こんにちは。
今日は真夏日です。
最高気温34度です!
暑くならないねぇ、なんて言ってた翌週にこれです。
夏のバーゲンも終わる頃なのに…!
秋物の服が出始めているのに…!
そんな山形では花笠祭りも終わり、もうすぐお盆です。
暑くなった頃には季節的には秋という…
悔しいので浴衣の着納めと花火と西瓜割りは忘れずにしようと思います!
さて!今日のブログは!
本日行われました「suzusan」講演会の様子を写真にてお送りします!
「suzusan」さんでは愛知県名古屋市の
有松絞りを活用したプロダクトを作ってらっしゃいます。
今回講師で来て下さったのはsuzusanの村瀬さん。
丸眼鏡がとてもおしゃれなデザイナーさんです。
なんとドイツからの帰国に際し、山形までいらして下さいました!
suzusan:http://www.suzusan.com/(英語サイト)
ちなみに「絞り」とは、
簡単に言うと、布を摘んで糸でくるくる巻いて、
染料に浸し、模様をつくる技術です。
詳しくは「有松絞り」のhpがあるのでチェックしてみて下さい!
さてここからは実際の製品の写真も交えてお届けします!
まずは絞りがどんな風につくられているのかを、
スライドで見せてもらいました。
職人のおばあちゃんの糸を巻く手元の速いこと速いこと!
熟練ってこういうことなんだなぁ、と痛感。
ちなみに手前右側が村瀬さんです。
これが「絞り」が施された布です。
摘んで糸で巻いて、を繰り返すとこんな感じになります。
ちなみにこれは基は1m以上の幅だったものが、
15cm幅くらいになってます。
…緻密に密集して巻かれてるんですねー。
そして糸を解くとくしゅくしゅの模様が付いた、
伸縮性のある布が出来ます。
写真右側がまだ糸が解けていない状態、
写真左側で手が布をにゅーんと伸ばしているのが糸が解けた状態です。
「suzusan」で作られている照明達。
先程の「絞り」を使っていろんなデザインをされています。
実際に持って来て下さった卓上の照明。
これが…
すぽん!と抜けるんですねー。
そしてカバーの絞りを洗えるという!
説明を頂いた後は質問コーナー。
卒業制作を行っている4年生の中で、
素材が布を扱っている学生、
地場産業や伝統工芸をテーマにしている学生が
今回の講演会に参加していました。
村瀬さんのお話を聞いて、みんな楽しそうにしていましたよー!
日本にはたくさんの伝統工芸、地場産業、
日本だからできる技術がいろんなところにたくさんあります。
でも、時代が変わるにつれてどんどん衰退して、
今や職人さんの数がほとんどいない、なんて技術もあるのです。
すごく勿体ないですが、そんな現実があります。
でも!
今は国内だけではなく、
海外のハイブランドが日本の伝統技術達に目をつけ、
いろんなものがデザインされ始めています!
日本の技術は繊細で素敵なので、このままどんどん、
世界に広がってくれるといいなぁ、と切に願います。
村瀬さん、素敵なお話をたくさん聞かせて頂きありがとうございました!
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