今年も卒業制作展の季節がやってまいりました!
プロダクトデザイン学科の卒展は毎年体育館で開催されています。
全学科コースの中でも特に大きなこの会場が、どのようにして展示会場に生まれ変わるのか…
本日はその設営風景をご紹介させていただきます!
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まず初めに、体育館の床を傷つけないようにマットを敷いていきます。
体育館全面にぴったりと敷き詰めなければならないので、実は意外と難しい作業なんです。
養生テープでしっかり固定していきます。足の裏でテープを踏み踏み。
ステージもしっかり作成しています。
「「せ〜の、よいしょ〜〜!」」 このマット、地味に重いんです。。
今回使用する備品の殆どはプロダクトデザイン学科の実習棟に保管しているので、
トラックによるピストン輸送でどんどん搬入していきます。まるで引越し屋さん…
テープでしっかり合わせ目を繋いで、マット敷き作業は完了です!
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さて、続いてはプロダクトデザイン学科の選ばれし強肩による大仕事!
高さ15m以上ある体育館の梁に、装飾やレールライト用のワイヤーを通す作業です。
なんとこの作業、機材は一切使用せず、紐をつけたボールと強靭な肩のみで行います。(!)
業者さんにお願いしていると思われがちですが、超アナログ作業で学生たちが頑張っているのです…
(ちなみに教員と副手が試しに投げてみましたが、全く届きませんでした…)
幾度もボールを投げ続け、数十カ所全てにワイヤーを通し終えました!
今年はコントロールの良い投手がたくさんいたのでサクサク進んだようです。
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続いては会場内を取り囲むパネルの組み立てです。
右下のオレンジのケースに入っているのがその脚の部分。かなりの量があります…
その側では、レイアウトチームがキャプションの数字をつくっているようです。
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続いてこちらでは先ほど引っ掛けたワイヤーを使用して照明の設置が始まりました。
作品が置かれる位置を予想して、スポットライトの角度も調整していきます。
作成した電気配電図を基に、どんどん作業を進めていきます。
電力の計算や配線なども、学生たちが夏から勉強しておこなっています。
壁際ではエアコンの送風口をオリジナルのダンボール笠で覆っている学生たちが。
展示物がエアコンの風で揺れてしまうのを防ぐ為なんだとか。細かい所まで考えてます。
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体育館の入り口でも準備を着々と進めています。
こちらは体育館入ってすぐのウェルカムボード。今年は各ジャンルごとに作成しました!
自動ドアにもカッティングシートで装飾を施します。
外は大雪でも学生たちは夜中まで一生懸命頑張っています。毎日お疲れさま!
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並行して会場内の装飾作業も進めていきます。
今年のテーマは dot(ドット)なので、丸い防炎紙を数千枚作成しました!
天井に張り巡らしたワイヤーに、dotでつくった幕を設置していきます。
インテリアを専攻している学生は、高所での展示作業はもうお手の物です。格好良い!
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全体の空間が整い始めたところで、個人作品の搬入を開始していきます。
各々のブースも完成したようなので、2Fから様子を見てみました。
やはり作品やパネルが並ぶとわくわくしてきますね!
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展示コンセプトや会場デザインなど、全て学生が4月から話
自分の卒制と並行してこのように大きな会場の設営を行うには並々ならぬ努力がありました。
個人の作品はもちろんですが、プロダクトデザイン学科の卒展は是非会場構成にもご注目ください。
プロダクトデザイン学科4年生&教職員一同、
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!
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【開催概要】
「東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒業制作展2018」
会期:2018/2/6(水)〜2/11(月) 10:00〜17:00
場所:東北芸術工科大学 体育館
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
※駐車スペースには限りがございます。
※土日祝は混雑が予想されますので、お時間には余裕をもってお越しください。
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なお、プロダクトデザイン学科では学科実習棟内で1〜3年生の授業成果展を開催中予定です。
高校生のみなさんは是非こちらもチェックしてくださいね!
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