4月3日(日)に2016年度入学式が執り行われ、総勢658名の新入生が新たな学生生活をスタートさせました。プロダクトデザイン学科には、67名の新入生が入学しました。
満開の桜も、彼らの新たな一歩を祝福しているかのようです。
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さて、プロダクトデザイン学科は、おとといから各教室で授業が始まっています。
まず、1年生が最初に取り組んでいたのは「デッサン・スケッチ」の授業です。日野先生と片上先生のご指導のもと、対象を真剣に見つめながら一生懸命手を動かしています。集中している所為か、みなさん鉛筆で手が真っ黒です。
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2、3年生は演習授業に取り組んでいます。先生方のお話を聞いて一言一句メモを取ったり、自分の作品や提案をプレゼンテーションしたりと、実践的な内容が入ってきます。
「プロダクトデザイン演習1,2 製品デザイン」の授業では、”美しさと使いやすさを兼ね備えたハンディークリーナーのデザイン”というテーマのもと、まずは構造を理解するための分解とスケッチ作業が行われています。日野先生(写真奥)のアドバイスをいただきながら、それぞれのグループが一丸となって課題に取り組んでいます。
「プロダクトデザイン演習1,2 ユニバーサルデザイン」の課題は、”親指が不自由なユーザを想定したドライバーグリップのデザイン”です。まずは体の特性による特徴的な動作を観察するための”体験”が行われています。柚木先生(写真右)と一緒に学生のみなさんが”眼鏡をかける動作”と、”扉を開けて閉める動作”を体験中です。
「プロダクトデザイン演習4 – インテリア」の授業では、”マンションビルの空間の活用企画とリノベーション”についての提案をそれぞれプレゼンテーションしています。早野先生(写真右)が発表を終えた学生に講評を行っています。
「プロダクトデザイン演習4 – カラー」の授業では、”デザイナー数人の働くデザインオフィス空間”についての提案をそれぞれ模型を用いて発表しています。エマニュエル先生(写真中央)がそれぞれの発表に対して一言ずつコメントをされています。
「プロダクトデザイン演習4 – 製品」の授業では、”近未来の電気自動車の提案”を行っていきます。今日は上原先生(写真奥)が、製品デザインを取り巻く社会状況についての講義を行っていました。
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4年生は卒業制作に向けてテーマ発表会を行いました。まだ4月ですが、既に卒業制作に向けて走り始めています。
というわけで、今年度もプロダクトデザイン学科の授業が始まりました。
引き続き、活気に溢れた様子をお伝えしたいと思います。おたのしみに。
こんにちは。
山形ではとうとう窓枠が結露しはじめました。
道路脇には落葉もどんどん積もり、だんだん冬へと
季節が移行している気配がします。
そろそろこたつとストーブと鍋の準備をしなければ!
さて、今日のブログは!
先週行われました「4年生後期卒制レビュー第一回」の様子をお届けします。
後期に入り、より具体的になっやデザイン案、
実物を用いた発表もありました。
ここからは当日の様子を画像にてお届けします!
終日かけておこなわれた今回のレビュー。
後期がはじまったと思ったら、あっという間、
間もなく11月になろうとしています。
本番の卒展は2月。
最終発表の12月まではあと2ヶ月程。
どんどん作って、
どんどんブラッシュアップして。
卒展では素敵な作品を発表してくれるはず。
まずは、次回レビューを楽しみにしています!
がんばれ4年生!
こんにちは。
だんだん朝晩冷え込んできましたね。
10月8日は二十四節気の「寒露」です。
露が凍りそうなくらい寒いという意味らしいです。
寒いわけです…。
稲刈りのはじまった田んぼでは、
今年は寒い所為かイナゴがいないそう。
そういえば今年は飛んできたイナゴにぶつかったりしてない…。
さて、そんな中、芸工大では後期授業が開始となりました。
今回のブログはそんな後期授業の様子を写真にてお届けします!
