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プロダクトデザイン学科の日々の徒然ブログ
2018-12-07

株式会社ワコムとイラストレーター有田満弘氏によるライブペイントセミナーが開催されました!

12月7日(金)に、世界中のデザイナーやアーティストが使用している、

株式会社ワコムの製品を実際に用いたクリエイターセミナーが開催されました!

 

今回講師として来校してくださったのは、イラストレーターの有田満弘氏。

みなさんがゲームなどで一度は目にしたことがあるであろうトップイラストレーターです。

当日はプロダクトデザイン学科を中心に数十名の学生が参加しました。

スクリーンに投影された有田さんのライブペインティングに、全員最初から最後まで釘付けです!

今回はプロダクトデザイン学科で普段使用しているPhotoshopでのテクニックを伝授頂きました。

プロダクトはモノさえ作れればいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、

実はモノのかたちや使用シーンを伝えるためにアイデアスケッチを何枚も描くことが要求されます。

テクニックを目に焼き付けるだけではなく、しっかりメモもしていきます。

途中から、学生たちがどんどん質問をしていきます。

「環境光の描き方は?」「素材の質感はどう表現するの?」「空想の生物は何を参考にするの?」etc

初歩的な質問から具体的な質問まで、とても分かりやすくご説明いただきました。

こちらは素材の質感について実際に描きながら回答いただいている様子。

この他に空想の生物を描く時に参考にした動物の骨格スケッチ等も見せていただきました。

”対象をしっかり観察して構造を充分理解して描かなければならない、

理解して描くことが出来て初めてオリジナルの表現を編み出すことが可能になる”とのこと。

つまりオリジナリティーを追求するにはまず基礎が大切ということですね。勉強になります!

ちなみにこちらは人間の顔の描き方をレクチャーいただいた時の様子。

頰に入っている線は顔の筋肉や骨の構造を描き記したものです。

某殺し屋ゴル○13の顔にある線はきちんと理由があるんですね〜という一言に全員大爆笑でした(笑)

 

レクチャー終了後は、株式会社ワコムの製品を実際に使用させていただきました!

ペンタブレットは持っているけれど液晶タブレット初めてという学生ばかり。

全員あれもこれもと端から端まで全て描き心地をためしていたようです。

 

「液タブを使えば有田さんみたいになれるかな?」

「描き心地が超なめらか・・・」

「液タブがあったら絵を描くのがもっと楽しくなるだろうな〜!」

ポップでガーリーなキャラクターイラストから、

写実的な渋〜い馬のイラストまで、すらすら気持ちよく描けちゃいます。

 

こちらでは、有田さんの周りに集まってペンさばきを間近で拝見しているようです。

その圧倒的な筆の速さに感動の声が挙がります。とにかく早い・・・!

食い入るようにそれを見つめる学生たち。聞けば全員有田さんの大ファンとのこと。
レクチャー後はサイン会が開催されていました。有田さん、遅くまでありがとうございます!

 

気がつけばあっという間の3時間でしたが、

学生たちはプロの技術と心構えに触れることが出来て大変刺激になったようです。

 

有田さん、株式会社ワコムさん、大変貴重な体験をありがとうございました!

 

特別講師:

有田満弘氏|http://mitsuhiroarita.com/
イラストレーター。最初期より『ポケモンカードゲーム』に参加。『カルドセプト』シリーズ『ファイナルファンタジー』(XI、XIV)『劇場版ベルセルク』3部作世界観設定、『仮面ライダーバトル ガンバライド』キービジュアル、児童小説『ガフールの勇者たち』『ファオランの冒険』等、書籍・ゲーム・カードゲームイラストで活躍中。

 

協力企業:

株式会社ワコム|http://tablet.wacom.co.jp/wccc/
1983年創業。タブレット事業・コンポーネント事業・ソフトウェア事業を展開。現在では、ペン&マルチタッチタブレットおよび液晶ペンタブレット製品は世界中で高い評価を得ており、映画産業や、アニメ、デザイン分野などでプロクリエイターの新しい表現を支えている。

 

 

ちなみに、芸工大は「ワコム・クリエイターズ・カレッジクラブ」加盟校なので、

ワコムのペンタブレットや液晶タブレット等がアカデミック価格で購入できます。

各学科の準備室にリーフレットを配布しますので、興味のある在校生のみなさんは是非チェックしてくださいね!

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