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プロダクトデザイン学科の日々の徒然ブログ
2019-08-26

2019年度夏季ワークショップ「成形合板WS」

プロダクト夏休みワークショップ第二弾!

今回は成形合板ワークショップの様子をお届けします。

今回のワークショップでは90度と100度のくの字形の型を使って制作するそうです。

制限の中でスケッチから自分が作りたい形をイメージしていきます。

 

 

 

このようにうすーく桂剥きされたブナの単板と呼ばれる板を何枚も重ねて成形します。

重ねる時に木目を互い違いにしたり、揃えたりすることでしなりを調整できるそうですよ!

 

まずは単板を切り出します。

新実習棟には巨大なパネルソーがあるので大きな機材もボタン1つでカットできます。

 

え..!木工室でお料理教室…?? ではなく、こちらは成形合板用ののりを作っている様子です。

 

成形を成功させるには1グラムの誤差も許されません。慎重に..慎重に….

 

小麦粉と接着剤がダマにならないように15分ほどしっかり混ぜたらのりの完成です。

 

準備が整ったらいよいよローラーで1枚ずつのりを塗っていきます。

天童木工で長年職人として勤めてきた技官の小関さんから直接レクチャーを受けます。

 

簡単そうに見えてこの作業、結構な力仕事。

全員交代でやっても最後はみんなぐったりしていました…笑

 

最後に小関さんから型入れをしてもらいます。

電圧機で中から温まる仕組みになっていて、およそ15〜20分ほどで成形できるそうです。

完成しました〜〜!型から出してすぐはまだじんわりと暖かいです…!

自分たちで成形した材料を使って、最終発表までどんな作品ができるのか楽しみですね〜!

 

次回のプロダクト夏休みシリーズ第3弾は、グラフィックレコーディング演習の様子をお伝えします!

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