こちらはプロダクト準備室。
3年生の曲げ木コースの学生達が先生と相談中です。
準備室に設置されている名作椅子をじっくり観察したり、
先輩の作品の座り心地を試したりしているところです。
ちなみに曲げ木は基はこんな感じです。
本当にこの太さの木材が熱と蒸気で曲がります。
こちらは2年生のプロダクトデザイン演習3日野先生コースの教室。
こちらも先生とデザインについて相談中の模様。
何だか楽しそう。
こちらも2年生のプロダクトデザイン演習3柚木先生コースの教室。
テーマとなる製品を回覧しているところです。
実際に触ってみて「分かること」「気付くこと」が大事です。
こちらは3年生の酒井先生コースの教室。
第一回目の授業なので、授業の進め方や趣旨を
プロジェクターで投影しながら説明中。
こちらは4年生教室。
卒業制作の中間発表を控え、
4年生がモデル制作をもくもくと行っています。
がんばれー!
こんな感じではじまった後期。
各学年、半分折り返しです。
前期に学んだことを活かして、
素敵なデザインを作っていきましょう!
今回は授業の様子をご紹介します。
現在、地域企業連携という授業ではコースを選択した3年生が石英ガラスの加工等行っているテクノクウォーツ(株)さんとの産学共創に取り組んでいます。
4/21に企業を訪問し、石英ガラスの端材を使用したデザインやアイデアを企業の方にプレゼンテーションしアドバイスを頂きました。
石英ガラスとは透明度が高く、耐熱性や耐食性に優れたガラスです。主に半導体などに使われる事が多い様ですが、写真の琴は実際に音を奏でることも可能の様です。
熱心に説明する学生に企業の方も一緒になって考えてくださいました。
新たに課題も与えられ、今後の実作に学生は意欲を出していました。
カタチになるのが楽しみです。
PD HANEDA
こんにちは。
先週の春めいた日々から一転、
今週の山形は粉雪が舞っています。
あと二週間で卒業式。
卒展後の大掃除を経て、
プロダクトの実習棟の4年生教室は
だんだんと片付いてきました。
今年の4年生も、もうすぐ卒業しちゃうんだなぁ…。
そんな中でもせっせと卒業アルバム制作の為に、
動き回っているのはグラフィック班のみんな!
お疲れさま!がんばれー!
さて、そんな今日のブログは!
「ペーパープロダクトワークショップの講評会」の様子をお届けします。
以前の記事でも取り上げました「ペーパープロダクトワークショップ」。
その後の制作を経て、講評会を行いました。
お題は「ティーカップを入れるパッケージ」。
実際に入れるティーカップを各自用意し、
そのカップに合わせて製図し、箱を作りました。
講評会には特別講師としてお招きした山﨑先生と、
卒業生でありデザイナーをしてらっしゃる小野さんがいらして下さいました。
ではここからは、写真で当日の様子をお届けします!
講評会の後は卒業生である小野さんの講話会がありました。
そして最後は記念撮影を!
みんなそれぞれ思い思いの箱を作りました今回のワークショップ。
ワークショップ期間中、
学生はCAD室では製図のやり直しを必死でしてました。
ちょっとで寸法がずれたりするとうまく箱が組めないんです…。
パッケージをする際に材料をいかにうまく裁断し、無駄をなくすか。
中の商品の破損を防ぐ為に、どんな構造にするか。
商品の外側だけれど「箱(パッケージ)」にどんな意味や労力があるのか、
きっとデザイナーになって製品を作った時に役立ってくることでしょう。
みんなお疲れさまでした!
楽しそうで何よりでした!
こんにちは。
山形、昨日の夜から小雨が降っています。
先々週の大雪は何だったんだろか、
ってくらい暖かくなってきました。
南の方では早咲きの桜が咲いたところもあるとか。
気のせいじゃなかったんですね…
…目がかゆいのは!
何か来てますね。
飛んでますねこれ。
…見えない春を体感中です。
さて、今日のブログは!
春休み期間中に行われます「ペーパープロダクトワークショップ」に向けて、
山形市にあります富士紙器さんへ会社見学に行って参りました。
その様子をお届けします。
富士紙器さんは段ボール加工や、
段ボール素材のプロダクトを制作している会社です。
学生がインターンシップ等でお世話になっています。
では、ここからは当日の様子を写真にてお届けします!
最初に近くの公民館をお借りして、
富士紙器代表の瀬川さんより
会社のことやデザインのこと、
先日行われたフランスでの展示会のこと、
それらにまつわる色んなお話を伺いました。
その後は工場見学。
段ボールにも種類があり、
積層する厚みで強度も変わります。
そして実際に段ボールを大型機械を稼働し、
カットするところも見せて頂きました。
型をセットし、作動すると…
「猫田くん」の材料があっという間に量産されました!
