美術科工芸コース

漆芸、金工、陶芸のできごと紹介
*
2016-05-07

1年生の演習 金工編

皆さんこんにちは!

 

引き続き1年生の演習の授業をお届けしてまいります!

 

 

金工の課題は「音の出る形」でしたね。

その後どうなったのかご覧下さい。

 

 

IMG_5276 真鍮の板を叩いたり切ったりして形をつくっていきます。

糸鋸のレクチャーを受けている学生たち。

 

 

IMG_5262

何やら色々なことができそうな部屋へ連れて行かれます。

切り株がいっぱいだ。

 

_DSC0032

はっ!

 

なるほど、こうやって叩いて真鍮を曲げていくのか。

_DSC0031

_DSC0033

 

_DSC0037

まあ、綺麗な液体。

 

どれ一思いにすくってみよう。

と思いたくなるような色をしています。

 

これは希硫酸という液体です。

 

10円玉を入れると新品にしてくれる液体です。

 

_DSC0028

 

 この中に真鍮の板を入れます。

 

何となく雰囲気ががでた気がします。

 

 

あれ、二人しかいない。先ほどの部屋とを行ったり来たりしているのです。

だから、この部屋にはあまり人がいませんでしたね。

 

_DSC0054

ブログを書いていて気付きました。金工の写真が少ないと。

そう、上記の理由からです。ごめんなさい。

 

では、ここで少し小話を。

この部屋は通称 作C (作陶室C)という部屋です。1年生が主に使う部屋です。

この部屋をパーテーションで三つに区切って、陶芸、金工、漆芸の授業が行われています。

金工はちょうど真ん中ですね。

 

この部屋から外に出て、ロクロ部屋を挟んだところが金工の園です。

私は学生のころあまり金工の園には足を踏み入れなかったので、1年生を追いかけていったところ、

 

迷子になりました。

 

無事に学生に保護してもらいました。

 

それくらい色々な部屋があるということですね。(注:6年間芸工大にいました。)

 

 

さあ、授業の様子に戻りましょう。

IMG_5347

こ、これは、

 

IMG_5350

とても細かい。

一個一個糸鋸で切り抜いているようです。

 

気が遠くなりそうですが、とても楽しそう。

 

さて、いよいよ講評です!

 

_DSC0256

 

 

_DSC0248 _DSC0253 _DSC0252 _DSC0251 _DSC0250 _DSC0249

いろんな作品が並んでいます!

 

あの真鍮の板っきれだったのがこんな立体になるなんて!

 

さて、「音の出る形」ということでしたが、何となくおわかりいただけますでしょうか。

そうです。どの作品も何かしらの音が出ます。

 

_DSC0261

彼女のこのうさちゃんは、上下にゆすると耳の部分が「ジャラジャラ」と音が出ます。

_DSC0263

 

_DSC0264

その様子がとてもシュールで笑顔がこぼれます。

 

 

金工作品は細かい作業を根気強くやっていた印象がありました。

みんなよく頑張った!

 

次の課題が楽しみです。

 

ではまた。

 

2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ

カテゴリー

メタ情報

東北芸術工科大学
TUADBLOG