいです。

ゆるいカーブがかかっているタワーに、

平然と水平に文字とか貼っちゃうんですから、

もう脱帽です。

 

そのブースの裏手では、

学生スタッフ達が照明の準備を行ってました。

数がね、多いんです。

電球をセットするのもひと手間です。

 

そして、土台の完成です！

 

ここからは、スタッフ総出で、

作品の展示をはじめます。

 

組み立てたり！

 

モデルを設置してみたり！

 

パネルを張り付けたり！

 

照明の位置を直したり！

 

微調整をして…

 

最終チェックを行い…

 

完成です！

 

搬入日のスタッフみんなお疲れさま！

 

どんな感じの展示物があるかと言えば…こんな感じ！

卒業制作や産学の作品がたくさん並べてみました。

そして、次の日から公開が始まり、

こんなにたくさんのお客さまが来場して下さいました！

 

学生スタッフもみんな対応に大忙し！

嬉しい悲鳴ってこういうことですねー。

なんと！

３日間で3,690名ものお客様がいらっしゃいました！

ありがとうございました！

 

「素敵ね」

「楽しそうだね」

「頑張ってるね」

「かっこいいね」

「おもしろいね」

 

たくさん嬉しい言葉をいただきました。

その言葉を糧に、

デザインや製作をこれからも頑張っていきましょうね！

 

 そして期間中、

メインステージでは産学でおこなった作品のプレゼンも！

 まずは、先生から学校の説明を。

 学生からは代表して3名がプレゼンを行いました。

 まずは、今回のブースデザインのワークショップについて。

ワークショップを行っていただいたのは

ブースデザイン等を行う会社「博展」さんです。

実際に、博展さんと何度も意見交換や、

グループディスカッション、モデル作成を行い、

GDEのブースを作り上げました。

足をお運びいただいた方、

お気づきになりましたでしょうか？

展示台の脚の部分。

三角形の枠をまるでキャンプファイヤーの薪をくんだ様な独特の形。

あれも、学生のアイデアから始まりました。

材料は、学校のある山形県の県内企業さんからいただいた廃材で作ってあります。

製材作業も実際に学生が行いました。

…廃材と言えども、ブナの無垢材です。

並んだ時の質感は圧倒的でした！

 

続いては、DENSOさんとの産学の成果発表です。

DENSOさんは、車のメーターや、ラジエーター、

カーエアコンシステム等を作る自動車部品メーカーさんです。

今回の産学では、医療分野でのロボットをデザインしました。

デザインした後、選抜の学生が実際に本社でプレゼンを行い、

選出されたデザインは、

画像に出ている様な実寸サイズのモデルを製作してもらいました！

完成度がすごい！企業さんの技術力って計り知れないです。

だって、一個のデザインの為に、

型だったり、材料だったり、塗装だったり、

全てをあっという間に準備して、

難しい部分も適切な方法を見いだして完成させてしまうでんです。

ちなみに彼の作ったロボットは、

リハビリの補助ロボットでした。

 

さて、三人目は！

家具の会社「多田木工」さんの端材からプロダクトをデザインし、

製作をすることで、津波の被害が大きかった岩手県大槌町に雇用を作ろう、

というワークショップ。

これは、NPOグループさんとも協力して行っているプロジェクトです。

多田木工さんから出る廃材は、多種多様です。

そこから端材の形や材質等を活かしつつ、素敵なものを作ること。

でも加工し易く、誰でも作業ができること。

そして雇用に繋げること。

これが前提でのプロダクトデザインを考えました。

現在進行中のプロジェクトです。

 

 

さて、駆け足で説明いたしましたが、

雰囲気は伝わったでしょうか？

この他に、グッドデザイン賞を受賞した製品が、

ずらーっと並んでいる会場は本当に圧巻でした。

世の中にたくさん製品がある中で、

選び抜かれた製品ばかりです。

いろんな素敵な製品に出会える機会です。

とても、ときめきます。

今回は行けなかった、という方。

ぜひぜひ次回は足をお運びいただければと思います。

芸工大ブース、スタッフ一同、来年もお待ちしております！