「猫田くん」については、ぜひ富士紙器さんのHPをご確認下さい!
「ヒルナンデス!」や「王様のブランチ」でも紹介されたことのある、
段ボール製の可愛らしい子ども用椅子です。
工場の中では技術者さん達が、
無駄のない手つきで段ボールを加工していました。
そして工場見学から戻って来ると…
猫田くんのパン「ネコタパン」がお出迎え!
かわいい!そしておいしかったです!
そしてこの切り株みたいな加工の段ボール。
積層した段ボールを縦に切って加工しているそうです。
今回のフランスでの展示会で大人気だったそう。
あちら側が透けて見える。
その透け感がフランスでは受けたようだとのこと。
通気性もばっちりです。
そして、まとめの質疑応答タイム。
最後は作った猫田くん椅子といっしょに記念撮影をしました!
富士紙器さんありがとうございました!
本題のペーパープロダクトワークショップは、
春休み期間中に行われるワークショップの一つです。
ヤマサキデザインワークスの山崎先生をお招きし、
実際にコーヒーカップのパッケージを作ります。
詳しい様子は後日のブログでお届けしますので、
ご期待下さい!
こんにちは。
今日の山形は、ちらちらと小雪が舞っています。
でも、2月3日は、春分です!
節分です!豆まきです!
学校の上にある蔵王は雪でまだ真っ白ですが、
暦の上では春なんですねー…。
早くあったかくならないかなぁ…。
さて、今日のブログは!
3年生家具•インテリアデザイン演習「曲げ木椅子」
講評会と展示会の様子をお届けします。
毎年行われているこの企画。
特別講師として曲げ木加工の指導をしていただいている
秋田木工の方々も見えての講評会です。
本職の職人さんのアドバイスは、
とっても適格で勉強になります。
ここからは会場の様子を写真にてお送りします!
プロダクトデザイン学科実習棟の中、
ここが展示会場です。
各学生が制作した曲げ木の椅子が並んでいます。
ちなみに「曲げ木」とは簡単に言うと、
木材を高熱で蒸し上げて柔らかくなったところで、
型にはめて曲げる加工のことをいいます。
この2人掛けの椅子は…
2人で座るとこんな感じに。
モデルは講評会見学に来ていた4年生にお願いしました!
ありがとう!
ではでは、ここからは講評会の様子を。
みんなの前でプレゼン中。
デザインの意図や、制作でどんなところが大変だったか、
改良点や失敗したところ、成功したところ、
制作で気付いたこと、考えたことを発表します。
プレゼンした後は、
先生と秋田木工の方々に講評を貰います。
制作の精度やうまくいった点、
実際座った時の感触や、感想などを聞きます。
そして、作品を見ての総評を。
最後は記念撮影!
曲げ木椅子がたくさん並ぶと圧巻です。
学生が各々制作した曲げ椅子。
下記日程で展示会を行っていますので、
ぜひぜひ足をお運び下さい!
【曲げ木椅子展】
期間:2014年1月28日(火)〜 2014年2月7日(金)※土日休館
時間:10:00 〜 18:00
場所:プロダクトデザイン学科実習棟 C教室
こんにちは。
今日は重たい雪がぼたぼた降ってて、歩きにくい一日でした。
靴がべしゃべしゃになって朝からげんなりしました…。
あ、でも路面凍結してないだけまだいいのかなぁ…なんても考えたり。
…アイスバーン怖い!(学校の前の坂道は凍るから皆気をつけて!)
そして間もなく12月22日。冬至がやってきます。
一年で一番昼が短くて、夜が長い日です。
年も暮れですねーはやいなぁ。
どれどれ、まずは小豆かぼちゃ食べなくちゃ!
さて、今日のブログのお題は!
本日開催されました「4年生卒制最終レビュー」の様子をお届けします!
実習棟と木工室で行われた最終レビュー。
みんなどんな作品に仕上がっているのか楽しみです。
では、ここからは写真でレビューの様子をお伝えします!
作品を前にして、学生が簡単にプレゼンをしていく形式だった今回のレビュー。
先生方も、同級生の4年生達も、みんな発表者の話に耳を傾けていました。
どんな作品の発表だったのか、
内容は敢えて細かくはお伝えしません!
