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プロダクトデザイン学科の日々の徒然ブログ
2013-10-04

秋田木工工場見学

すっかり秋の陽気になり、晴れた日は気持ちのいい青空が広がっていてすがすがしいです。

山形では、朝晩寒くなってきており風邪を引いている人も多いようです。皆様はいかがお過ごしですか?

 

さて本日は、今週家具・インテリアデザイン演習2(藤田先生・降旗先生)の受講学生が秋田木工に工場見学に行ってきたのでその様子をレポートします。

藤田先生と降旗先生が担当している家具・インテリアデザイン演習2では、曲げ木に取り組みます。

そのため、日本国内でも有数の曲げ木の高い技術を持っている秋田木工さんを訪問させていただきました。

 

まずは、諸注意を聞いて早速工場の中を案内していただきます。

 

外に積まれて、乾燥させられている木を見せていただき、材料について教えていただきました。

反ったり、割れたりしないようにしっかり乾燥させてから家具の材料として使われます。

工場のまわりにでは、いろいろな種類の木材が出番を待っています。

 

次は、曲げ木でとても重要となる治具製作の工場を見学です。

鉄材を少しずつプレスしていくことで今まで直線だった材料が、あっという間に綺麗な曲線になっていきます。

いとも簡単に作業をする職人さんの様子に、学生もビックリ!すごい技術です。

 

つづいては、実際に木を曲げる工程の見学です。

 

蒸された木が職人さんによって次々と曲げられていきます。

無駄のない職人さんの作業の様子に学生たちも目が釘付けになっていました。

 

工場の中では、こんなに太い木も曲げらていました。木に当てられいるものが型を固定するための治具と呼ばれるものです。

 

加工や組み立て、塗装の工程もしっかり見させていただくことができたので、家具ができるまでの工程をしっかり学習することができました。

 

工場の中には、nendoの佐藤オオキさんの手がけた椅子もありました。

どの工程もこれから曲げ木の家具制作に取り組む学生には、刺激的でとてもいい経験になったと思います。

 

工場見学が終わると併設されているショールームで実際の製品を見ながら、瀬戸社長や職人の天童さんにいろいろお話を聞かせていただきました。

これから実際に制作する学生たちは、真剣です。

いろいろな椅子に座ってみて、座りごこちやデザインをチェックしました。

 

これから実際に職人の天童さんに何度か大学に来ていただき、ご指導いただきます。そして学生は実際に曲げ木の制作を行います。

その様子は、またあらためてレポートしたいと思います。

 

ご協力いただいた秋田木工の皆様ありがとうございました。

またこれからもご指導よろしくお願い致します。

 

 

 

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