ぜひ卒業展示会へ足をお運び頂いて、
学生達本人よりデザイン背景や経緯、制作話を聞いて頂けたらと思います!
間もなく2014年もやってきます。
そして2月には卒業展示会本番です。
そこまでの間に、妥協無しで最後のブラッシュアップを行い、
悔いの無い完全な作品を作り上げてほしいなと思います。
がんばれ、4年生!
山形は、天気予報で雪マークがついたと思ったら、あっという間に雪が積もりました。
本格的な冬の到来です。
寒さに負けずに頑張りたいと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて本日は、3年生が製品デザイン演習2の授業で和紙漉き体験に行ってきましたのでその様子をレポートします。
三橋先生担当の製品デザイン演習2では、深山和紙と籐を用いて「照明デザイン、地域の素材・技術を掛け合わせるデザイン」をテーマに作品制作をしています。
そこで、今回山形県白鷹町にある深山和紙振興研究センターにお邪魔して、実際に学生たち自ら和紙漉きを体験してきました。
深山和紙は、およそ400年前の江戸時代初期に始まったと伝えられているとても伝統のある和紙です。
職人の高橋さんから、和紙の原料となる楮(こうぞ)の説明や、和紙づくりにおける様々な工程について説明していただきました。和紙漉きをするまでにもとても多くの工程があり、とても手間と時間がかかることを教えていただきました。
サンプルの和紙を裂いてみて、和紙の強さも体験しました。紙ですが、なかなか簡単には裂けません。
深山和紙は繊維が長いということも特徴だそうです。
和紙ができるまでの工程の説明を聞いた後は、いよいよ紙漉体験です。
まずは、高橋さんによるデモンストレーション。
手際よく、とてもきれいに和紙を漉いていきます。さすがです。
続いて学生たちがチャレンジします。まずは、簀(す)という和紙を漉くための道具を持って縦と横に揺する練習です。
練習が終わると、いよいよ本番。
和紙の材料が入っている漉舟から、材料をすくいあげ、簀を縦横に揺すりながら漉きあげます。
初めて体験する学生も多く、みんな真剣な表情です。
漉きあげた和紙はこんな感じです。やはり厚さを均一にするのはなかなか難しいようです。
漉いた和紙は、重ねておもしをして水分を抜き、一枚一枚乾燥させたら完成となります。
完成までは、時間がかかるので今回の体験の様子のレポートはここまで。
さて、どんな和紙ができるかな。そして、深山和紙と籐をつかってどんな照明デザインが完成するでしょうか。
最後は、深山和紙振興研究センターにある売店で和紙を使った製品を見学して、和紙も何枚か購入してきました。
今後の授業の様子は、またあらためてレポートします。
山形は初雪が降り、短い秋が終わりを告げ冬にだんだんと向かっています。
季節の変わり目、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は授業の様子をレポートします。
以前にもこのブログでも紹介しました家具・インテリアデザイン演習2(藤田先生・降旗先生)の授業。
前回は、ご協力いただく秋田木工さんの工場見学の様子をレポートしましたが、今回は学生それぞれのデザインが決まり、実際に制作が始まりましたのでその様子をレポートします。
デザイン画、図面をチェックしながら制作に取り組みます。
図面に間違いがないか、先生のチェックも入ります。
これが、これから曲げる木材たちです。
加工前は、丸棒も角材もこんなにまっすぐです。
授業には、秋田木工の職人の天童さんに講師として来ていただき、曲げ木のやり方、コツを教えていただきます。
まっすぐだった材料も、釜で蒸して、金属の治具に固定すると写真のように曲げることができます。
言葉で説明してもわかりにくいので、写真で曲げる作業の様子をお伝えします。
釜で蒸した木材を取り出します。奥に見える丸いふたがついているものが釜です。
材料の木材の片面に、治具をあて、もう一方の面に薄い金属の板をあてます。
治具と木材を固定しながら、徐々に曲げていきます。
みんなで力を合わせて曲げていきます。
最終的には、こんな感じで治具と木材をしっかり固定してしばらく置きます。
木材を曲げることは、木材にとってはとても大きな負担がかかるので途中で割れてしまったり、亀裂が入ってしまったり、なかなか思うようにいきませんが学生たちは頑張って制作に取り組んでおります。
さて、どんな椅子が完成するのでしょうか。
制作が進んだら、また改めてレポートしたいと思います。
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